概要

 レム睡眠(身体が眠り、脳だけが起きている状態の睡眠)時、脳はその日得た情報・経験を整理し、記憶に落としこむ。
 この際、その情報が混ざり合ってあたかも現実であるかのように脳内で再現される映像・体験が夢だと一説には言われている。

 生物学的な夢とは上記の通り睡眠時の脳の活動に過ぎないが、文化的に夢は神秘的なエネルギーを秘めているとされる。
 いわゆる予知夢、正夢、夢のお告げといったものはその最たる例だろう。
 また多くの夢はそれを見ている間は夢と認識できないが、時折その認識が出来る夢があり、これは明晰夢と呼ばれる。
 明晰夢の際は自分で夢をある程度コントロールすることが出来るようになり、目覚めた後も覚えていることが多い。

 改めて能力の視点から夢を見てみる。
 生物学的な定義の上で言うと、エスパーによる夢の操作はテレパシー記憶操作を複合し、
 対象の夢の内容を任意に書き換えるものになる。
 これをさらに応用し、他者の夢、すなわち脳活動をリンクさせて同じ夢を見せるものもあるだろう。

 対象が眠らないと効果を発揮できない欠点はあるが、眠っている時は精神的にも無防備な状態であるため、
 精神のより深い領域まで作用を及ぼすことが出来る。
 一度支配してしまえば、対象の精神を崩壊させたり、記憶を改ざんしたりすることも容易いだろう。
 また夢での体験は強烈な暗示である。時には夢で受けたダメージが、現実の肉体のダメージとして反映されることもあるだろう。


エスパー

+ 夢を見せる能力
夢を見せる能力
 → 精神干渉 /
眠っている対象に任意の夢を見せる能力。
自分が眠っている時にも発動し、夢の中で自由に活動することが出来る。
【特殊攻撃】:眠っている対象に悪夢を見せ、精神を摩耗させる。
【自律能力】:自分が眠ると自動で発動。夢の中で自由に活動が出来るようになる。

+ 夢をつなげる能力
夢をつなげる能力
 → 精神干渉 /
周囲にいる眠っている者同士の精神をつなぎ、同じ夢を見せる能力。
自分に対しても発動し、自分が他人の夢に介入した時、夢で起こること全てを支配することが出来る。
【特殊攻撃】:夢を支配し、攻撃イメージをそのまま具現化して精神を直接攻撃する。
【広範囲】:周囲で眠っている者同士の精神をつなぎ、同じ夢を見せる。
【自律能力】:自分が眠ると自動発動。他者の夢に介入し、その支配権を得る。






最終更新:2015年12月29日 15:51