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北方領土】 / 【日露関係
■ ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使 会見 2019.3.28

jnpc
2019/03/28 に公開
Mikhail Galuzin, Ambassador of the Russian Federation to Japan

就任後、初となる日本記者クラブでの会見。昨年11月の日ロ首脳会談での合意を受け、交渉が進められる平和条約に質問が集中した。交渉の基礎とされる1964年の日ソ共同宣言については「文書全体をみて履行する必要がある」と強調。色丹島、歯舞群島の返還が明記されたことは「ソ連、ロシア側の善意の行為」とした。

司会 川村晃司 日本記者クラブ企画委員(テレビ朝日)


★■ 日ソ共同宣言に向き合う…駐日ロシア大使生出演第2弾 「BS朝日『日曜スクープ』(2019年2月24日)」より
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ロシア・プーチン大統領は年次教書演説で、「平和条約締結に向けて双方が受け入れ可能な条件を模索する準備がある」と発言しました。2019年2月24日のBS朝日『日曜スクープ』は、先月27日に続き、駐日ロシア大使のミハイル・ガルージン氏が生出演。平和条約締結交渉の基礎とされる、1956年の日ソ共同宣言に向き合いました。

■プーチン大統領が年次教書演説で言及した意味

山口
今月20日にプーチン大統領が年次教書演説で日ロ関係について言及しました。「日本とは政治的対話、経済協力の発展を継続していると。平和条約締結に向けて双方が受け入れ可能な条件を共に模索する準備がある」と発言されました。年次教書演説で日本との平和条約について触れたのは実は初めてとのことなんですね。大使、日本について触れた時間は長くなかったのですが、やはり日本との平和条約というのはプーチン大統領にとって非常に重要な内容である、と考えてよろしいですね。

ガルージン大使
はい。ロシアのアジア外交の優先課題の中で日本との関係のさらなる発展というのはもちろん大きな意義を持っています。今回、大統領は年次教書の中に対日関係について言及しましたが、その前にもいろんな演説の中で日本との関係に言及しています。例えば日本が重要な隣国であり、有望な相手国であるということをはっきりと何回も強調しています。日本との関係において、日本と協力して二国間、国際問題の解決にあたりたいという趣旨のことを大統領が何回も言っています。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で)
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■「ナチス・ドイツが最大の脅威だった」

■「重要な隣国だからこそ日ソ共同宣言」

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山口
日本とソ連の国交を回復させました1956年の日ソ共同宣言を中心に大使に伺っていこうと思います。安倍総理とプーチン大統領は日ソ共同宣言を基礎として平和条約交渉を加速させようということで合意したわけですね。改めて日ソ共同宣言とはどんな内容なのか大木さんお願いします。

大木
日ソ共同宣言は1956年10月に両国が署名したものです。これまで第9条の、平和条約締結後に歯舞、色丹二島を日本に引き渡す、という部分をお伝えしてきましたが、実は、内容は多岐に渡っています。

まず、日ソ両国は戦争状態を終結し外交関係を復活させること、
それぞれの自衛権を尊重し、相互不干渉を確認。
ソ連は日本の国際連盟の加盟を支持すること、
ソ連は戦争犯罪容疑で有罪を宣告された日本人を釈放する、これはシベリアに当時まだ抑留されていた人たちの帰国のことを意味します。
そしてソ連の賠償請求権の放棄、両国の戦争に対するお互いの請求権の放棄が取り決められています。
さらには通商関係や漁業についても取り決めていました。
大使に伺います。この多岐にわたる日ソ共同宣言ですが、実質的に両国にとって平和条約に近いものという印象を受けるんですがいかがでしょうか。

ガルージン大使
確かに近いです。第1条には日ソ間に友好善隣関係が回復されるということになっています。共同宣言という文書は本当に平和条約に近い内容であります。だが、その文書の第9条の中では両国が国交回復後も平和条約交渉を続けるという風になっております。だからこそ今、平和条約交渉を日露間で続けているわけでございます。

(※mono....以下略)

■「米政権の敵対政策では在日米軍が脅威」














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最終更新:2019年05月16日 11:56