配置の象形性(はいちのしょうけいせい)
表意・表語文字において、構成要素の相対的位置などに見られる象形性。当該の文字体系の構成要素それぞれが象形性を有しなくても、配置の象形性が認められることがある。(荒)
例)西夏文字
■「人」が上に、■「馬」が下に→■「乗馬する」
■「人」が上に、■「馬」が下に→■「乗馬する」
参考)漢字(甲骨文字)
■「力(鋤の象形)」が上に、■「田」が下に→■「男」
後代の字形では元の表現が忘れられ、現在の「男」のようになる。
■「力(鋤の象形)」が上に、■「田」が下に→■「男」
後代の字形では元の表現が忘れられ、現在の「男」のようになる。