魔晶石(ましょうせき)
- 魔力の原動力となる石。
- かつて地球に飛来した地球外物質からなる隕石らしく、最新の研究でもその組成などほとんどわかっていないというのが一般的知識。
- 世界的にはアメリカ・ロシア・ドイツが有名。日本だと山梨県白州町一帯。
- 元は天界や魔界に多い物質で、現在、地球各地で算出されるもののほとんどが地球創造の際に地球に大量にもたらされたものと、超帝国時代に生産されたものの名残。
- 小型のものでは魔力を貯める程度の力しかないが、小型の魔晶石をある程度集約したものや、単体でも大型のものはそれ自体が精霊体を宿し、魔法技術的加工によりエネルギーを生み出すことが出来るようになる。
- 小型のものはブラスターや霊刃のエネルギーパックとして利用される。
- このエネルギーを生み出す特性を活かした利用方法として魔晶石エンジンがあるが、魔法技術そのものが一般的ではない、つまり、科学者に理解できない上、利用される魔晶石の程度にモロに左右されるため、エンジンは量産には完全に不向き。
- 魔晶石の確保と安定したエンジン制作は、こうした理由で実は至難の業で、これ故に各国では大型の魔晶石の確保・管理には血眼になっており、メサイア・飛行艦艇に集中的に使用され、ごく一部がディグなどに回されている。
- で、ほとんどの場合、大規模な魔法騎士団や魔導団を擁する組織でのみ利用されているといってもいい位なので、クリーンエネルギーとして民間活用が叫ばれて久しいにもかかわらず、どこの国もその実用には否定的。
- その最大の理由が、このエンジンが暴走・爆発すると反応弾(核兵器)より恐ろしい惨禍をもたらすから。
最終更新:2007年03月14日 18:29