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BIOSリカバリガイド

⚠BIOS更新後に正常に起動しない状態でのみこの方法を試してください

回復が必要な状態

BIOSが破損した時の症状

  • 表示出力がない(画面が真っ黒のまま)
  • POSTなし(ビープ音もしない)
  • 電源はオンになっているが何も起こらない
  • 電源は入りファンも開店するが起動しない
  • BIOS更新後に再起動した後、何の反応もない

原因

  • BIOS更新時のファイル間違い
  • BIOS更新中になんらかの原因で電源が落ちた
  • ダウンロードしたBIOSファイルが壊れていた
  • 動作確認がされていない更新ツールを使った
  • 更新後にCMOSクリアが行われていない

回復方法

①CMOSをクリアする(最初に試してみてください)
☆設定が保存されない、更新後の挙動が怪しい時など
1.電源をオフにする
2.電源ケーブルを抜く
3.CMOSバッテリー(CR2032ボタン電池)を取り外す
4.60秒待つ
5.CMOSバッテリーを取り付ける
6.電源ケーブルを接続する
7.BIOSを起動して再構成する

ジャンパー使ってクリアする方法もあります
1.電源をオフにする
2.CMOSクリアジャンパーをショートさせる(ピン配置)
 ①のジャンパーをショート(2-3に差し替える)させる
3.10秒待つ
4.ジャンパーを戻す(1-2に差し替える)
5.電源をオンにしBIOSを再構成する
⚠USB更新時はCMOSクリアを必ず行ってください
USB経由で更新すると設定が保持されません。通常CMOSをクリアすると正常に動作しますされます。これはUSB更新時の既知の問題です。

②USBで再度更新する
☆起動はするが不安定、もしくはBIOSが部分的に破損している時
用意するもの
FAT32でフォーマットされたUSBメモリ
正しい更新ファイル(BC250_3.00_CHIPSETMENU.ROMを推奨)→ TuxThePenguin0 GitLab
更新ツール → 4U12G BIOS Update.zip)

1.USBドライブをFAT32でフォーマットする
2.BIOSファイルをUSBのルートにコピーする
 →SHELL.efiまたは動作確認済みの更新ツール
 →BIOSファイル(必要に応じてファイルのリネームが必要)
3.BC-250にUSBメモリを差し込んで電源を入れる
4.BIOSに入りUSBを優先的に読みこむように設定して再起動する
 →BIOSに入れない場合、USB以外の全てのドライブを外した状態で起動する
5.BIOS更新ツールを起動して更新を行う

③ハードウェア更新(完全に起動しない場合
☆完全に起動しない状態の時
用意するもの
CH341AもしくはCH347(推奨)プログラマ
SOP8テストクリップもしくはSOIC8チップクリップ
ジャンパーワイヤー(必要な場合)

SPIチップは通常BIOSチップセットの近くにあります。
ボードによって搭載されているチップが異なるので必ず確認してください
MX25L12873F(ほとんどのBC-250がこれ) -
MX25L12835F(一部のボードに搭載) -
Winbond 25Q128 (レアケース)

ピン配置(標準SPI):
Pin 1 CS Chip Select
Pin 2 DO Data Out
Pin 3 WP Write Protect
Pin 4 GND Ground
Pin 5 DI Data In
Pin 6 CLK Clock
Pin 7 HOLD Hold
Pin 8 VCC 3.3V
ハードウェアプログラマのセットアップ:
⚠:5Vトラップ
黒基板のCH341Aプログラマ(AmazonやAliExpressでよく見かけるもの)は使用しないでください。
3.3Vモードに設定しても5Vを出力することがよくあります。5Vのものを使用するとチップやボードの破損に繋がります。必ず使用前に出力を確認して下さい
CH341Aプログラマ:
電圧調整(必要な場合):
1.電圧レギュレータ(AMS1117))の位置を確認する
2. 3,3Vに変更する または分圧回路を使用する

より安全な方法: CH347Tプログラマ(標準で3.3V出力)を使用する
3.3V固定で調整が不要、書き込み速度が高速で多くのソフトウェアで対応しています。

更新方法
動作確認済みのソフトウェア:flashrom(Linux:推奨)、CH341Aプログラマソフトウェア(Windows) - AsProgrammer(Windows)

Linux flashromを使う場合
# Install flashrom
sudo apt install flashrom     # Debian/Ubuntu
sudo dnf install flashrom     # Fedora
sudo pacman -S flashrom   # Arch

# Connect programmer to PC
# Connect clip to SPI chip on BC-250

# Detect chip
sudo flashrom -p ch341a_spi

# Should detect: MX25L12873F or similar

# Backup current BIOS(important!)

sudo flashrom -p ch341a_spi -r backup.bin

# Verify backup
sudo flashrom -p ch341a_spi -v backup.bin}

# Flash new BIOSsudo flashrom -p ch341a_spi -w P3.00_mod.bin

# Verify flash
{sudo flashrom -p ch341a_spi -v P3.00_mod.bin

接続:
1.SPIチップ上のピン1の場所を確認する
2.クリップを慎重に接続します(ピン1からピン1)
3.クリップが外れないよう確認する
4.プログラマーをUSBに接続する
5.ソフトウェアを使用して更新を実施する
⚠電源に関しての注意事項
一部のマニュアルでは更新中にBC-250の電源をオンにすることを推奨していますが、非推奨です。
電源は入れず、プログラマーの電源のみをオンにしてください
ハードウェア更新のトラブルシューティング

チップが検出されない:
  • クリップの接続を確認する(差し込む位置は合っていますか?)
  • クリップがチップ上に完全に固定されていることを確認す
  • 別のUSBポートを試す -
  • プログラマの電圧を確認する(必ず3.3Vで実施してください)
  • チップピンをIPA(イソプロピルアルコール)できれいにする
更新時のベリファイに失敗する:
  • クリップの接続を再確認する
  • 書き込み速度を遅くする
  • 接続不良がないか確認する
  • クリップが破損している場合は交換してください
更新後も起動しないまま:
  • BIOSファイルが正しいことを確認する
  • 別のBIOSバージョンを試す
  • その他ハードウェアの損傷がないか確認する
  • 専門的な修理が必要になる場合があります

{{③デュアルBIOS(利用可能な場合)
一部のBC-250にはデュアルBIOSが搭載されている場合があります

1.BIOSスイッチ(BIOSチップの近くの小さなスイッチ)を確認する
2.電源をオフにする
3.バックアップBIOSへの切り替える
4.バックアップBIOSから起動する
5.システム内からメインBIOSを再フラッシュする

※注:全てのBC-250にデュアルBIOSが搭載されているわけではありません。


BIOS更新失敗によるブリック(文鎮化)を防ぐために

更新する前に

チェックリスト
□正しいBIOSファイルをダウンロードした(BC250_3.00_CHIPSETMENU.ROM推奨)
□ファイルハッシュ/チェックサムを確認する
□現在のBIOSのバックアップを用意する
□更新作業を行うPCやUPSの電源をフル充電する
□更新マニュアルを全部読む
□別のハードウェア更新プログラマを予備で用意する(念のため)

安全に更新するために

1.更新作業を中断しない
 →フリーズしたように見えても作業が進んでいる可能性があります。最低15分は待ってください
2.正しい更新ファイルを使用する
 →ファイル名とバージョンを確認する
3.更新作業を行うPCの電源周りの整備
 →更新作業中に電源が落ちたりしないように注意
4.マニュアルの指示に従う
5.USBメモリをつかって更新した場合は最後にCMOSをクリアする

{{現在のBIOSをバックアップする)
# If using hardware programmer
sudo flashrom -p ch341a_spi -r backup_$(date +%Y%m%d).bin

# Verify backup
sudo flashrom -p ch341a_spi -v backup_$(date +%Y%m%d).bin

{# Store safely (copy to multiple locations)

USBメモリでの更新について:
一部の更新ツールはバックアップ機能を持っています。更新前にバックアップを保存してください。


回復例の一覧

①USB更新で設定がリセットされる)
症状:
USB経由でBIOSを更新BIOSを起動しVRAMを512MBに変更→再起動後、8GBRAM/8GBVRAMに戻ってしまう

解決策:
1.CMOSをクリアする(バッテリーを取り外すかジャンパを使用する)
2.BIOSを起動してRAMを512MBに設定する
3保存して終了する

原因:
USBでの更新はNRRAMをクリアにしないため競合が発生します

②:間違ったBIOSファイルで更新した
症状:
間違ったBIOSファイルで更新してしまい電源は入るが何も表示されない

解決策:
1.ハードウェアプログラマーを購入する(CH347T推奨)
2.クリップをSPIフラッシュチップに接続する
3.正しいBIOSファイルで更新する(BC250_3.00_CHIPSETMENU)
4.CMOSをクリアする
5.起動してBIOSを再構成する

③更新中に電源が落ちた
症状:
BIOS更新中に停電等の原因で電源が落ち、ブリックしてしまった

解決策:
1.ハードウェアプログラマーを使用する(CH347T推奨)
2.正しく更新されたことを確認する
 →2回更新するする必要がある場合があります
3.CMOSをクリアする
4.起動してBIOSを再構成する


BIOSファイル情報

おすすめBIOS

BC250_3.00_CHIPSETMENU(推奨)
動的VRAM割り当てのロックを解除
チップセットメニューとオーバークロック設定を表示
テスト済みで最も安定しています→ BC-250リポジトリから入手可能

USBメモリで更新する際、BC250_3.00_CHIPSETMENU.ROMのファイル名をRobin5.00に書き換える必要があります(拡張子ROMも削除)

その他のBIOS

P2.11:マイニングボードとしてのオリジナルBIOS 表示項目が限られており、8GB/8GBもしくは12GB/4GBの固定設定のみ
P3.00:2.11を更新したもの。カスタムROMと比較するとまだ制限が多くある

BIOSファイルの検証

ファイルハッシュを確認する
#Linux
sha256sum P3.00_mod.bin

#Windows
Get-FileHash P3.00_mod.bin -Algorithm SHA256

# Compare with known-good hash from community

ファイルサイズ:通常8MB~16MB程度です。ファイルのサイズが極端に少ない場合はファイルが破損している可能性があります。


コミュニティリソース

ヘルプが受けられる場所
1.BC-250Discordサーバー
メインチャットチャンネルで質問してください

2.GitHubリポジトリ
ドキュメントやBIOSファイル、更新ツールはここから

ハードウェアプログラマーについて
CH347Tプログラマー:AliExpressとAmazonで入手可能
CH341Aプログラマ: AliExpressとAmazonで入手可能 ※必ず使用前に3.3V出力を確認してください

テストクリップ:
SOIC8テストクリップもしくはSOP8テストクリップ
チップのパッケージが不明な場合は両方入手してください


緊急時の対応

1.Discordに下記の詳細を投稿する
→これまでやったことを正確な手順も含めて記述
 使用したBIOSファイル
 現在の症状
 ボードの写真(解決に役立つ場合があります)
2プロに依頼する
→一部のユーザーは有料のBIOSリカバリサービスを提供しています
 コミュニティで推奨事項を確認してください
3.BIOSチップを交換する:
→最後の手段。SPIフラッシュチップをはんだ付けして交換する ※はんだ付けスキルが必要です


成功例

USBメモリを使った更新後のCMOSクリア::成功率90%
CH347Tによるハードウェア再プログラム: 成功率95%
同じファイルで2回更新する: 時々必要
別のハードウェアプログラマを試してみる:別のプログラマで成功する場合もあります

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最終更新:2026年03月19日 14:00