基本情報
略歴
ただし、この和睦は一時的なものであり、1255年に再び両国は交戦状態となる。
クレアムーンの首都を決戦の地とした
聖都クレアの戦いにも出陣し、「一日で流された血は戦史上最大」と呼ばれたこの死闘を戦い抜いたが、突然の猛吹雪によって戦いは中断される。
この時の出陣はだまし討ちに近いものだった為、和睦を調印したラディスの心の底には抵抗感があり、雪解け後も再攻撃をあえて先延ばしし、新領土の統治を優先させた。
セリーナの軍師的存在として活躍したが、徹底的に戦うつもりであった
セリーナと違い、あくまでも最終的には
ルディとの姉妹和解を実現させようと、
神聖帝国の将である
ミナと連絡を取り合った上で
セリーナに和睦を進言するが、この行為は、すでに姉を憎悪の対象と見ていた
セリーナの怒りを爆発させ、内通の罪により投獄された。
後に帝国再統一によって救出されるが、自分の行った和睦工作が、
ミナが
キリカに実行させた極秘任務(
リングオブクラウンの奪取)の準備中、
セリーナに悟られぬ様に、ラディスに目線が向く様に仕向けられた「囮」であったことを知り、また、忠誠を尽くした
セリーナに投獄されたショックも重なり心身共に疲弊、
ルディの為に働くこととなるが、既に心ここにあらずという日々を送ることとなる。
それでも
ルディの依頼により、
ガルデス共和国に単身使者として発ち、
ルディと
レディスによる和平会談の仲介を成し遂げるが、
レディス達使節団を正体不明の暗殺団(後述)が襲ったことにより和平への道は頓挫、
ラディスはその直後に何者かによって殺害された。
ラディス暗殺の犯人
ラディス殺害の犯人は、その場にいた
レディス暗殺団の犯人であった可能性が高い為、暗殺黒幕説と併用してここに可能性のある犯人を羅列する。
- 「レヴァイア復興説」 レヴァイア王国を復興させるには大きな手柄が必要であり、その為の「戦場」を失わせたくなかったイリスが暗殺団を指揮、レディスを取り逃がした為、今度はラディスを殺害、ルディには上記のガルデス共和国説となる「共和国は会見の席でルディの暗殺を画策、それをラディスに見破られた為、彼女を殺害すると、実在しない暗殺団をでっちあげて帰国した」を報告した。現在もっとも信憑性の高い説である。
- 「ラグライナ帝国説」 セルレディカ時代からの将で、完全なる武力による併合を目指す武断派の将軍が、共和国と帝国の和睦を妨害するため、レディス暗殺に踏み切った、レディスに逃亡されたため、ラディスを殺害し、「共和国がラディスを殺した」とルディに伝えることで両国の間に怒りを振りまいた。
- 「セリーナ暗躍説」 戦乱の火種を絶やさない為、セリーナが暁の守人を使って行った。
- 「ガルデス共和国説」 共和国は会見の席でルディの暗殺を画策、それをラディスに見破られた為、彼女を殺害すると、実在しない暗殺団をでっちあげて帰国した。
人物
- 無口で人との交わりを拒むが、以外と行動力があり、自分が信じた道はまっすぐ突き進む。
- ウネピの戦いで、突如アリサに共和国戦線への異動を命じた。これは、戦場で出会った敵将ヴェルナの馬を見て、アリサは馬の病気だと確信し、使者を送って薬を届けた事を知り、「アリサは優しすぎる性格、敵将のことを知ってしまうと、戦場で戦えなくなる」と考慮したためである。
関連項目
最終更新:2024年08月18日 17:01