目次
マップが
VOR, NDB,
ILSといった地上の航法支援施設をサポートしているならば、レーダー表示範囲より遥か先の目的地まで飛行でき、さらに悪天候下でも滑走路に着陸することが可能になります。
航法計器の操作方法は、YSFLIGHTのヘルプ『航法支援設備(VOR,
ADF)、計器着陸装置 (ILS)、レーダー』の項に記載されていますので、そちらも参照してみてください。ここではHUD表示ベースで説明したいと思います。
このページでは、個々の計器について解説する前に、共通の操作および表示について解説します。
操作する計器の選択
- 『L』キーを押すたびに、NAV1→NAV2→ADF→ヘディングバグ...と、操作対象を切り替えることができます(逆に言うと、一度に操作できる計器は1つ。ということになります)。
標識局の選択
- NAV1, NAV2, ADFを操作対象にすると、画面左上に受信可能な範囲にある無線標識局が距離的に近い順にリストアップされるので、その中から受信したい局を数字キーで選択します。NAV1, NAV2はVORかILSの局を、ADFはNDB局を選択できます。
- 『0』キーでSelect Noneを選択すると、どの局も選択されていない状態に戻すことができます。周囲に8つより多くの局が存在する場合、残りは『9』キー(Next Page)で次ページ以降に表示されます(最終ページには「9. Next Page」が表示されないので、「受信したい標識局が表示されない!」と焦ってしまうことがありますが、『9』キーを押せば最初のページに移動することができます)。リスト表示は『Esc』キーで消すことができます。
- 初期に作られたアドオンマップの中には、識別名が表示されないものもあり、局の区別がつかないため、航法計器を活用できないことがあります。
計器の表示
- 操作対象の計器には、左下に○が表示されます(ヘディングバグ選択時はNAV1の右下に○)。NAV2とADFは、局を選択しないと計器は表示されません。局を選択すると計器には識別名が表示されます。
- シンプルHUDでの計器表示(NAV1, NAV2, ADF)は、アナログ計器パネルと同等のスタイルになっています。特徴としては、NAV1, NAV2, ヘディングバグに設定したコースが数字で表示されます。一時的に標準HUDから切り替えて(『Ctrl』→『U』キー)、コースを設定・確認するのもよいでしょう。ただし、小数点以下は(設定できるが)表示されないため、誤差を含んでいることは認識しておきましょう。
- シンプルHUDではNAV1, NAV2, ADF共に、局を選択しないと計器は表示されません。操作対象の計器には、左下に■が表示されます(ヘディングバグ選択時はマーカーがHUDの色に塗りつぶされます)。
計器の操作
- 操作対象の計器は、『7』/『8』キーで、コースセレクタやヘディングバグを操作することができます。ただし、ADFに対して操作できることはありません。各計器の詳細は以降で説明します。
最終更新:2016年01月09日 13:38