国家機関MP-CODEエージェント。
まだ中学生の少女でありながらも、その技術は歴代でも指折りの優秀さを誇り、150センチにも満たない小柄な体から繰り出される刃は、数多くの死者を斬り捨ててきた。
感情の起伏が少なく、ともすれば無表情だと見られがちではあるが、よく見れば何気に表情豊かであり、特に水城玲二と知り合って以降は、怒った顔が大半ではあるものの、年相応の少女らしさを見せている。
玲二を何かと非難することが多いが、それは自分とそう年齢の違わない彼が、狩人としての掟に束縛されることなく自由に生き、闘っていることに内心憧れてさえいるからである。
だが今まで掟に従い自らの範としてきた疾美にとっては、これまでの生き方そのものを否定するにも等しく、絶対に認めてなるものかと意地になっているからである。
五行家の娘という事で、当然実家は由緒ある神社であり、祭事その他では修行の一環で手伝うこともままあるのだが……どうにも本人は巫女服を身にまとうことに対し、尋常ではない羞恥心を抱いているらしい。
なお問題の巫女服姿の写真は、木野咲弥生が一枚だけ保有しているらしい。