ロケテスト / LOCATION TEST


アーケードゲームの新作を発売(稼動)するに当たって事前に実施されるベータテストの一形態で、製作段階の作品を一般に公開してプレイしてもらい、プレイヤーからの感想や意見を募るための期間限定の試遊イベントである。
意見に基づいて制作中のゲーム内容の見直し・調整が行われるため、制作過程のひとつとして重要な位置を占める催しであり、プレイヤーにとっては生の意見や要望を直接開発側に届けることができる唯一の機会でもある。
KONAMIチルコポルトを直営していた当時は、ポップンステージなどBEMANI作品の新作のロケテストがチルコポルトで行われたこともある。

あくまで制作途中での仮公開であるため、プレイ可能な楽曲の数やバナーのデザイン・表記及びその他の情報、新曲の担当キャラクターが本稼働時と異なる(既存キャラが代理担当)など、多くの相違点が見られるのが特徴である。

ロケテストが行われたのはAC24(うさねこ)までで、AC25(peace)では初めてロケテストが行われないまま本稼働した。
以降、前作からのプレイ状況の一部を引き継いだ上での実質的なAPPENDバージョンでの次回作稼働という形が定着している。


主なロケテスト限定の仕様

ポップンミュージック9

ポップンミュージック10

ポップンミュージック11

ポップンミュージック12 いろは

  • フロウビートがロケテスト限定バージョンの音源(作者D-crewが歌ったもの)となっており、譜面も異なっていた。
    • 後に製品版の音源でREFLEC BEATに移植された際に、このロケテスト限定版にも触れられている。
  • 限定オジャマとしてHI-SPEED OFFが存在していた。

ポップンミュージック13 カーニバル

  • ARE YOU READY?#?からの曲開始までの時間が長かった。
  • 超チャレンジモードで、GOOD0でのフルコンボ表示が「FULL COMBO」のままだった。

ポップンミュージック14 FEVER!

ポップンミュージック15 ADVENTURE

ポップンミュージック16 PARTY♪

ポップンミュージック17 THE MOVIE

ポップンミュージック18 せんごく列伝

  • 譜面の種類を変えると、CS版のように譜面の種類に合わせてレベル順に楽曲の並びが変化した。
  • 楽曲プレイ中のオプションの表示が縦書きになっていたが、見づらかったためか横書きになっている。
  • オジャマダーク」の仕様が変更され、グルーブゲージも見えなくなる。

ポップンミュージック19 TUNE STREET

ポップンミュージック20 fantasia

ポップンミュージック Sunny Park

  • バナー表示が無くなって、ジャンル名曲名が同時に表示されなくなった。
    ジャンル名もしくは曲名と、アーティスト名という形で表示される。
    • バナーを頼りに楽曲を探していた、というプレイヤーからは反対意見が多く、またバナーのジャンル名表記(ジャンル名の英語表記)がなくなって一部ジャンル名の読み方が分からなくなる、こともあるためか製品版ではバナーはそのまま残された。
    • このような仕様はポップンミュージックの公式ブログの画像に掲載されており、その名残が見られた。
  • ライバルキャラクターアクションがプレイヤーキャラとシンクロして、同じ種類の動作を行うようになった。
    • 今までのキャラクターの動作を変える仕様変更だったが、両者が勝ちアクションや負けアクションを同時に行っているのが違和感を感じたプレイヤーが多いためか、従来の仕様のままとなった。
  • 桃ヴィジュアル2は、ロケテスト当時のジャンル名ネオヴィジュアル2だった。
  • 判定文字とコンボ数表示が離れていた。
    • 違和感があったためか、製品版では元に戻っている。

ポップンミュージック ラピストリア

ポップンミュージック eclale

  • 判定の文字フォントが異なっていた(トロピカルアフリカのバナーに使われている文字と同じ)。

ポップンミュージック うさぎと猫と少年の夢

  • フルコンボおよび通常クリア時のメダルの細分がなくなっていたが、細分化の状態は製品版で残された。

関連リンク

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最終更新:2024年01月08日 21:37