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  • VIVID VICE -そして、集いしスターダスト-

チェンジ・ロワイアル@ ウィキ

VIVID VICE -そして、集いしスターダスト-

最終更新:2023年02月15日 00:14

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「……」

口を一文字に引き結び剣を振るうは魔王。
敵に掛ける言葉は存在せず、今はまだ呪文を唱える場面でも無い。
必要なのは相手を殺す意思のみだ。

「顔の良い割にゃあ無口な野郎だな!それじゃあ女は付いて来ねえぞ!」

魔王とは反対に軽口を叩くのはグリード。
言葉だけなら気の知れた友人に向けたものにも聞こえる。
だが彼らの周りに響くのは安酒を提供するバーの喧噪ではない。
破壊の剣と硬化させた両腕が幾度も火花を散らし合い響かせる、殺し合いの音だ。
首を狙った刃は悉く弾き返され、顔面を引き裂かんとした爪は刀身に防がれる。
互いにまだ掠り傷すら負わされておらず、表情からも余裕が満ち溢れていた。

「おらよっと!」

これまで攻撃に爪を用いていたグリードは拳を握り締め、真っ直ぐに叩き込む。
硬化させた腕によるパンチだ、生身の肉体などプリンよりも簡単に破壊できる。
だがグリードが伸ばした右腕の先に感じたのは泥の中に突っ込んだような不快感では無く、ヒュンと手の甲を撫でる空気の冷たさ。
見れば分かる通り拳は外れた、標的は自身の頭上へと跳躍したのだから。
人体を容易く破壊可能なのは魔王も同じ。
与えられた肉体と支給品の両方が、全参加者の中で上位に位置するレベルの『当たり』だ。
砂金のような眩い髪を赤く染め、しなやかな少女の体を股まで真っ二つにする。
振り下ろされた剣はしかし、凄惨な光景を生み出すには至らない。
放った拳が空を切ったと理解したと同時に頭上を見もせず、ただ同じ場所へ立っているのは馬鹿のする事とグリードは後方へ飛び退いていた。


「チッ!どうも動き辛ぇな…」

性別が男であり殺し合いの前に入っていた器も男であった為か、セイバーの服装は少々違和感を覚える。
青い生地のスカートを引き裂くと具足を履いた細い足が露わとなった。
元々この肉体を与えられたキャメロットが見たら抗議するだろうが、彼女の意識は未だ奥底へと閉ざされたまま。
もう暫くは強欲のホムンクルスの勝手気ままなステージだ。
足回りのヒラヒラしたのが無くなり、先程よりも動き易くなった気がする。
確かめる為にも魔王へと接近、馬鹿正直に突っ込んだ相手への返答に切っ先が突き出された。
つい今しがた魔王がやったのと同じように、グリードは跳躍して回避。
相手の頭部目掛けて右脚を伸ばせば刀身に防がれるも予測済み。
伸ばしたままの足に力を込め刀身を踏みつけるようにして更に跳躍。
少女の体とはいえ全体重を一点に集中させた重みが靴底から刀身へと伝達。
僅かに魔王の体勢が揺らぐ。
それで尻もちを付くような無様は晒さないが、背後へ着地したグリードに次の一手を許してしまう。

「シィッ!」

左足を軸にして反対の足で蹴りを放つ。
これまでは両腕のみだった硬化の範囲を右足にも広める。
金属製の具足以外は黒く染まった脚に対し、魔王が取る手は迎撃。
掬い上げるように真下から振るわれる剣、硬化させた足を斬り落とせはしないが狙いは別。
グリードの意思に反し右足が高く跳ね上げられ、魔王に向けて強引に股を見せたのような格好となった。

「おいおい、こりゃ女の体なんだ。ちったあ気を遣ってやれよ!」

跳ね上げられた足をギロチンのように振り下ろす。
身を捩り躱す魔王、攻撃がまたしても空振りとなったグリードへ当然のように迫る剣。
しかし外した直後は隙が生まれる事くらいグリードも承知だ。
背中から地面に倒れるようにして回避、顔の真上を剣が通過し鼻先が冷たく感じる。
両手をアスファルトに付け支えとし、両足を魔王へと突き出した。
硬い靴底を破壊の剣で防御、足を伸ばしたまま押し出すように力を込めると反動で立ち上がる。

「オォ!」

左手で作った手刀を心臓目掛けて放つ。
そこいらのサーベルなどよりよっぽど上等な得物だ。
とはいえ得物の質で言えば魔王の剣とて間違いなく上位に位置する。
左手を弾き返し、続けて繰り出された爪にも対処。
刀身を引っ掛かれキリキリと耳障りな音がし、自分でも気づかない程に小さく眉間に皺が寄る。
横薙ぎに振り払った剣はグリードが姿勢を低くした事で躱され、五指で数えられる程度の頭髪がハラハラと舞う。

「うおっ!?」

顔の真正面から迫り来る靴底を慌てて避ける。
鼻をへし折られひしゃげた顔面にはされずに済んだが、少しばかり耳にヒリヒリした痛みが残った。
女は殴らない主義のグリードとしては、異性への扱いを知らないガキかと呆れる他無い。
だったらこっちもその整った顔を台無しにしてやったって、文句は無いだろう。
顎を打ち上げるように硬化させた拳でアッパーカットが繰り出される。

「フン…」

見えているとでも言いたげに鼻を鳴らして対処に回る。
何て事は無い、ただほんの少しだけ身を引いてやれば良いだけ。
そして攻撃を仕掛けて来たのならば、こっちもタダでは済ましてやらない。
敵はまだ破壊の剣のリーチ内にいる。
軽く振るうだけでほっそりとした腰が両断され、数秒後には地面が赤く汚れた光景が完成だ。
実力が高かろうと低かろうと死ぬときはどちらも一瞬である。

「もう勝った気になってんのか?」

だがグリードとて自身が敵の攻撃範囲内から抜け出せていないなど分かり切っている。
となればこちらの攻撃を当てるのみならず、敵の攻撃への対処にも常に気を回していて当然だ。
躱された場合の為にアッパーカットを放ったのと反対の手は空けておいた。

「む…」

短く唸る魔王が睨むは、破壊の剣をガッチリと掴んだ少女の姿。
硬化させた手ならば斬られる心配も無い。

「大した腕だなオイ。ラースの奴にも教えてやりてえよ」

剣を掴む手の力は微塵も緩めず、鼻先が接触する程の距離で挑発染みた言葉を口にする。
返答は期待していない、どうせ次に相手がどう出るかなど分かり切っているのだ。

「ッ!!」

両手で柄を握り締め、筋肉が盛り上がる程に力を込め振るう。
掌に掛かる圧力が数段増したのを認識したと同時、グリードは背後へ吹き飛ばされていく。
空中で体勢を整え着地、すかさず急接近する魔王へ上等だと笑ってやった。


○


弾丸を思わせる勢いで豹が突進して来た。
歪な後ろ足では本来地球上に存在する豹程の速度は望めなくとも、人間が発揮できる運動能力は凌駕している。
激突すれば人の体などロケット花火のように吹き飛んで行くだろう。
この場に何の力も持たない人間がいればの話だが。

「ドラァッ!」

逃げも隠れもせず真っ向から迎え撃つは強靭な拳。
東方仗助のスタンド、クレイジー・ダイヤモンドがミチルの戦意に応じて現れた。
破壊力とスピードは近接最強の性能を誇るスタープラチナにも引けを取らない。
唯一劣る射程距離も、敵の方から近付いて来るのだから好都合。
街を苦しめる邪悪を決して許さぬ意思は今、鬼舞辻無惨という邪悪を叩きのめさんとする。
吸い込まれるように顔面ど真ん中へ当たる筈の拳はしかし、地から足を離した状態での強引な回避により不発。
いのちのたまを飲み込み能力を上げていたからこそ、ギリギリで当たらずに済んだ。

「ドラララララララララッ!」

だが無惨は未だクレイジー・ダイヤモンドの射程距離内からは抜け出せないまま。
ならばここで攻撃の手を緩める愚行は犯せない。
着地した直後に降り注ぐ拳の嵐。
動物系の悪魔の実を食べた者には常人よりも遥かに上の生命力が齎される。
だからといって攻撃全てをノーダメージで凌げる訳ではなく、まして鬼の肉体にあったような再生効果は望めない。
故に無惨が取るのは当然回避一択だ。

「えいやっ!」

横っ飛びに躱した直後、破壊されたアスファルトの破片が目に入りそうになる。
尤も無惨には破片などよりも優先し対処に回らねばならない問題があった。
クレイジー・ダイヤモンドのラッシュを避けた所ですかさず襲い来る、銀の外殻を持つ怪人。
スコルピオワームがカギ爪を振り下ろして来たのだ。
回避が間に合うかどうかは微妙な所、故に前足を振るいこちらも爪をぶつける。

「うわっと…」

爪同士がぶつかりどちらも少しの痺れが伝わった。
一撃を凌いだ無惨はスコルピオワームから離れ、再度ミチルに狙いを付ける。
現在の無惨が最も殺したい相手は、自分の肉体の消滅を防げなかったミチルだ。
慣れない体でわざわざ追いかけて来たのも、全ては彼女を殺す為。
足を動かす度に生じる尋常では無い違和感を、いのちのたまの効果で強引に補強。
ミチルの反応が遅れる右側へと駆け、対処を許さず飛び掛かった。

無惨が取った戦法自体は間違っていない。
但しそれが通用するのはさっきまでのミチル相手にであると、身を以て教えられる。

「ケケッ!邪魔しに来てやったぜぇ!」

聞き覚えのある声が頭上より掛けられた。
レンタロウの能力により幽体となったゲンガーが参戦。
放送前の戦闘により肉体への攻撃は無意味と知る無惨は、振り下ろされた刀への回避に思考を注ぐ。
柄の部分を狙って前足を振るう。
力の強さでは一般男子高校生でしかないレンタロウより、ネコネコの実を食べたこちらが上。
手から弾き飛ばしてしまえば無手、一々相手をする必要も無くなる。
だが忘れてはならないのは、敵はゲンガーだけでは無いという事。
無惨が相手取らねばならないのは複数人存在し、少しの時間だろうと一人へ気を回せば当然他の動きを許す事になる。

「ドララララァッ!」

誰の声だとは考えずとも瞬時に分かる。
自分へ向けられた敵意が一瞬逸れたと分かったミチルがクレイジー・ダイヤモンドを操作、ラッシュを放つ。
ミチルを殺す為に飛び掛かった、言い換えればクレイジー・ダイヤモンドの射程距離内に無惨の方から近付いてくれた。
更にゲンガーが妨害に動いたお陰で隙を突く事まで出来たのである。
再度全身の筋肉を総動員し、不格好な体勢のまま避けるも数発が命中。
吐き気のするような鈍い痛みに襲われ、口に挟んだ召喚石を零しそうになった。

(何だこれは。何故こんな事になっている?)

弱い。余りにも弱すぎる。
無惨本来の肉体であればこんな無様を晒す筈が無い。
埃を掃うように腕を振り、蟻を踏み潰す程度の考えで足を動かす。
たったそれだけで人間複数人を纏めて薙ぎ払えるのが無惨の肉体だ。
例え鬼殺隊の柱や痣を発現させた隊士が数十人束になったとしても、群れを成した害虫程度でしかない。
縦横無尽に振るわれる肉の鞭と大量の管、わらわらと集まるしか能の無い連中を殲滅可能な血鬼術。
必死こいて振るった日輪刀など何の意味も為さない、複数の脳と心臓から為る生命力。
鬼舞辻無惨という鬼を構成する能力全てが、ただの一つとして使えないとは何たる屈辱。
四肢を地に着け畜生のように駆けねばならない、日輪刀どころか拳の一発ですら下手をすれば致命傷になりかねない。
どれだけ不平不満を並べても、こんなものが自分に残された身体であるなど地獄以外の何だと言う。

悪魔の実を食べ自力での移動が可能になった。
いのちのたまを飲み込みある程度の強化は叶った。
そこまでしてようやく戦いが可能なレベルにまでなる程に弱い。
出来損ない以外の言葉が見つからない体だ。
遠坂凛ですら幼い子どもとはいえマトモな人間の身体を与えられたというのに。
少なくとも肉体の面に関しては、全参加者の中で最も不遇な扱いだと思わずにはいられなかった。

何故自分がこのような理不尽な目に遭わねばならない。
何故何もかもが自分の思うように進まない。
取り巻く環境全てを呪ったとしても、無惨の現状に変化は訪れなかった。

(これなら…!)

勝てるとミチルは確信する。
人数差も保有する能力でも有利なのは明らかに自分達。
このまま押し切り倒せば、銀髪の剣士と戦闘中の少女へ加勢が出来る。
まだ名前もロクに聞いていないがゲンガーと共にいた事から敵ではないはず。
早急に決着を付けるべくクレイジー・ダイヤモンドを操作し、スコルピオワームのカギ爪をどうにか躱した無惨の背へ殴りかかった。


「へぇ、こんなに集まってたんだ」

不意に聞こえた声により、無惨への攻撃に集中していた意識が割かれた。
反応を見せたのはミチルだけではない。
戦場に居る者全てが乱入者の存在に気付き動きを止めている。

「よっと」

可愛らしい声で浮遊する絨毯から飛び降りたのは、クリーム色の髪をした少女。
外見は殺し合いの空気には似つかわしくないほんわかしたもの、しかし纏う空気は残忍な喜びに満ちている。
自身へ集中する視線を意に介さず、どこからか取り出した赤い機械を腰に装着。
顔の横へと掲げた右手には、メロンの装飾が施されたクリアパーツの錠前。

「あのベルト…まさか…!?」
(もしかしてあの女の子もへんしんを!?)

一連の動作に何人かが顔色を変えたのを見て、少女の笑みが深まったように感じられた。

『メロンエナジー!』

「変身」

『ロックオン!ソーダ!メロンエナジーアームズ!』

全身を白のインナースーツで覆い、頭上から降って来た巨大なメロンが展開。
胸部装甲と化し、アーマードライダー斬月・真への変身が完了。
専用武器のソニックアローを軽く振るいながら、ダグバは新たな玩具達を期待の眼差しで見つめた。

放送前、体力回復をしようと283プロへ向かっている最中の事である。
となりのエリアに突如として灰茶色の巨大な土偶が現れビームを放ったのは。
参加者ではなく、支給品か何らかの能力によるものだろうとは分かった。
正体が何であれ強く興味を引かれた事は確か。
すぐにでも土偶が現れた地点へ赴き、自身が笑顔になる為のゲゲルを始めたい。
そう考えたものの疲労が無視できない程に蓄積していたのも事実。
どうしようか悩んでいる内に土偶は消え、今から行っても既に戦闘は終わっている可能性が高くなった。

落胆しつつも土偶を出現させた者が生きていれば、殺し合う機会は幾らでも訪れると自分を納得させ改めて283プロへと到着。
初めて訪れる施設のはずなのに、何故か見覚えがある気がしてならない奇妙な感覚に襲われた。
とはいえダグバにとってはそう深く考える程の事でもなく、まぁいいかと適当に座って休んでいると聞こえて来たのは二回目の定時放送。
先程殺した青年(精神は少女)以外に知る者はおらず、死者に対して特別興味は抱かない。
モノモノマシーンなる設置物を使えば遊び道具が手に入るらしいので、今後は首輪の回収もしておこうかと方針に一つ付け加え、暫くはぼうっと天井を眺め数十分が経過。
そろそろ良いかとデイパックを掴み、283プロを出発したのだった。
到着した先で見つけたのは複数の参加者。
しかも自分を吹き飛ばした金髪の少女までいるではないか。
思わぬ再会に胸が弾む。

万全ではないが戦闘に支障が出ない程度には回復し、移動の際には魔法のじゅうたんを使ったので余計な体力も消費していない。
新しいゲゲルを始めようと無邪気に意気込む白い弓兵へ、真っ先に敵意を抱いたのは幽体の少年だ。

「あの女…!また来やがったのかよ!」
「ゲンガーしゃん?あの人を知ってるんですか?」

怒気と恐れの入り混じった言葉を吐き捨てるゲンガーに、ミチルはただならぬものを感じる。
この様子からして味方で無いのは明らかだった。

「あいつは…ハルトマンを殺した女だ」

苦い物を絞り出すようにして告げた内容に、思わず顔が強張る。
自分としんのすけが地下に潜っている間、あの少女に襲われハルトマンは命を落としたのか。
肉体は少女でも中身は随分と邪悪な参加者らしい。
一気に攻め立て無惨を倒す筈が、新たな危険人物の乱入でどう転ぶか分からなくなった。
見ると銀髪の剣士と、それに相対する少女も白い弓兵の登場に次にどう動くべきかを計りかねている様子。
視線を一身に集める当の本人は早く遊びに混ざりたいとでも言いたげに、悠々と近付いて来る。

だが乱入者は一人だけではない。
ダグバの参戦が呼び水となったかのようにして、また別の参加者が戦場へと現れた。

低く唸るような音が複数、全員の耳に届く。
これと似たような音には何人か聞き覚えがあった。
丁度ミチルがゲンガー達の元へ無惨を引き連れ現れた時と同じ、エンジンを吹かす音。

疾走する二台のバイクがアスファルトを擦りながら急停車。
新たに四人の男が戦いの場へとエントリーを果たす。

「蓮しゃん!皆さんも!」
「ケケッ!良いタイミングで来るじゃねえか」

帽子の青年、雨宮蓮は仲間達が上げる歓喜の声に軽く頷き返す。
風都タワーを出発し、ハードボイルダーを飛ばして来た甲斐があったようだ。
既に戦いが勃発してはいたが、ミチルもゲンガーも無事。
何人か見知らぬ顔もチラホラ見え、いるはずの姿が見当たらない事に気付いた。

「ミチル、しんのすけは一緒じゃないのか?」
「それが…今は一緒じゃないんです。私が支給品を使ってしんのすけしゃんを逃がして、それからどこにいるかは…ごめんなさい…」

これまた予想外の返事が返って来た。
放送で発表されなかったから無事だとは思っていたが、まさかそんな事態になっていたとは。
具体的に何があったかはともかくしんのすけだけを逃がしたくらいだ、余程切羽詰まった状況だったのだろう。
しんのすけの安否は非常に気になるが、それはこの場を切り抜けてからミチルに詳しく聞き改めて探しに行く。
ゲンガーは白い仮面ライダーらしき参加者を睨んでいるし、承太郎も銀髪の青年へ敵意を露わにしている。
どうやらあの二人は高確率で殺し合いに乗っている側の者らしい。

「お喋りは終わってからにしようぜ。向こうは呑気に待っちゃくれないだろうよ」
「ああ、分かってる」
「…あっちの銀髪の男、アイツは俺が相手をする」
「ならば私はあの奇妙な動物の方に回ろう。他は任せたよ」

それぞれが変身する為のアイテムを取り出す。
ある者は露骨に目の色を変え、ある者は警戒を強める。
反応は様々だが蓮達がやる事は一つだけだ。

『JOKER!』

――COBRA――

「「変身!」」

「蒸血」

『JOKER!』

――MIST MATCH――
――COBRA…C・COBRA…FIRE――

ガイアメモリ、カードデッキ、フルボトル。
切り札の記憶が、ライダーバトルの参加者の証が、地球のエレメントの一つが。
三人を戦士へと変え、戦場に新しい風を巻き起こす。

「スタープラチナ」

短い言葉に応じ現れるは星の名を冠したスタンド。
傍らに拳闘士を出現させた承太郎は魔王と対峙する。
坂田銀時を殺した因縁の敵だ。
二人掛かりでも苦戦は免れなかった男の放つプレッシャーは健在。
されど承太郎に恐れは無い。今度こそスタープラチナの拳で再起不能なまでにブチのめす。

「何だ、お前もこっちで遊びたいのか?」
「悪いがこいつの相手は譲れねぇ。テメーも“乗ってる”側なら纏めてブチのめすがな」
「ハッ、狂犬みてぇに噛み付くなよ。…にしても面白いモン持ってんなぁ」

拳闘士のような人形、一瞬で鎧を纏った道具。
錬金術やホムンクルスの固有能力とは別種のそれらを興味津々に見つめる。
ああいった力の持ち主や技術を掻き集めるだけの力をボンドルド達は我が物としている。
益々以て連中の持つ一切合切を手に入れたくなった。
その為にも、先程からビリビリした殺気を放ち続ける銀髪の男には消えてもらおう。
向こうが等価交換に乗ってこちらに何かを差し出すつもりならともかく、話自体する気が皆無のようだ。

承太郎とグリードを油断なく見据えながらも、魔王は考える。
スタープラチナと呼ばれる人形のような存在を従える強面の男、その脅威は身を以て味わっている。
文字通り何をされたか分からず、気が付けば全身を殴られていた謎の攻撃。
回復呪文が無かったらあのまま死んでいた可能性とてある程の傷を負わされたのは、記憶に新しい。
謎の攻撃に対する一番の対抗策は、発動される前に殺すこと。
最もそう簡単に殺せる弱者とは思っていない。

ならば次善の策として浮かんだのを実行する。
強面の男の仲間らしき連中が使った道具、その効果により変化した姿。
それらを見て使う価値有りと判断した最後の支給品を取り出す。

龍のエンブレムが描かれた黒い小箱。
似たような物を連れの一人が持っている承太郎は顔色を変えた。
どんな反応をされようと、魔王に今更使う気が失せたなどと言う気は無し。
近くのガラス窓に小箱を翳すと、腹部に金属製のベルトが出現。

「変身」

小箱が装填されると鏡像が幾つも重なり合い、ピサロの肉体を覆い隠す。
全身に黒い装甲を纏い、フェイスシールドに隠された複眼が赤い光を放つ。

仮面ライダーリュウガ。
13人の仮面ライダーからなるライダーバトルの参加者。
だがリュウガの変身者は他の参加者と違い、現実世界に生きる人間では無い。
仮面ライダー龍騎の変身者である城戸真司と瓜二つの姿をしたミラーワールドの住人、それこそがリュウガの変身資格を得た存在。
尤も此度はあくまで参加者の武器としてデッキが支給されているに過ぎないが。

役者は揃った。
もう後戻りはできない。
開戦の時を待ちわびていたグロンギの王が、さも楽し気にソレを口にした。

「さあ、ゲゲルを始めよう」

→

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番外編

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 ・参加者名簿(組み合わせ)
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 ・第一回放送までの死亡者
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 ・タイトル元ネタ【0~50】
 ・タイトル元ネタ【51~100】
 ・タイトル元ネタ【101~150】
 ・タイトル元ネタ(候補作)


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  • 俺ロワ・トキワ荘:http://jbbs.shitaraba.net/otaku/12648/
  • 本スレ①:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1615384066/
  • 本スレ②:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1633849195/l30
  • 本スレ③:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1664632643/l30
  • 本スレ④:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1706338338/l30
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