開始する前に、「導入に必要なもの」ページのすべての内容が揃っていることを確認してください。
セットアップチェックリスト
①BIOS更新(重要)
カスタムBIOSを導入するとVRAMの動的割り当てやファン制御といった重要な機能が使えるようになります。
1.
bc250-biosリポジトリから改造BIOSをダウンロードする
2.USBメモリをFAT32でフォーマットする
3.BIOSファイルの名前をRobin5.00(大文字のR、拡張子も消す)に変更します。
4.USBルートディレクトリにコピーする
5.付属のフラッシュユーティリティを使用する
※更新後後にCMOSをクリアしてください(CR2032バッテリーを60秒取り外すかジャンパ制御)
②BIOS設定
BIOSを起動し(電源を入れた後DELキーを押す)、下記のように設定します。
VRAM分割: 512MB (Dynamix)
ファン制御:フルスピード(テスト用)またはカスタマイズ
IOMMU:無効(※必ず無効にする必要があります)
ブートモード: UEFI
VRAM設定ガイド→
③Linuxのインストール
推奨:FedoraまたはBazzite
Fedora 42/43とBazziteはすぐにゲーミング環境として利用可能です。
他のディストリビューションでも動作しますが、手動での設定が必要になります。
Fedoraインストール:
1.Fedora43をダウンロード
2.インストーラーを「Basic Graphics Mode」で起動します(nomodesetが自動的に有効になります)
3.画面の指示に従いインストールを完了する
4.再起動
④ドライバーとガバナーのインストール
自動セットアップスクリプトを実行します。
# For Fedora 43 (Fedora 42 is EOL — upgrade if still on it) # Mesa 25.x is included in Fedora 43 repos - no additional setup needed sudo dnf update
# Install governor from COPR sudo dnf copr enable filippor/bazzite sudo dnf install cyan-skillfish-governor-smu sudo systemctl enable --now cyan-skillfish-governor-smu.service |
| ttガバナーの導入 |
| cyan-skillfish-governor-ttも同じCOPRからインストールできます。カーネルクロック変更パッチ(Bazzite にプリインストール済み) が必要です |
| ACPIの修正を推奨します |
| bc250-collective/bc250-acpi-fixはCPUのCステート(アイドル時の省電力機能)とPステート(CPUクロック数スケーリング 800~3200 MHz)を有効にします。initrdの上書きによってロードされます。インストール手順については、GPUガバナーのページを参照してください。 |
| ⚠:GPUの名前関連付けについて |
| ガバナーが誤ったデバイス(card0ではなくcard1)をターゲットとしている可能性があります。クロック編集が機能しない場合はガバナー設定で正しいデバイスが割り当てられていることを確認してください。 |
⑤nomodesetを削除する
ドライバーをインストールした後にnomodesetを必要に応じて削除する必要があります。削除しないとGPUが正しく動作しません。
Fedora / 標準GRUBディストリビューション:
sudo nano /etc/default/grub # Find this line:
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet nomodeset"
# Change to: GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"
# Save and update GRUBbr() sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfgbr()# Rebootbr() sudo reboot |
Bazzite / Fedora Atomic (rpm-ostree):
Bazziteは/etc/default/grubを使用しません。これを編集しても効果がありません。
代わりにrpm-ostree kargsを使用してください
# Remove nomodeset if it was added {rpm-ostree kargs --delete-if-present= "nomodeset"
# Reboot systemctl reboot |
/etc/default/grub.d/user.cfgもしくはカーネルパラメータを永続的に変更するために以下を作成または編集します。
| echo'GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"'| sudo tee /etc/default/grub.d/user.cfg |
| Bazziteでは通常nomodeset設定は不要です |
| Bazziteは通常nomodesetオプションがなくても正常に起動します。nomodesetオプションを追加していない場合はこの手順をスキップしてください。 |
⑥インストールの確認
# Check Mesa version(should be 25.1+) glxinfo & grep "OpenGL version"
# Check GPU detected vulkaninfo &| grep deviceName # Should show: AMD Radeon Graphics (RADV GFX1013)
# Check governor running (use whichever you installed) systemctl status cyan-skillfish-governor-smu # Or: systemctl status cyan-skillfish-governor-tt # Should show: active (running)
# Check GPU frequency cat /sys/class/drm/card0/device/pp_dpm_sclk # Should show multiple frequencies, one marked with * |
⑦Steamとゲームツールをインストール
sudo dnf install steam mangohud goverlay
# Enable Steam Proton for Windows games # In Steam: Settings → Compatibility → Enable Proton for all titles |
⑧ゲームのテスト
Steamからゲームを起動します。ほとんどのゲームはProtonですぐに動作します。
起動オプションを使う場合は(ゲームを右クリック → プロパティ → 起動オプション)から選択
| RADV_DEBUG=nohiz %command% |
これにより、一部のゲームのグラフィックの不具合が修正されます。
クイックトラブルシューティング
画面が表示されない
症状:インストール中/インストール後に黒い画面が表示される
解決策:nomodesetを使用して起動する(FedoraではBasic Graphics Modeで自動的に追加されます)
GPUが検出されない
症状:vulkaninfoのかわりにllvmpipe が表示される
解決策:
1.Mesa25.1+がインストールされていることを確認する。dnf list mesa-*
2.カーネルバージョンを確認するuname -r
(6.18.18LTS、6.17.11以降または6.12~6.14LTSである必要があります。6.15.0~6.15.6または6.17.8~6.17.10は不可)
3.GRUBからnomodesetが削除されたことを確認する
パフォーマンスが低い/FPSが低い
症状:ゲームが15~20FPSで実行される
解決策:ガバナーが実行中であることを確認する systemctl status oberon-governor
GPUクロック数数を確認する cat /sys/class/drm/card0/device/pp_dpm_sclk
高温になる
症状:GPUが90℃以上になる
解決策:
1.ファンが最大速度で回転していることを確認する
2.ヒートシンクのフィンをまっすぐにする(曲がっていることが多い)
3.サーマルペーストを交換する
4.高静圧ファンを使用する(Arctic P12を推奨)
次のステップ
BC-250が稼働したら次のステップに進みます
1.冷却の最適化:
冷却ガイド
2.パフォーマンスの調整:
GPUガバナー設定
3.ゲームの動作確認:
ゲーム互換性リスト
4コミュニティに参加する:GitHubリポジトリ内のDiscordリンク
最終更新:2026年04月06日 17:11