■ &blanlink(国連安全保障理事会に、ウクライナにおけるナチズムの証拠が提示される。反論は見つかりませんでした。){https://note.com/akaihiguma/n/n30bab49f76c9} 「note:あかいひぐま(12.07.2022)」より
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7月11日、ウクライナのネオナチズムと超国家主義をテーマに、ロシア主導で「アリア式」¹の国連安保理会合が開催された。

ロシア、LDNR、ドイツの専門家は、ナチズムが国内で横行している証拠を理事会に示した。国際機関のロシア連邦第一副大使ドミトリー・ポリアンスキーがイベント後に語ったように、講演者の目的は、ウクライナを非難する必要性についての西側の同僚の疑念を払拭することでした。そして、外交官によれば、それは達成されたのだという。

「非常に説得力があったので、西側の代表団のメンバーは、表明された情報に異議を唱えようとさえしなかった」とポリャンスキーは述べた。

その証拠に、反論の余地はありません

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)







(※mono....日本の左派も右派もウクライナの深層を見ようともしない。私のような市井の雑魚でさえ調べれば分かることなのに。いや、彼らは知っていながら自己の政治的立場に従っているだけなのかも知れない。)







■ クライナの「ネオナチ」と人種差別問題 「馬渕睦夫が語る虐殺とウクライナ問題の真実()」より
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混沌とした各国の思惑や情報戦のさなか、世界を横軸に視ることで国際情勢を多面的に捉えることができます。現在ネットで話題になっている、他では聞けないニュースをお届けします。

東欧の貧困国ウクライナに旅行、観光するのであれば認識しておきたいのが「ネオナチ」の存在。ウクライナに旅行する日本人としては気を付けたいところだが、日本にいるとなかなか情報が入ってこないのが現実。第二次世界大戦中のヒトラー信奉者のように振るまう現代のウクライナ人。ウクライナ旅行者にとって重要なのは、ウクライナのネオナチは人種差別、排外主義、白人至上主義であり、日本人だろうとお構いなしに排斥の対象と見做している。実際、ウクライナではアジア人へのネオナチの犯行とみられる暴行事件が多数発生しており、近年はロシアとウクライナ内戦による軋轢もあって、ネオナチの数は増加傾向にあるといわれている。

ウクライナ観光、旅行者に襲い掛かるネオナチ

2014年、アメリカが裏で工作し、ウクライナの首都キエフにあるユーロ広場では反政府行動が始まっていた。ウクライナの街ではネオナチを中心とした暴力的な事件が多発し、棍棒、ナイフ、チェーンなどを手に、石や火炎瓶を警官隊に投げつけるだけでなく、トラックなどが持ち出され、ピストルやライフルなども所持していた。

ウクライナ人のネオナチ基本思想は、人種差別、反ユダヤ主義、そして暴力思想である。彼らのターゲットは、とりわけ、アジア人、ユダヤ人、ロマ人、黒人、トランスジェンダー、政治的敵対者、障害者、ホモセクシャル、社会的弱者などである。Neo-Nazism - Wikipedia

ウクライナ危機の主な原動力だったネオナチ

2014年、ウクライナ危機の主役である右派セクターが、クーデター背後の主な原動力だった。アメリカのネオコンが、ウクライナのネオナチに資金提供していたことも証拠がある。ウクライナの民族主義であり、人種差別を好むネオナチ団体、右派セクターは、トリズブをリーダーとする、ナチス指向の集団の集合体だ。彼等は白人の純血を主張し、ヒトラー時代に行われた粛清を呼びかけている。右派セクターも、パルビーが社会国家主義青年組織として立ち上げた、全ウクライナ連合祖国の一環だ。全ウクライナ連合祖国は、2008年にウクライナ民族アンサンブルをたちあげる基盤となった。ウクライナ東部紛争、内戦でロシア人を虐殺しているウクライナのネオナチ。この危険な集団の声明は「他の民族に戦争を仕掛け、最終的にはウクライナを核保有国、世界覇権国にする」という計画の声明だった。



■ ウクライナのナチズムを理解するためにpdf 「Lucas Leiroz de Almeida(February 25, 2022, Global Research)」より
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{西洋では、各種メディアが、ロシアの、ウクライナを「脱ナチ化」しようとするアジェン
ダには根拠がないと言っている。それと同時に、西洋諸国の一般的見方は、ウクライナの
現実とは完全にかけ離れていて、主流メディアによって報道されることだけを、信じよう
としている。その結果、現在のウクライナには、ナチズムの痕跡もないという、ウソに基
づいて、ロシアのやり方を強く否定する態度が生まれる。この意味で、急ぎ要求されるの
は、質のよい情報が西洋の聴衆に広く伝えられ、ウクライナの現実に関して、ウソで固め
るよなことが起こらないようにすることである。}

西洋のほとんどすべての、TV チャンネルと新聞において、ウクライナのナチズムは、考
えられる最悪の議論によって進められている:— ゼレンスキーはユダヤ人で、ウクライ
ナは民主主義の国だ、など。この種の浅薄な考えは、マイダン広場以来のキエフの、破局
的な事情の詳細な分析を妨げている。あのとき、あるクーデタによって、ある反ロシアの
暫定政府が権力を握り、人種差別と、反ロシアのイデオロギーを制度化するようになり、
それが今日までずっと続いているのである。
我々が「ウクライナのナチズム」という場合、我々はキエフが、ヒトラーのベルリンの現
代版だと言っているのではない。そうでなく、ネオ・ナチの要素が、2014 年から後のウク
ライナの、基本的なポイントだということである。マイダン広場のクーデタは、NATO に
よって公然と支援され、財政援助されていたが、それはモスクワ自体の戦略的環境の中で
の、ロシアのどんな影響も、転覆させる方法としてであった。その目的は、ウクライナを
傀儡国家にし、ワシントンの命令で動かし、ロシアとのどんな繋がりも断ち切ることだっ
た。そこには、キエフとモスクワ間の、政治的、経済的、また外交的な関係を、廃絶させ
る目標があっただけでなく、両国間の文化的、民族的、宗教的、かつ言語の絆をも、なく
する目標があった。
それ以来、反ロシア的計画がずっと実行されてきた。民族的ロシア人は、過去 8 年間、迫
害され続けた――ある地域では組織的な、人種絶滅の方法が取られた。ロシア語は、ウク
ライナ語を話さない人々の全都市で、犯罪化された。ギリシャ正教の分裂は、モスクワ家
父長制から、ウクライナ「国民教会」を作り出すために、支持されてきた。しかし問題が
残る:——もしウクライナ人とロシア人が、こんなに近しい間柄なら、どうしてこれが可
能だったのだろうか? 多くのウクライナ人がロシア語を話し、民族的ロシア人と結婚し
ている。しかも、この国の人口のほとんどが、ギリシャ正教に従っているのだ。ではこの
ような、うまくいった人種差別政策が、どうして可能だったのか?
これは確かに、マイダンの計画者たちの最大の関心の一つだった。その答えはナチの要素
にあった。そしてそれは、ポロシェンコ政府時代の内務大臣、Arsen Avakov によって非常にうまく解決された。アヴァコフは、マイダンを支持していたネオ・ナチを利用する方法を考え出し、これら過激グループを、新しいマイダン体制の防御のキーポイントにした。
+ ...
西洋では、スラブの歴史については集団的に無知であるために、多くの人々がナチの人種
差別は、ユダヤ人に限られたものと考えているが、実は、反ロシアの憎しみが、第 2 次大
戦を動かした最大の力の一つになっていて、それがヒトラーを反理性的な決断へと導き、
彼は侵略によって、ソ連邦を併合しようとした。この感情が、これらネオ・ナチ軍団に生
きていて、彼らはロシア人を殺しつくすためなら、文字通り何でもしようと考えている。
彼らは人種的な確信において、ウクライナの軍隊より、もっと狂信的なのだ。
Azov Battalion(アゾフ大隊)、C14、それに右翼の武装集団 Pravyy Sektor、Svoboda のようなグループは、ウクライナ内部で自由に活動し、ドンバスの民族的ロシア人の全滅に、最も力を入れた者たちである。これらのグループは、より暴力的で、ウクライナの正規軍よりもっと進んだ装備を用いている。彼らはキエフの、反ロシア的残虐の表看板となっている。ネオ・ナチとして、これらの軍団は、ロシア人とウクライナ人の間のどんな絆でも破壊するという、政府の目標に、何の抵抗も感じていない。だから彼らは、マイダン(クーデタ)時代の主たる盟友になっている。
2020 年の Freedom House(国際 NGO)の報告「ある新しいユーラシア極右の蜂起」に
は、今日、ウクライナ社会では、極右(far right)が、最強で、最も勢力をもつ要素の一つで、進んだ武装をした、高度に専門化され、顕著に政治的な勢力だと言っている。言い換えると、この地上の別の場所で、暴力的で犯罪的な集団であり得た者たちが、キエフによって、親マイダンの、並行的な武装勢力に転換された、ということである。この種の行動を勢いづかせるものは、元々のナチズムからきている。すなわち、Schutzstaffel (SS)は、1930 年代と 40 年代に、最も大きなドイツの武装政治勢力だったが、この集団は「ドイツ武装軍」の一部ではなく、正規軍から切り離され、政府によって準備された、民間警察のようなものだった。
ここには大きな戦略的な目標があった。すなわち、ドイツ軍は政府によって命令されたが、SS はナチ党のため、ヒトラーのために戦った。すなわち、もしドイツが降伏したら、SS 隊がドイツ軍に宣戦布告することになっていた。この種の「二重の盾をもつ」軍事システムは、キエフが実行しているものと同じである:― もし、ある日、親ロシア政府が選ばれたなら、ネオ・ナチ軍団がキエフに対して宣戦を布告する。そしてそれは、正規軍を打ち破るほど強く、SS 隊がドイツ軍より強いのと、それは同じだった。
こうした集団は、軍事力の面で活動するだけでなく、文化的な面でも、普通のウクライナ
人の間で、反ロシアの憎しみを醸成するものだった。シュテファン・バンデラ(ウクライ
ナの反ソビエト・ナショナリスト指導者で、ナチス・ドイツと協力した)は、こうした徴
候の一つである。マイダン事変の前は、バンデラは、他のウクライナの歴史と同じような
名前だったが、ネオ・ナチスや反ロシア政治家によって、国家的英雄として記憶され、尊
敬されるようになった。同じ意味で、これらの集団は、ロシア正教会の教区や寺院に対し
野蛮な振舞いをし、ロシアに完全に敵対するウクライナ人の精神性を、強化したというこ
とができる。それは次第に、地方人口にまで浸透しつつある。
ウクライナは実は、一人のユダヤ人に支配されており、この国の権力構造は、内部的に権
威主義的で腐敗しているにもかかわらず、実は公的には「民主的」なのだ。しかしナチの
要素はそういう様相を取らず、マイダン後のウクライナの状態を、保護する構造をとって
いる。それは、ネオ・ナチ軍団の国家的連携に支えられており、その目標は、キエフの権
力者が誰だろうと、ひたすらロシア人を迫害し、殺すことである。これらの軍団にとって、共和国の大統領がユダヤ人であるかどうかは、どうでもよい。大事なことはロシア人が死ぬことで、これはネオ・ナチスにも、彼らが保護する親 NATO 政治家にも、利益になるのである。言い換えると、西洋のメディアが、ウクライナのナチズムについて、プーチンの主張を否定する議論は、弱く、浅薄なものなのだ。
モスクワが、ウクライナを「脱ナチ化」しようとすることは正しい。それはいくつかの国
家が連携して取るべき手段である。世界中でナチズムが「非難されている」が、それは西
洋を利する場合だけである。現代においてナチズムが、最も政治的経験に接近した場合で
も、それは人権と民主主義を弁護するリベラルな政府が、それを見て、平和的にこれを許
しただけだった。ロシアはこれ以上、ネオ・ナチスによって、彼らの人民への犯罪が行わ
れることに耐えるつもりはない。そしてその決断は、全く間違っていない。
[訳者 Grewatchain 注]

これは読みやすく、わかりやすい。これによって、今、ウクライナとロシアに間で起こ
っていることを、我々のほとんどが、正しく理解していなかったことがわかった。これ
を読んで「ロシアが悪い」の一方的な合唱は、少しは減るであろう。我々の誤解や無知
がいろいろあった。まず、ウクライナが少なくとも 8 年前から、ずっと異常な状態(ク
ーデタ)にあったことを知らねばならない。この国は、歴史も事情も知らない人が考え
るような、平和な民主国家で、すべての人が平等に市民権を得て暮らしているのではな
かった。恐ろしいことが行われていた。「ネオ・ナチス」と呼ばれる、想像を絶する残虐
な連中がいて、彼らはここで読む限り、数年前までよく見た「イスラム国」の集団に近
いと思われる。どちらにしても、この者たちを利用しているのは米と英である(ジョン・
ピルジャー論文を見よ)。
我々は「イスラム国(ISIS)」の暴挙を見て、彼らを掃討するのに同情を覚えることがほ
とんどないように、このウクライナという土地に巣食うネオ・ナチの掃討に、同情を覚
えることは、ほとんどないと思われる。もちろん戦争は早くやめてほしい。しかし、プ
ーチン氏のロシア軍のやっていることの意味と、それがいかに必要かは、これで了解で
きると思う。これは本当は、ロシアとウクライナの内部事情であって、世界的に臨時ニ
ュースを流すようなことではない。
この戦争の内容が特別のものであるのは、ゼレンスキー・ウクライナ大統領の言動から
わかる。彼は、自分は何も言えないと言い、これはロシア人の皆さんが決めることだと
言っている。つい今し方のニュースでは、バイデンが彼に、「(戦場から)非難させてや
ろうか」と言ったら、彼は、「それは結構、私は車でなく、弾薬が必要だ」と言ったとい
う。https://www.infowars.com/posts/ukraine-president-volodymyr-zelensky-rejects-usoffer-of-evacuation-saying-he-needs-ammunition-not-a-ride/
とにかく、よく事情を調べもしないで、プーチン氏を一方的に断罪するようなことはや
めた方がいい。この世界を大きく見誤ることになる。このよくできた論文を読んだ上で
で、発言すべきである。












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最終更新:2022年07月16日 14:16