赤馬零王 - 遊戯王＠2ch辞典

赤馬零王(あかば　れお)

赤馬零児の父親。褐色のスキンヘッドにおめめが綺麗。
現在融合次元のアカデミアに滞在しており、アカデミアの人々からは「プロフェッサー」と呼ばれている。
「プロフェッサー」という立場は校長ではないようだ(三年前に脱走しようとするセレナを追いかけたライオンヘアーのおじさまが校長)

融合次元のアカデミアを襲撃の拠点とし、他の次元にデュエル戦士を送り込んでいるようだ。

零児が融合次元に飛び込んだ三年前の時点で会社も家族も放り出して融合次元にいる模様。
零児がLDSの社長業を継ぎ舞網チャンピオンシップを開いているのも零王を倒すための精鋭を選別することが目的である。
零児は3年前にスタンダード次元に送り返された時点では、父親に（融合次元や侵攻の目的など）何をするか聞くなど
普通の親子の様に慕っている様子だったが、現在ではユートのエクシーズ次元の過去の惨状をモニター越しで聞きながら怒りに手を振るわせるなど、
現在では表面上倒すべき敵の認識が強いようだ。

その正体は、4つの次元が1つだった世界でリアルソリッドビジョンを完成させた科学者で、それによりデュエル技術を発展させたが、ズァークの出現により世界は崩壊へと進行してしまう。
だが、自然エネルギーを集めた4枚のカードを完成させると覇王竜と化したズァークに挑むが、娘のレイが4枚のカードを奪い、4つのカードの力でズァークを倒すが、同時に次元が4つに分かれ、レイとズァークもまた4つに分裂し、それぞれの次元に転生した。
その後、零王はスタンダード次元で記憶を失った状態で辿り着き、町工場で密かにソリッドビジョンの研究を続け、かつてのリアルソリッドビジョンを再び完成させる。
だが、自身の失った記憶を取り戻すとプロフェッサーとして次元侵略を始め、4つの次元を再び一つに計画を進行し、第5の次元アークファイブを作り出そうとしていた。

分断された世界の統合と、その原因となったズァーク復活を阻み、その犠牲となった娘を取り戻したいと動機や心情を理解できる悲しき悪役のように見えるが、その方法が今の家族を顧みず捨てた同然、融合次元のデュエリストを洗脳同然に兵士として教育して目的の為の尖兵に変え、エクシーズ次元を破壊して人々をカード化、更にカード化した人々は第5の次元のための燃料同然の扱いと、目的の為なら他人の犠牲を辞さない遊戯王シリーズの父親だった。

遊勝が息子のために戦っている時に自分のために時間を稼いでいるかのように捉えているかのような言動をしたり、
ズァークに対し挑む時にランサーズに対して一切和解も反省もしてないのに仲間面としか言いようがないような顔をして堂々と登場したりと、
かなり身勝手かつ物事を自分の都合のいいように受け止めがちなフシが見られる。さすが遊戯王の父親。

139話にてランサーズと各次元の協力者達から引き継いだズァークとのデュエルの場で、4枚のカードの力を発動させようとするがズァークの罠カード「覇王無礼」の効果により
4枚とも全てを墓地に送られた上、バーン効果のダメージを受け敗北した。なおその際0ターン、実際の放送時間にして2分42秒で退場と言う珍事が発生した。(*1)

担当声優は以前梶木漁太を演じた浪川大輔氏。所謂イケメン好青年役が多い中で「ルパン三世」の五ェ門役のように
普段演じる声質とは違う見た目通りの渋いボイスで演じられている。(過去に一度、影丸理事長、ホセ、ハートランド、フェイカー、ドン・サウザンド、ナンバーズの扉のように戦隊シリーズにて幹部格の声を演じた経験はある)
梶木を演じた新人時代の頃とは異なり、風間氏や宮野氏の様に経歴の差を感じさせる。