スカ(Ska a go go) / Ska

【スカ】
※9ボタンが3譜面とも全て異なるバージョンであるため、曲構成で解説を分けています。
 また、どの譜面も曲名・アーティスト名はゲーム上では同一表記ですが、このページでは移植元の表記を用いています。

これこそBEMANI界の元祖スカ!君はあの高速裏打ちを体験したか?

ポップンミュージック15 ADVENTUREで登場した楽曲。担当キャラクターはホーン(15 新カラー)。
初出がbeatmaniaからの移植曲で、個人解禁イベントわくわくミミニャミ探検隊」で登場したイベント隠し曲
N・H・EXが全て異なったバージョンで構成されているという特殊な楽曲のため、サントラではN譜面版とEX譜面版で両方収録されており、曲名表記が異なっている。
HYPER譜面は本来の曲名が「Ska a go go(PERFECT MIX)」、本来のアーティスト名が「THE BALD HEADS remixed by DOCTOR S」となる。

NORMAL・HYPER

Ska a go go / THE BALD HEADS
BPM:160→144→160
5b-15
N-26
H-37
EX-(38)
新難易度
5Buttons NORMAL HYPER EXTRA
(22) (35) (43) (44)
 ビーマニシリーズの元祖スカといえば「Ska a go go」。今年がBEMANI10周年ということもあって記念すべき移植曲ともいえる。陽気なリズムと、スカ特有の裏打ちとノリのいいテンポだったこの曲は、初出が9年前のbeatmania 2ndMIXであり多大な人気を誇った曲。オーソドックスなスカのリズムで始まり、途中の収まりから段々ハイテンションになってくる。実は初期のbeatmaniaやポップンミュージックを支えた竹安弘氏が作曲し、ムービーに出てきたガイコツや卵を産むニワトリが、まさにBEMANIのスカを象徴しているだろう。ただひたすら走るというコミカルさもあって面白い。
 ポップンではN・H・EXとも全てアレンジが異なるという、異例の構成になっている。この曲において忘れてはいけないのが、通称「Skaの滝」と言われ当時は多くのプレイヤーを奈落の底へと叩き落した、交互連打に付加オブジェが混じる塊がラストに降ってくること。例によってポップンのノーマル譜面でもやはり健在し、下手なあんみつをするとBADハマリを起こしLv35安定の実力でも初見では落ちる危険がある。5+7を左手で、6を右手で交互に押すというスタイルがオススメか。ハイパーは移植元のcompleteMIX2で初登場した、サイモンマン(=DOCTOR S)によるアレンジが入ったアナザー版で、「PERFECT MIX」というサブタイトルが付いている。よりによって5鍵を再現しており、後半の2個→1個の交互押しラッシュとラストの強化型Skaの滝で落としにくる極悪さ。トリルが押しづらく感じるならあんみつで同時押しして耐えるのも手だが、やはり同様にBADハマリがあるので安定が難しい。

EX

Ska a go go(SKACORE MIX) / KEN MATSUMOTO
BPM:170
5b-(15)
N-(26)
H-(37)
EX-38
新難易度
5Buttons NORMAL HYPER EXTRA
(22) (35) (43) (44)
 EXはCORE REMIXで登場した、KEN MATSUMOTO氏によってアレンジされた曲である。(ハイパーと同じく仕様の関係上表示されないが、)「SKACORE MIX」というサブタイトルが付いており、原曲よりもアップテンポになっている。珍しくベースが曲の全体を支え、70年代を思わせるギターが印象的。後半で何度も叫んでいる「get the funk out」も曲のアクセントとなっている。
 移植元では原曲よりも簡単だった譜面だったがポップンでは遥かに難しくなっており、開幕からターバンEXのように右手で螺旋階段を拾わせる開幕殺しが存在する。ゲージがなくなっても中盤で回復できるが、よりによってお約束の滝がラスト3小節に降ってくるのでやはり辛い。ところが終盤のトリルがHよりも短いこともあって、トリルが弱い人にはHの方がクリアが難しく感じるのではないだろうか(下手するとNも)。HとのLv差が1しかないというのも、仕様の関係上HとEXを同難度に設定できないことに由来する。

他のBEMANIシリーズへの収録

beatmania

  • 2ndMIXで登場した当時のボス曲。初出のバージョンがポップンのN譜面・5ボタン譜面の音源に相当。
  • Skaの滝」という異名を生み出した、ラストの交互連打に混じるオブジェの塊が特徴的。
  • completeMIX2で登場した、「(PERFECT MIX)」は、Skaの滝がさらに強化。
    ポップンのH譜面に相当する。
  • CORE REMIXでは「SKACORE MIX」としてKEN MATSUMOTO氏によるリミックス曲が登場した。
    ポップンのEX譜面に相当する。
    なお、サントラでは副題が(get the funk out mix)となっている。

beatmaniaIIDX

  • 初代~2ndstyleまで収録。
    ANOTHER譜面はSKAの滝が長くなっており、滝の位置も変化するという極悪ぶり。

Dance Dance Revolution

  • 2ndMIXで、IIDXとのリンクによるクラブバージョンで登場した後、後にEXTREMEでもプレイできるようになった。
    IIDX側がANOTHERにすると、ANOTHER音源でプレイすることが可能だった。
  • 踊・激譜面はSKAの滝地帯が地団駄譜面になっているのが特徴だが、何故か滝は踊の方が長い。
    そのためこの譜面が苦手な人には激の方がクリアが簡単だと感じる場合も。
  • 登場時は何故かアーティスト名が「THE BALD HEAD」と"S"が1つ抜けていた。
    ポップンでも15ではこの表記になっていたのは、この影響だと思われる。

  • 餡蜜が生まれた初代ビートマニアの曲。
  • N・H・EXですべて別の曲になる。
    Nは2ndの原曲バージョン
    HはPERFECT MIX(complete mix 2)版
    EXがSKACORE MIX(CORE REMIX)版

    譜面が「滝」と称された初めての曲、そして怒濤の連打を乗り切るためにあんみつというテクニックを生んだ曲。
    そして元祖「ラス殺し」曲。

    Nは26とはいえ初見では30以上でも落とすと思われる。

    ちなみにDDR版の最後もかなりひどいことになっている。
  • これまでにない超個人差譜面に付き、人によっては、N譜面は最高難度であるデスレゲエすら上回る難しさという意見も多い。
    どのように譜面を処理するかで体感難度が変わるだろう。
    ランダムSランダムという方法もあるが、ハズレ時が非常に怖いので余程自信がある以外はオススメできない。
    人によってはN・H・EXの中でN譜面が一番クリアが難しいという、極端な意見もある。

    そのためLv表記の関係上、N譜面は神秘の湖から使えるが大抵の相手には効果的で戦況を一気にひっくり返せるほどの威力。
    ラス殺しのためHELLお邪魔等を絡めればクリアボーナスも奪いやすい。
    フルコンボが高確率でできるならポップン15~16では竜神~神部屋ですらネット対戦では非常に強力な武器になった。
  • beatmaniaIIDX24 SINOBUZで登場した「ディッシュウォッシャー◎彡おいわちゃん」は、曲の最後の譜面が「Skaの滝」の特徴を意識したものになっている。

収録作品

AC版
ポップンミュージック15 ADVENTURE

  • 曲名が「SKA A GO GO」、アーティスト名が「THE BALD HEAD」。

ポップンミュージック16 PARTY♪

  • 表記が修正され、ジャンル名バナー表記が「Ska」、曲名が「Ska a go go」、アーティスト名が「THE BALD HEADS」。

CS版

関連リンク

竹安弘

楽曲一覧/ポップンミュージック15 ADVENTURE

最終更新:2023年07月15日 12:01