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概要

  • ADFは、NDBと呼ばれる無線標識局の方向を指し示す計器です。コンパスカードの真上(12時方向)を基準として、針が左右に何度ずれているかによって、機首とNDB局との方位差を表現しています。つまり、ADFの針が真上に来るように針路を取り続ければ、NDB局へ向かうことができます。

NDB標識局

使用例

  • 下図は、フィールド『AOMORI』, 開始位置『MISAWA_RW10』で飛行開始、『L』キーを3回押してNDB STATION選択表示で『1』キーを押して『HACHINOHE』を選択しています。ADFの針は45度右を指しています。機首方位は100なので、100+45で方位145が現在位置から見たNDB局の方角であることが分かります。ただし、NDB方位は離陸開始後から徐々にずれていってしまうので、最終的な針路は、飛行中にADFの針を見ながら調整します。

コンパスとADF

離陸後、右旋回してNDB局へ向かう

  • NDB局へ向かって飛び続けていると、あるところでADFの針が180度回転して真後ろを指すようになります。これでNDB局上空を通過したことが分かります。
  • 現在ではNDB局の多くが、VORと呼ばれる無線標識局に置き換えられています。YSFLIGHTの現実世界を模したマップでも、NDB局はあまり設置されていないので、航法は主にVORを利用して行うことになります。



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最終更新:2015年12月26日 10:40