カミューラ
胸元と両腰のスカートのスリット部に蝙蝠の刺繍が施された露出の高い赤いドレスを着こなす妙齢の女性で、三幻魔を封印する七精門の鍵を狙ってデュエル・アカデミア島に上陸してきたセブンスターズ二番目の刺客。彼女に敗北したものは人形にされ彼女の私物にされる。これによりクロノス、亮が人形にされた。
見た目は腰下まで届くほどの緑色の長い髪をした妖艶な美女だが、感情が高ぶると口さけ女のような表情になる。同時に明日香にも劣らぬ豊満な胸の持ち主で、腰はくびれ、すらりと長い美脚と容貌は美しく、エルフの様に耳朶が尖っており、正しく絶世の美女でもある。
見た目は腰下まで届くほどの緑色の長い髪をした妖艶な美女だが、感情が高ぶると口さけ女のような表情になる。同時に明日香にも劣らぬ豊満な胸の持ち主で、腰はくびれ、すらりと長い美脚と容貌は美しく、エルフの様に耳朶が尖っており、正しく絶世の美女でもある。
中世ヨーロッパの時代に繁栄していたヴァンパイア一族のただ一人の生き残り。カミューラ自身は吸血鬼、ヴァンパイアながら、太陽の下でも平然と活動する事が出来。自身の肉体を霞に変えて飛行したり、使い魔である蝙蝠の目を通じて遠隔視が出来たり、吸血鬼らしく鋭い犬歯を持っていたりするが、一方でTF3では朝に弱いらしいコナミ君を迎えに来たりする等、日中でも活動できるヴァンパイアであり、人間と何ら変わらない一人の女性である。
千年アイテムと似通った闇のアイテムは首のチョーカー。
- 《ヴァンパイアジェネシス》を切り札にした【アンデット族】の使い手。自身の出生からかヴァンパイアに纏わるカードが多めであった。
一見するとテーマデッキのようにも見えるが実際は《サンダー・ボルト》+召喚条件無視の《死者蘇生》というぶっ壊れカードにして三幻魔と繋がっている闇のカードである《幻魔の扉》がメインという悪い意味でアニメ向きのデッキであった。
《幻魔の扉》を使用しなかったクロノス戦ですら、禁止制限を守らず《ブラック・ホール》内蔵フィールド魔法《不死の王国-ヘルヴァニア》を使用しており、その上明らかにクロノスの戦術をピンポイントで対策していたりなど評判はあまりよくない。
そもそも切り札である《ヴァンパイアジェネシス》の効果を活かせずただのアタッカーとして使用したり、亮に勝つために翔を人質にしたり、ピンポイントメタの理由があらかじめデッキを僕である蝙蝠に偵察させていたからだったりと、
戦歴の割りにプレイングがヘタれており、それが祟って十代に敗北している。
その後《幻魔の扉》によって自身の魂を食われる。 - カミューラのその後が描かれていない原作アニメでは幻魔の扉の元の持ち主であろう影丸が十代に敗れた後の改心後、扉に閉じ込められていた彼女を助けだしたと考えられるほか、確実な話としては影丸及び三幻魔が倒されたときに幻魔に捕らわれていたデュエルの精霊が例外なく解放されていることから生贄として幻魔に取り込まれていたカミューラの魂もまた精霊と共に確実に解放されており彼女の生存その物は確定している模様である。扉に魂を奪われたときに消滅していた彼女の肉体についても後のシリーズ等で某かの存在に魂を奪われた際消滅した肉体が無事に再生している人々の存在や、3期においてカミューラ同様肉体の消滅した生徒達が無事生存していたことから彼女の魂が幻魔より解放された後に消滅していた肉体も再生した物と見られる。
- また、肉体の再生については、影丸が十代とのデュエル時に十代の肉体ごと幻魔に取り込もうとしていた旨の発言をしていることから、カミューラの肉体は幻魔の扉によってカミューラの魂ごと幻魔に取り込まれていたことが確定しており、三幻魔と影丸が十代に倒された折に、デュエルの精霊たち同様に、カミューラの肉体と魂も無事に現実世界へと戻って来たことが確実となっていて、カミューラ自身はその後未登場ながらも無事生存している事が確実となっている。
- TFシリーズでは三幻魔封印と共に闇の力を失ったであろう幻魔の扉より解放されたのかTF3にて肉体共々再生、復活している。TF3のEDの語りからしてその後はヴァンパイア一族再興を目指し婿探しをしているようだがTF主人公である通称コナミくん。赤帽子の主人公と結婚したと思われる。ヴァンパイア一族再興を目指しての婿探しであった為、その後を考えるとカミューラはTF主人公であるコナミくんと結婚後、コナミくんとの子供を数人程度は産んだだろう事が推察される。また過去に一族を虐殺され一人になってしまったという経緯から孤独になる事を恐れている事も考えられ、何らかの方法でコナミくんにヴァンパイアとなってもらい、コナミくんとカミューラが人間時間とは異なる末永い夫婦関係となっている可能性も考えられる。
- 中世ヨーロッパ時代に人間に迫害され虐殺されてしまったヴァンパイア一族のただ一人の生存者で、自分たちヴァンパイア一族を化け物と蔑み差別した人間を憎んでいる。人間に追われる中、共に逃げていた家族と思われる少年を目の前で殺されており、その際に涙を流していた彼女の姿が痛ましい。その後GX本編の時代まで洞窟の中に隠された棺桶の中で永い眠りについていたところを影丸によって起こされ幻魔の力を使った一族再興を持ちかけられてセブンスターズへ加入。セブンスターズへ加わったときに影丸より闇のアイテムであるチョーカーと魔法カード幻魔の扉を貸与されたものと考えられる。
- 一見すると卑怯で卑劣なデュエルを行うカミューラだが、人間に虐殺された一族の復活という重い事情を背負い、一族の為にも負けることは許されないが故のものであり事情が事情ゆえの仕方のない部分もある。過去の事とはいえ人間の行った自分たちと異なる異種族への偏見と差別がヴァンパイア一族の虐殺を引き起こしているためカミューラもまた被害者であり、家族を殺され、一族を殺され、自らは孤独となり永い眠りの果てに再び影丸(人間)に利用されたカミューラを一方的に卑怯者の悪と断じる事はできない。
- カミューラ自身は中世ヨーロッパの時代、故郷において人間に追われる中を家族と見られる少年を庇いながら避難しているさなか、彼女の目の前で彼女の弟と見られる家族を殺されるという惨劇に見舞われた悲劇の女性である。過去を語る時のヴァンパイア一族への思いから一族思い、家族思いの、心優しい善良な女性としての過去が描かれており、彼女自身はけして悪人ではない。尚、彼女の好物にはトリュフパンやステーキパン等の高級食材を使用したドローパンが多く、普通の言葉遣いの中に時折丁寧な口調を交える優雅な一面も併せ持つ。ちなみに黄金の卵パンも当然のように好物らしく、ドローパンの最高峰は彼女の舌をも魅了した。