概要
とにかくトリッキーな忍法が多いという点では斜歯と近いが、メインフェイズで働く忍法が多いという点では比良坂に近い。そして当考察wikiでもっとも重視すべき点は、忍法を入れ替えたり新規修得する忍法の多さ。その性質からクソマンチ御用達とも言われ、最もルールの穴を突きやすい流派。
初心者に向けて
慣れないうちは他の流派と比べて戦力に劣るかもしれない。学園やら青春と言いつつキャラメイクにはかなり頭を使う流派なのでその辺りは覚悟しておこう。
御斎学園の特徴のひとつは、メインフェイズ戦闘に関わる忍法が多いこと。【電撃作戦】で突撃するのを楽しむならそういう方向のメイキングになる。なおメインフェイズ戦闘で勝つコツは、間合が広く回避しにくい忍法を持つこと……もそうだが、【範囲攻撃】か【絶対防御】を取ることが一番である。御斎には集団戦ダメージの攻撃が多いが、集団戦ダメージではメインフェイズ戦闘には勝てないので注意。
この流派は流派忍法だけで完結するほど甘くない。汎用忍法の方も読み込んで、よさげな組み合わせを探そう。場合によっては汎用忍法中心で組んで、隠し味程度に流派忍法を入れるのも悪くない。
忍法構成考察
私立御斎学園上位流派
■【電撃作戦】
戦闘を仕掛ける理由にもよるが、戦果で秘密を得ることでメインフェイズを有利にしたいなら【夜見】が簡単。敵と分かった者だけを襲いたいなら【望月】がいいだろう。【占術】【絶対防御】でもいい。【絶対防御】はメインフェイズ戦闘そのものでも役に立つので、最も素朴ながら悪くない構築である。
メインフェイズ戦闘をやるなら取りたくなるのは【貪狼】だろうか。運よく鞍馬の【神槍】でも取れれば御の字だがなかなかにギャンブル。
それ以上に取りたいのは【早乙女】。【揺らし】ほどの使いやすさはないが【夜見】と合わせるなら驚異的な効果。メインフェイズ戦闘では必ず効くのもおいしく、【早乙女】があるなら全て集団戦の攻撃で取ってしまっても問題ない。
他には【揺音】【判定妨害】との相性がいい。相手が一人なら、ファンブルさせさえすればほぼ確実に奥義の情報を獲得されずに攻撃を当てられるのだ。
■【修業】【艶花】構築
どういうコンボかは言うまでもない。問題は達成値が相手を上回らなければならないことで、【完全成功】や【判定妨害】を行うのが最も手っ取り早い。他には、【一存】や【逆鱗】のような常に効果のあるプラス修正をつけるのもいいが、感情修正をもらう方がいいだろう。どの道博打に近いので失敗が続く可能性もある、とある程度割り切ること。決まれば強いのは間違いない。
変わったところではわざとプロット値6で使い、ファンブルして【空吹】で達成値を10にするというものがある。7以上の達成値が確定するうえ、忍具を消費するかどうか決めるのは相手の出目を見た後で構わないのがうれしい(順番はその効果を起こしているプレイヤーが好きに設定するため)。
■【御斎魂】
一見使いづらいが、【完全成功】で【クリティカルヒット】すら無効化できる。それなら【絶対防御】を取れという話なのでもう少しやりようを考えたい。【艶花】同様【一存】や【逆鱗】が効くのと、変わったところでは【道珠】も効くが流石に取りづらい。【烈気】【一存】でスペシャル値を下げて対応するというやり方もあるがそれでも9までしか下がらず失敗率はそこまで変わらない。やはり感情修正をもらうのがいいだろう。
なお、戦闘中1回なのでメインフェイズ戦闘で特に光る。
どう使うにしてもコストが1必要なことには注意。
■【解説】【式神】構築
上位流派、中忍頭専用。奥義を見る度に遁甲符を得て、それを【式神】のコストにする構築。【風饗】よりコストがゆるく、コスト2くらいの攻撃であれば連発できるだろう。出す攻撃は他流派の血で鞍馬の忍法を持ってくるのも強力だし、相手を選んで【文曲】を連発してもいい。当てる自信があるなら【武曲】を連発して相手を追い込んでいくのもいい。選択肢は豊富にあるので、好きなものを選ぼう。
さらにここに【巨門】や【連撃】を入れるという手も。自分の攻撃を当てやすいのはもちろん、相手の攻撃を弱体化させ、他の仲間からの攻撃も当てやすくなるというのは極めて大きなメリットだ。
■【転校生】
上位流派、中忍頭専用。隠忍の装備忍法、と言えば【鬼影】だろう。【刃隠】と同時修得は他流派の血が必要なのが惜しい。他には【業火】や【真眼】、【忍道】などがあるが、最も凶悪なのは【秘中の秘】。変調を受けると無効になるというのはむしろ当然与えられるべき弱点だろう。【揺音】を取らなければならないのは枠が厳しいが、これを【電撃作戦】と併用すれば見切られない【範囲攻撃】で何を失うでもなく勝利をもぎ取れる。恐ろしい構築である。
最終更新:2016年12月30日 00:59