[いつかオトナになれるといいね。]

【いつかオトナになれるといいね。】

ポップンミュージック UniLabで登場した版権曲
担当キャラクターはモニモニ(17-1P)。
2022/05/22に配信・2022/05/25に動画投稿されたソーシャルミュージック関連の1曲で、オリジナルの音源を使用。
ジャケットデザインは双葉陽が行っている。
諸事情(後述)により、2024/06/06に削除対象となった

いつかオトナになれるといいね。 / ツユ
BPM:176
新難易度
EASY NORMAL HYPER EXTRA
6 20→【Uni途中3】15 33→【Uni途中3】31 44→【Uni途中3】42
ハイライト
EASY NORMAL HYPER EXTRA
18 18 18 18
 ネット文化の発達と共に2010年代後半から注目されてきた3人組ユニット「ツユ」の曲で、UniLab稼働の4か月前に配信リリースおよびリリックビデオのPVが公開。「アンダーキッズ」「アンダーヒロイン」と続く3部作でもあり、暗めの曲が多かったことからこの曲は明るめの曲調であるものの、歌い手・Vtuberなどネット界隈を良くも悪くも象徴した毒のある歌詞で、ネットシーンの活動者と盲目的な信者の関係性を、皮肉を交えながら描いている。メンバーに「リズの内心革命」などヘイセイプロジェクトのVOCALOID曲の作者でもある「ぷす」がいるが、2024/05末に殺人未遂で「ぷす」が逮捕される事件が発生。この事件でコナミのBEMANI作品から「ぷす」(ツユ)の関わった曲を翌週で一斉削除する処分に至ったのもあり、特にこの曲は歌詞通り「バッドエンド」の末路を辿ったのは皮肉としか言い様がない。
 beatmaniaIIDX 30 RESIDENTのロケテストで収録されていたのもあってか、キー音の存在する版権曲。テンポに乗りやすい速さに4分同時や押しやすい8分主体の、版権曲の譜面を担当していた頃のPON譜面を思わせる配置が多い。16分で軽いスライドや「<」押しが出てくるが、分かりやすいのでLv31~32でも十分通じるか。EXは乱打・交互・階段と16分の絡みが増えているが、いずれも流れで押しやすいものばかり。途中の隣接を含む4個同時や最後の隣接階段×2が入る部分が若干殺し気味くらいで、クリアはもちろんフルコンボは近作の基準としてはレベル内でかなり易しい部類となる。ノーマルはレベルの割には簡単な同時など、ほとんど4分のタイミングで配置されているため同レベル表記のEASY並に簡単。UniLab稼働から1年後に、EASY以外の譜面が下方修正された経緯があった。

ハイライト発生箇所

番号 5Buttons / EASY NORMAL HYPER EXTRA
1 「♪盲目!信者!はい、おしまい。 キラキラ」
2 「♪(どんまい!)わたしの推しぴ」
3 直後の「♪こんな不細工じゃないよ?」
4 「♪とっくに洗脳されちゃって」
5 直後の「♪アイコンばっか見すぎちゃって」
6 「♪(なれる)といいね。」→ダンダンダンの音まで
7 「♪夢の世界へ」
8 「♪他の誰よりも」
9 「♪遠征頑張っちゃうね?」
10 「♪盲目!信者! 超絶!ギター!」
11 ギターソロ終了直前の1小節
12 「♪(どんまい!)わたしの推しぴ」
13 直後の「♪活動休止になっちゃった」
14 「♪この期に及んでまだ言うか」
15 直後の「♪被害者のこと考えて?」
16 「♪(かわい)そうね・・・」
17 「♪(なれる)といいね。」→ダンダンダンの音まで
18 最後の2小節(「♪全財産つぎ込んで バッドエンド」)

他のBEMANIシリーズへの収録

beatmaniaIIDX

  • 30 RESIDENTで稼働開始から登場。ジャンル名は「J-POP」となっている。
    ロケテストで既に収録が確認されていたが、このバージョンの稼働に先駆けてポップンで先に登場した。
    • このような事例としては、REFLEC BEATの第1作のロケテストで収録されていたが、その第1作が稼働する前に先にbeatmaniaIIDX 18 Resort Anthemに収録されたStay my Sideの例がある。
  • 31 EPOLISにおいて、後述のアーティストの関連事件の影響を踏まえて他の「ツユ」関連曲と共に2024/06/06 7:00のタイミングで削除対象となった。
    稼働途中での削除はこの機種ではCastHour以来となり、いずれも単なる楽曲削除以外にも影響を及ぼしてしまった。
    • この曲・・・BEGINNERが同作の段位認定の5級にあるため、オドループに差し替えられた
    • デモーニッシュ・・・譜面の種類違い(HCN ver.)を除き、LEGGENDARIA譜面が存在する曲として初の事例
    • 傷つけど、愛してる・・・EPOLISで初登場した曲でありながら、IIDXでは初登場のバージョンの稼働途中で削除になった初の曲

  • 2024/05/31に、 メンバーの1人である「ぷす」が殺人未遂により逮捕される という事件が発生した。
    • コナミのBEMANI機種では2024/06/06に関連アーティストで「ツユ」およびぷすが関わった曲を一斉削除するという異例の措置が行われた
      作者の逮捕による社会的影響から、jubeatにおいて初代の収録曲「kiss kiss」の削除、同plusにおける電気グルーヴpackの配信停止措置等、BEMANIシリーズ全体で言えば前例があるが、ポップンシリーズでは初の事態であった。
      数ある削除曲のお知らせでも、複数の機種で明確な理由も記載されていることから、事件の影響の大きさが窺い知れる。
      • ポップンでは、楽曲の初出バージョン稼働中に削除された曲としては 空想メソロギヰ 以来となる(期間限定配信であることが明記されていた ツムツムメドレー を除く)。
        上記の削除措置から2024/06/11にアップデートされるまでは、デモ画面に新規登場した楽曲(版権曲)のバナージャケットが表示されるため、この曲もデモ画面に出ているという現象が起こっていた。
        + 以下公式からのお知らせを引用
        報道されております株式会社ツユ所属の音楽ユニット「ツユ」のメンバーである「ぷす」の事件による社会的影響を考慮し、
        弊社のゲームに音源が実装されている商品から、「ぷす」に関連する楽曲を削除したことをお知らせします。

収録作品

AC版
ポップンミュージック UniLab

  • 稼働開始からの登場で、2024/06/06 7:00に削除対象となった。

CS版

ロング版収録

『アンダーメンタリティ』(2023/06/26発売)

関連リンク

版権曲

楽曲一覧/ポップンミュージック UniLab

最終更新:2025年01月02日 21:42