【ワイドえきしょうきょうたい】
ポップンミュージック19 TUNE STREETから登場した筐体。
近年の地上デジタル、16:9比率の液晶ワイドのテレビの普及に伴い、モニターが液晶で16:9比率のワイド画面になったという特徴がある(楽曲プレイ中はメイン部分は4:3の比率になる)。
同作から登場したポップンミュージックカードに合わせて、その排出装置を内蔵した筐体で、外見的な特徴として色が白を基軸とした派手なデザインになっている。
また音質面が強化されており、ウーファーやツイーターなど、低音の面で向上が見られる。
カードが排出される箇所は筐体の左下からで、コイン投入口は右下になっている。
また、筐体上部にランプが付いており、プレイ中にボタンを叩くとボタンの位置に連動してランプが光る演出がある(光るランプの色は白,黄,緑,赤,青,紫)。
ハイライトの発生が成立する事で、このランプが7色に光る演出が入っている(Sunny Parkから全ての上部ランプが白く点滅)。
ボタンの奥にe-AMUSEMENT PASSを読み取るタッチ式のリーダーと、テンキーが付いている。
その反対側にある半円の部分はツイーターであり、この部分はグルーブゲージがクリアラインに到達することで連動して赤く発光する仕様となっている。
そのため、人によっては従来の筐体よりも画面が離れているような錯覚を感じたり、液晶画面になったことによりハイスピードを早めにすると残像が生じて結果的に見づらく感じる場合もあるなど、従来の筐体よりもやりやすさに個人差が生じるかもしれない。
しかし、この筐体でのみ使える機能もあり、アンケートに投票できる機能や選曲ランキングの機能、さらにポップンミュージック Sunny Parkまではプレイ中の4:3比率で生じたスペースにグラフ表示ができる機能が搭載されている。
ポップンミュージック Sunny Parkではスタンダード筐体との差別化を図るため、主にリザルト画面での配置のレイアウトに微妙な差異が見られた。
また演奏画面の両端のグラフを表示する部分が調整され、グラフを表示していない場合においてポップン19・20のような区切りが入っていない(レイヤーで分けていない)のが特徴である。
そのため、一部のキャラクターでダンスオジャマを設定すると、グラフ表示の入っていない部分でもダンスアクションをする場合があるため、ワイド画面を生かしたダンスアクションはある意味必見(画面を横切るタイプやジュネスなど)。
ポップンミュージック ラピストリアではスタンダード筐体との差別化されている部分が少なく(キャラクター選択画面でのキャラクターの説明文のフォントくらい)、あまり差が無いように思えるが、スタンダード筐体で発生率が上がっていると思われる処理落ちの件もあり、こちらで仕方なくプレイせざるを得ないという人もいる模様。
年号が令和となった後、カードのコレクション的な要素は後継的な筐体でもあるカードコネクトに引き継がれた。
このため、ポップンミュージックカードの排出装置は実質的な飾り要素でしかなくなっている。
2013/08/30より、韓国でもポップンミュージック Sunny Parkが稼動開始した。
実に初代が稼動して以来、15年ぶりとなる。
国内版との相違点としては以下が挙げられる。
\ ワイド液晶筐体の機能
筐体のリンク
ポップンミュージック19 TUNE STREET
ポップンミュージック20 fantasia
ポップンミュージック Sunny Park