+ ニュースサーチ〔治山治水〕




■ テレビ報道はなぜ八ッ場ダムを隠すのか - 官僚に不都合な真実 「世に倦む日日(2019-10-21 23:30)」より
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八ッ場ダムについてテレビが報道しない。台風襲来の後、ネットでは侃々諤々されているが、マスコミでは報道の表面に現れず、ネットを見てない高齢者は何も今回の事実と議論を知らないだろう。NHKは首都圏外郭放水路については7時のニュースで取り上げ、その排水機能の活躍を短く紹介した。首都圏の中で最も浸水被害を受けやすい春日部一帯は、「地下神殿」の防備のおかげで台風19号による水難を逃れたと言える。今回、「地下神殿」が江戸川に放流した水量は1200万m³、東京ドーム9杯分に過ぎないが、この一帯はお皿状の低い地形になっていて、水が溜まると捌けにくく、4年前に常総市で起きた水害と同じ惨事を惹き起こす。停電と断水が起きる。道路と鉄道が冠水して交通が止まり物流が止まる。スーパーとコンビニが営業できなくなる。病院と学校と介護施設が水没する。「地下神殿」は、昭和22年のカスリーン台風の災禍と教訓を元に作られた防災設備だった。

(※mono....中略)
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利根川水系全体で、最も貯水量が多いプールは、言うまでもなく渡良瀬遊水池である。渡良瀬貯水池の総貯水量は1億7000万m³。今回は過去最大の1億6000万m³まで水を溜めたと報道されている。長い年月をかけて、利根川水系に戦後日本が敷設構築してきた治水防災機構群が、今回、総動員され、フル回転して機能を発揮し首都圏を守った。埼玉と東京を守った。まさにカスリーン台風の仇を討った。カスリーン台風で犠牲になった72年前の人々の無念を晴らした。貯水量において、八ッ場ダムは渡良瀬遊水池の半分のキャパを有しているのである。左翼は、この八ッ場ダムの能力を過小評価してはならない。

(※mono....中略)
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正直に言えば、この流域で国交省が計画中のスーパー堤防化は一刻も早く完成させるべきで、さらに、渡良瀬遊水池は大胆に面積を拡幅して貯水容量を2倍にすべきである。即着手するべきだ。

左翼に言いたい。君たちは、なぜNHKが八ッ場ダムの活躍を大きく報道しないのか訝しむことはないのか。八ッ場ダムがテレビ報道に浮上しない政治的意味をどう理解しているのか。NHKが安倍放送局であり、官邸の支配統制下にあり、微に入り細にわたって菅義偉が報道内容を監査していることは誰でも知っている。左翼の常識だ。であれば、本来、八ッ場ダムは自民党政治のお手柄として脚光を浴びるのが当然で、民主党政権の失敗として巷で嘲笑の材料にされて不思議ではない。ネットではその床屋政談が続き、右翼の「祭り」がずっと続いている。だが、テレビはどこも取り上げない。それには理由がある。それは、今の政府が、もう地方にダムを作る意向がないからだ。「小さな政府」にシフトした政府が、防災は自己責任を原則とするという方針を定め、地域住民の面倒は見ないという政策思想を固めているからだ。だから、官僚は八ッ場ダムの貢献を称揚したくないのであり、積極的な顕彰を与えないのだ。功績を隠したいのだ。

(※mono....中略)
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右翼と官僚は非常に巧妙で、今回の台風災害の言論を狡猾に操作している。右翼vs左翼の構図では、ネットを言論のバトルフィールドにして、八ッ場ダムを英雄にして脱ダムと民主党政権を叩き、自民党政権の健全性をプロパガンダしている。右翼はその説得に成功している。一方、マスコミ(なかんづくテレビ)の言論フィールドでは、「小さな政府」の官僚が、八ッ場ダムの存在と成果を隠し、地球温暖化時代にダムは無駄だと主張し、もう追いつかないと嘯き、ハードは放棄してソフトで対応すると説教している。そうした「小さな政府」側のショック・ドクトリンを、何を勘違いしているのか、脱ダム派の左翼リベラルが左から援護するというピエロを演じ、官僚のネオリベ言説を神聖な託宣のように仰ぐという倒錯した政治的光景が出現している。この国の左翼の劣化は止まるところを知らない。私が以前から指摘しているところの、新自由主義と脱構築主義の癒着とはこのことだ。ネオリベ右翼と左翼リベラルが屈折した回路で結合し、八ッ場ダムの意義を不当に貶める挙に出ている。

(※mono....中略)
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だが、八ッ場ダムが吾妻川渓谷に屹立せず、弁慶の役目を果たさなければ、利根川氾濫によって埼玉東部と東京下町の広範囲が泥の海となり、その被害額は10兆円に及んでいたことだろう。危機一髪だった。人間と自然の奇跡のドラマを、左翼は謹んで認めるべきであり、救世主の八ッ場ダムに頭を垂れるべきであり、戦後日本に感謝すべきで、水害と戦い続けてきた日本史の物語(アイデンティティ)を素直に顧みるべきだろう。


■ 治水・利水:やっぱり地上の事実問題 「DEEPLY JAPAN(2019-10-20 18:06:28)」より
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なんでダムの話にこんなにネトウヨが喰らいついているのだろうかと不思議に思っていたのだが、不思議に思った私はボケていたのだなと昨日の宗純さんの記事を読みながら納得した。

遊水地だった新幹線車両基地  (^_^;)  
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/22cad9e69e078f6c4b7e896a5c683a9a(※mono....下記枠の記事のこと)

(※mono....数行略)
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田中さんの脱ダム宣言はここにまだある。私は後述するようにこの「脱ダム」」という言葉使いが誤解の素になってる気がするのでこれ自体はあまり好まないが。


■ 治水と利水

多分、作為によってこうなってるんだろうけど、治水と利水、つまり洪水対策と水+電力の供給ではダムに求められるものが真逆だという基本のキみたいなところが、知ってる人にだけよく知られていて、知らない人にはまるで理解されていないことが結構大きな問題のような気がする。

洪水対策としては空っぽの器に雨が降るのが望ましく、利水(水+電力)にとっては満水の器こそ望ましい。多目的ダムというのはこの両方をやろうという話なので、そこで運用上の規制とか取り決めとかが出てくる。

だからそこにフォーカスすることが望ましいのではないのか、と思うわけだが、現状はあまりそうはなっていない。

(※mono....中略)
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■ レトリックでひっかかってる

まず、どうも話があっちゃこっちゃのままなのは、

ダムは灌漑等の利水にとっては良いアイデアだが、台風と秋雨前線が絡んでもたらす豪雨のような場合にはむしろ凶器にもなり得る存在だ(放流しないとならないから)。

といった現実を拒否している人なんかがネット上に見られるのが現状だということを踏まえて話を揃えていく人たちがあまりいないというあたりが日本の問題って気がする。いや、言ってる人は言ってるんだろうけど、ネトウヨはともかく、他のライトな層にも全然伝わってないと思う。ダムは治水の万能の最善策ではないのだ、という点で認識を揃えるまでが結構大変そう。

むしろ、

ダムは治水にとって重要だ

という言論が詳述されることなくまかり通っている感じがする。

これは最初に解かなければならない結び目ではなかろうか。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 八ッ場ダムが本格運用されていれば、今回の台風で緊急放流を行う事態に 「八ッ場あしたの会(2019年10月15日)」より
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 国土交通省関東地方整備局が「令和元年台風19号における八ッ場ダムの試験湛水状況について」を記者発表しました。
 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_s_00000334.html

 嶋津暉之さん(当会運営委員、元東京都環境科学研究所研究員)が国交省が発表した数字を踏まえ、八ッ場ダムの貯留能力について考察した論考を紹介させていただきます。

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 上記の記者発表によれば、今回の豪雨で八ッ場ダムに貯留した洪水は7500万㎥です。八ッ場ダムの洪水調節容量は6500万㎥ですから、1000万㎥も上回っていました。試験湛水の初期段階であったので、1000万㎥オーバーの貯留が可能だったのです。

 八ツ場ダムの貯水池容量の配分は以下の図の通りです。下の方から計画堆砂容量1750万㎥、洪水期利水容量2500万㎥、洪水調節容量6500万㎥で、総貯水容量は10750万㎥です。貯水池の運用で使う有効貯水容量は、堆砂容量より上の部分で、9000万㎥です。
下図=国交省八ッ場ダム工事事務所ホームページ「八ッ場ダムの概要」より


 記者発表によれば、八ッ場ダム湖の貯水位は今回の台風の影響により54m上昇し、573.2mになったということです。台風による豪雨前の貯水位573.2mー54m=約519mは上記の貯水池容量配分図をみると、計画堆砂容量の上端(最低水位)536.3mより17mも低いレベルです。

 つまり、今回の豪雨では、本格運用では使うことができない計画堆砂容量のかなりの部分を使い、さらに、利水のために貯水しておかなければならない洪水期利水容量2500万㎥も使ったために、7500万㎥の洪水貯留が可能であったということです。

 本格運用で使える洪水貯水容量の上限は6500万㎥ですから、今回の豪雨で八ツ場ダムが本格運用されていれば、満杯になり、緊急放流(流入水をそののまま放流)をしなければならない事態でした。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

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■ 台風19号、利根川における八ッ場ダムの洪水調節効果 「八ッ場あしたの会(2019年10月13日)」より
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八ッ場ダムは10月1日に試験湛水を始めましたが、この台風による大雨で一気に水位が上がりました。
右画像=10月13日の八ッ場ダム工事事務所ライブ映像
(※mono....画像は略)

 今回の台風19号により、試験湛水中の八ッ場ダムの貯水量が一挙に増えました。八ッ場ダムの貯水量が急増したことに関して、
「台風19号では利根川中流の堤防が決壊寸前になった。決壊による大惨事を防いだのは八ッ場ダムの洪水調節効果があったからだ。八ッ場ダムの反対運動を進めてきたことを反省せよ」という趣旨の意見が寄せられています。

 利根川中流部の水位は確かにかなり上昇しましたが、決壊寸前という危機的な状況ではありませんでした。
 このことに関して、八ッ場ダム問題に長年取り組んできた嶋津暉之さん(当会運営委員、元東京都環境科学研究所研究員)が現時点でわかることを下記の通り整理しましたので、その結果を掲載します。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 星浩の「ソフトウェア」論の世論工作 - 「小さな政府」派の堤防不要論 「世に倦む日日(2019-10-16 23:30)」より
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15日夜のテレビ報道は、今回の台風が想定外だったとする表象工作に躍起になっていた。「想定外」をキーワードにして納得させる洗脳工作で、TBSのNEWS23が特に熱心にやっていた。被災者たちにカメラの前で「想定外だった」と言わせ、被災者たちが精神的に怠惰で、想像力と緊張感が欠如していて、日頃のイメージトレーニングが不十分であり、だから天罰が下ったのだと意味づける総括を下していた。災害への想定が甘かった被災者の自業自得であると、そう言わんばかりの放送内容だった。大雨洪水の災害が起きると、マスコミは必ずこの結論と総括を前に出して国民に教訓を垂れる。被災者の自己責任に帰結させる。政府の責任を隠蔽する。だから、私は先回りして15日に異議を申し立て、気象庁の予報はどうだったのだと問題提起を試みた。スパコンを使いながら雨量計算を誤り、被害が集中する地域の予想を間違えたではないかと指摘した。

さらに重大な政府の過失として、報道でも一部出ているが、国交省の河川情報のサーバーが12日深夜にダウンし、河川氾濫情報と水位監視情報が閲覧できなくなっていた事実がある。12日のテレビ報道は、こういう便利なサイトがあるから自分でスマホで確認しろと、そればかりを繰り返していた。具体的な河川の刻々の危険情報はテレビでは紹介されず、ネット(国交省)に丸投げで、特に東北の河川については不案内であり、注意や警戒を促す報道は全くなかった。サーバーがダウンした問題は、13日朝の日曜討論で逢坂誠二が軽く触れていたが、国会でも取り上げて国交省の答弁を聴きたい。おそらく、今回、関東整備局は管轄河川の状況をフルの態勢で注視し、水門と水量を管理していたはずだが、東北整備局の方はそれほどでもなかった可能性がある。厳重な指示が国交省から下りていなかった疑いを拭えず、この点を検証する必要があるだろう。

(※mono....大幅に略)
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星浩と専門家の「ソフトウェア」論は、要するに「小さな政府」の思想を正体とするショック・ドクトリンである。社会保障と同じく地方公共事業を削減したい政府の代弁であり、竹中平蔵と安倍晋三を代弁した発言に他ならない。今や、朝日新聞とTBSは新自由主義者の牙城と化している。福島や宮城の被災実況を見ながら、直観したのは、おそらく、阿武隈川や吉田川についても本来の堤防改修計画があったはずなのに、それが後回しにされたのではないかという経緯への疑いである。8年前の震災が起きて、東北整備局も、県の土木部と県下の土建業者も、震災からの復旧復興工事にかかりっきりとなり、がれき処理だの、津波堤防だの、高台移転だの、除染だの、中間処理施設だの、そちらの方に人員も資材も手一杯になっていたと思われる。経費も高騰した。それが原因で、河川の防災事業の方は手薄にならざるを得なくなっていたのではないか。もしそうだとすれば、行政当局含めて、東北の関係者には同情するばかりで、今回の被害の責任追及など到底できない。

北関東と北信の河川の堤防決壊についても、中身を詳しく検証する必要がある。約20年前の小泉政権以降、この国は「小さな政府」の路線に狂奔し、田中角栄的な公共事業政策を蛇蝎のように嫌忌し拒否するようになった。新自由主義のイデオロギーが社会を席巻した。民主党政権の八ッ場ダム建設中止はその典型で、新しく台頭する野党ほど積極的に「小さな政府」を鼓吹し、地方の土木公共事業に無駄のレッテルを貼って潰して行った。北関東・東北の中小河川は、本当は20年前に堤防補強の計画があったのに、竹中平蔵の「構造改革」によって、蓮舫と前原誠司の事業仕分けによって、計画が潰され、改修されず放置されて傷んでいたのではないか。だとすれば、今回の災害は人災で責任は彼ら新自由主義者にある。


■ 究極の自己責任論「自分の命は自分で守れ」 「逝きし世の面影(2019年10月17日)」より
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『ダムから人へ』の民主党鳩山政権のお蔭で堰堤工事が遅れに遅れて台風19号襲来直前になって、やっと試験湛水が始まったばかりで(運よく)『空っぽ』だった八ッ場ダムが利根川の氾濫を防いだ?らしい。(偶然ダムが『空っぽ』で緊急放流しなかった)

堤防・ダム、能力に限界=政府、決壊箇所分析へ-避難対策で補完も

10/17(木) 時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101601106&g=soc
(※mono....記事紹介略)
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「もう堤防には頼れない」 国頼みの防災から転換を
2019年10月14日 日本経済新聞
(※mono....記事紹介略)
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『世界が驚いた、日本の静かな無政府状態』

どれ程の大災害時にもインフラは最後まで動かすのが鉄則だが、2011年の3・11フクシマの直後には東京電力の首都圏での計画停電や鉄道の間引き運転が初め行う。自民党安倍内閣になってからは台風接近を根拠にJRの計画運休の社会実験を度々行って市民の大事な足を奪っていた。(そもそも我が日本国はヒロシマ原爆の直後にも大事なインフラとして鉄道だけは動かしていたのですから無茶苦茶)
★注、10月17日の時事通信も14日の日本経済新聞も究極の自己責任論『自分の命は自分で守れ』(もはや政府には頼れない)と、ほぼ同じ主張をしているのですから何とも怖ろしい。

(※mono....大幅に略)
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★注、
計画通りにダム工事が早く終わっていたら、今回のような八ッ場ダムによる洪水調整機能は無かったことになる。(貯水試験を始めたばかりで空っぽだった八ッ場ダムは渡良瀬遊水地の数分の1の貯水能力を偶然持っていた)

『新聞の見出しは豪雨被害だが・・・治水の失敗による恐怖の緊急放流=ただし書き操作=異常洪水時防災操作』

(※mono....大幅に略)
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今回の台風19号では、10/12日の夕方頃から、テレビで多数のダムが緊急放流=ただし書き操作=異常洪水時防災操作を行うという緊急報道が行われていた。
ところが、88人が死んだ2011年の紀伊半島豪雨や、去年の西日本豪雨での愛媛県西予市野村町の肱川が氾濫で多数が死んだ原因が、このダムが緊急放流=ただし書き操作=異常洪水時防災操作 。

そもそも今回の台風接近ではダムの事前放流が行われていない。これは紀伊半島や愛媛県肱川と同じで、治水より電力会社の金儲けを優先した人災の側面がある。 だから大被害が現実となった今ではダムの緊急放流の事実をマスコミが怖がって報じない。



★ 【台風19号】関東5カ所のダムで緊急放流実施 茨城では越水も発生 「産経新聞(2019.10.13)」より
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 各地で記録的な大雨をもたらした台風19号の影響で、関東甲信越地方の河川上流にあるダムでは12日夜から13日未明にかけて次々と緊急放流を実施した。緊急放流はダムが洪水調節機能を喪失する事態。下流域で水位が急上昇する恐れもある。

 台風19号がもたらした温かく湿った風の影響で、関東甲信越の山間部を中心に10日から雨が降り続けた。気象庁によると、48時間雨量が神奈川県箱根町で1001ミリ、静岡県伊豆市で760ミリ、埼玉県秩父市で687ミリ、東京都檜原村で649ミリといずれも各地点での観測史上1位の値を更新した。

 関東地方整備局は12日夜、利根川水系神流(かんな)川の下久保ダム(埼玉県神川町)で緊急放流(異常洪水時防災操作)を行う可能性があると発表。その後、次々と各地のダムで同様の発表を出した。

 今回、関東甲信越で12日夜から13日朝にかけて緊急放流を行ったのは、美和ダム(長野県伊那市)▽竜神ダム(茨城県常陸太田市)▽水沼ダム(同県北茨城市)▽城山ダム(神奈川県相模原市)▽塩原ダム(栃木県那須塩原市)-の5カ所。緊急放流との関係は不明だが、水沼ダムの下流域にある茨城県北茨城市の大北川で越水が確認された。

 他にも、中禅寺ダム(栃木県日光市)など数カ所では、緊急放流の可能性があることを周知した後、水位上昇が収まったため、実施されなかった。関東地整が最初に可能性があると発表した下久保ダムでも行われなかった。

 緊急放流は大雨でダムの貯水量が急激に上がり、事前に行っている洪水調節が間に合わない場合、決壊してあふれ出すのを防ぐために流入量と同量を放流する緊急措置で「例外中の例外」とされる。昨年7月の西日本豪雨では6府県の8カ所で実施された。


 西日本豪雨では上流のダムで緊急放流が行われた愛媛県西予市で、河川が氾濫し700棟近い住宅が全半壊もしくは浸水し、5人が死亡した。


■ ビックリ、ポン。 「我が郷は足日木の垂水のほとり(2019年10月17日)」より
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ブログを遣るようになって、
かえって、外に出る機会が、多くなった。

草津に撮影に行った帰り。
八ッ場ダムのところに、偶然出た。

それで、また今度は、紅葉の良さそうな時季に行ってみた。
それが、記事紹介に貼り付けた、バナーの絵である。


八ツ場ダムで旧民主に皮肉=「インフラ整備は計画的に」-自民
(※mono....記事紹介は略、サイト記事で)
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そして今では、旧来線の橋は、本当に沈んでしまっています。よく見ると、なんとなく昔のみちすじが、見えているような……。

地図で見れば、平べったい地形にしか、見えない。

ところが、現地に行ってみれば。とにかく山あり、谷ありで。険しい地形が、荒々しい大自然の、造作の結果だと知れる。とにかく水は、恵みの元。ところが、今回のように、極端な量が降れば、多くの死者まで出してしまう。『このダムが出来たから、防災に役立った。』 与党筋は、大はしゃぎではある。ダムが完成して、無かったならば、大水害。とかは、よくわからない。しかし、この川筋では、大きな決壊事件などは無かったような。

13日にも書いたが、スーパー堤防はやはり有効だと思う

テレビなんかを見ていると、立ち退かせるのが難しい。とか、なんとか否定的な意見も多かった。反日の視点から見れば、ごね得をする。そうした輩の目線になる。とにかく、まず先に、立派すぎる位、立派な。どデカい、マンションを近くに建てる。そこに、只で入れる。代わりに、今までの土地家屋は、提供してもらう。話だけでは、人はなかなか動かない。



立派な、

億ションの様な、

マンションを見せれば、人の心は動く。




儂だって。
コンクリートから、人へのスローガン。

是を聞いたときは、なるほどとかも。思えたりもした。

しかし、

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 治水を捨てろ日本を捨てろと日経が言う 「DEEPLY JAPAN(2019-10-16 08:33:14 )」より
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いやしかし、今朝の日経には驚かされた。


「もう堤防には頼れない」 国頼みの防災から転換を
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO50958710T11C19A0MM8000?s=4

首都を含む多くの都県に「特別警報」が発令され、身近な河川が氾濫する事態を「自分の身に起きうること」と予期していた市民は、どれほどいただろうか。
近年、頻発する災害は行政が主導してきた防災対策の限界を示し、市民や企業に発想の転換を迫っている。

2011年の東日本大震災は津波で多数の死傷者を出し、防潮堤などハードに頼る対策の限界を見せつけた。
これを教訓に国や自治体は、注意報や警報を迅速に出して住民の命を守る「ソフト防災」を強めた。
しかし18年の西日本豪雨でその限界も露呈した。気象庁は「命を守る行動を」と呼び掛けたが、逃げ遅れる住民が多かった。

堤防の増強が議論になるだろうが、公共工事の安易な積み増しは慎むべきだ。
台風の強大化や豪雨の頻発は地球温暖化との関連が疑われ、堤防をかさ上げしても水害を防げる保証はない。
人口減少が続くなか、費用対効果の面でも疑問が多い。



急流河川と共に暮らす日本人が堤防に頼らないと、どうなるんでしょうか?

(※mono....中略)
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なんでこんなことを言い出したのかというと、これでしょう。

堤防の増強が議論になるだろうが、公共工事の安易な積み増しは慎むべきだ。

日本国内のインフラに金を使われたらかなわん!!

今回の台風被害は、首都圏だけだとそんなでもないけど、実は北陸、東北なんかの被害を見ていると道路、水道などで被害を出してる。これはお金が必要。だから、そんな田舎に金なんか使われたらかなわん!ってことでは?

日本の金は、まったく根拠もなにもない地球温暖化を名目としたプロジェクト、例えば新しいタイプの原子炉だの、再生エネルギーのなんかの開発、宇宙開発等々に金を使わせる必要があるからだ、ってところ?

台風の強大化や豪雨の頻発は地球温暖化との関連が疑われ、堤防をかさ上げしても水害を防げる保証はない。



これはもう、言いも言ったりといった趣。仮に地球温暖化と関連して、現在が温暖化して、台風が今後大きくなる傾向があったとして、そこから対策するのは無理だ、無駄だ、って言ってるってことは、そのまま死ね、流れに身を任せろって言ってるわけでしょ? 凄いね、これ。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ 台風19号被害 「八ツ場ダム」の効果を否定するブログに一言いいたい 「以下略ちゃんの逆襲(2019/10/14)」より
(※mono....八ッ場ダムの画像略)
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台風19号の被害は、2019年10月14日14時現在で、42人死亡、15人行方不明、198人けが、にのぼっています。

死亡したのは、NHKニュースによれば、
▽福島県で13人、
▽宮城県で8人、
▽神奈川県で5人、
▽栃木県、群馬県で4人、
▽埼玉県と静岡県で2人、
▽岩手県、長野県、茨城県、千葉県で1人です。




(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)













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最終更新:2019年10月21日 18:44