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  • チェンジ・ロワイアル@ ウィキ
  • 悔いなき選択 -Cyclone Effect-

チェンジ・ロワイアル@ ウィキ

悔いなき選択 -Cyclone Effect-

最終更新:2023年11月29日 19:33

匿名ユーザー

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「バリー…!」

呼んでも答える相手はもういない。
失われた頭部では出会った当初の軽い言葉も、起きてからの哀愁漂う台詞も話せない。
バリー・ザ・チョッパーは凛の目の前で死んだ。
殺人鬼としての本性を、とうとう一度も露わにする機会を得られずに。

バリーが実は死刑判決を受ける程の凶悪犯罪者だったと、凛は知らない。
この先アルフォンスが話さなければ、恐らく永遠に知る時は来ない。
確かなのはバリーは凛を守って死んだこと。
彼に逃げろと言われその最期を目撃し、状況を呑み込めない一般人ではない。
思う所は勿論ある。
助けるだけ助けておいて、礼も借りの一つも返させてくれないなんて。

だけど今はそういった感傷も全部後回しだ。
バリーが足止めできたのは極僅かな間だけで、巨人の脅威は変わらずある。
踵を返し全速力で駆け出す。

『■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!』

子供一人だろうと見逃してはくれないらしい。
真後ろからの咆哮に肌が泡立ち、しんのすけの小さな体が吹き飛ばされそうだ。
校庭で初めてサーヴァント同士の戦闘を見た時以上の、死が迫りくる緊張感に凛も焦らずにはいられない。

(ヤバい追い付かれる…!!)

同年代の幼稚園児に比べれば非常に高い身体能力も、相手がこれでは逃げ切れない。
支給品を使ってどうにかするか、バリーから受け取ったトランプはあと一枚残ってる。
役立たずで裏切り気質のブタはともかく、後の二人なら何とかなるかも。
いや、流石に巨人相手ではどこまでやれるのか分からない。
というか元々自分に支給された武器はどうなったんだ。
産屋敷に襲われて奪われた、ならその産屋敷を仕留めた黎斗がドグーを持ってるのか。
こんな事ならルブランにいる間にさっさと返して貰えば良かった。

あれこれ考えが浮かんでは消える頭目掛けて、拳が振り下ろされ――


◆◆◆


「ぐっ……」

見えたのは鉛色の雲に隠された空、ではなく。
見覚えの無い天井と、パラパラ舞う欠片。
鈍い痛みを噛み殺し蓮は体を起こす。

巨人が地上目掛けて拳を構えた時点で、蓮達全員が動き出した。
あのサイズの敵が勢いを付けて落ちて来る。
迎撃と防御の選択は有り得ない、自ら死を選ぶようなものだ。
四方八方へ駆け出し範囲外へと避難。
全員が支給品や個々の能力により、只人以上の身体能力を我が物としている。
それでも巨人の殴打で放たれる衝撃波には完璧な対処が追い付かず、砲弾かという勢いで吹き飛ばされた。
民家の一つに叩きつけられ、そのまま壁を粉砕し不法侵入。
カートゥーンアニメのような目に遭い五体満足なのは、ジョーカーに変身していた恩恵だろう。

「そっちは無事か…」

外れたドライバーとメモリを拾い再変身、外に出た時声が掛かった。
黒の衣服が所々破れ、生々しい傷跡が見え隠れする少女。
蓮と違い身を守る装甲を持たない為に、受けたダメージはずっと大きい。
仲間の負傷にこれまでは何も出来なかった、今は違う。

「ペルソナ!」

ホウオウのスキルを使いジューダスを回復。
ディアラマの効果で出血が止まり、傷も大部分が塞がる。
完治まではいかずもう一度スキルを使おうとしたら、これで十分だと止められた。
戦闘に支障が出ないなら問題無いのだと言う。

『良いんですか坊ちゃん。乙女のお肌をもっと大切にしてあげなくて』
「気色の悪い言い方はやめろ。とにかく礼を言う」

どういたしましての返答もそこそこに急ぎ巨人の所へ戻る。
吹き飛ばされた他の皆が心配ではあるものの、特にマズいのは凛とバリーだ。
嫌な予感に背を蹴飛ばされ急行、見付けたのは下半身だけの珍獣と逃げる幼児。
また間に合わなかった、湧き上がる無力感に苛まれる自分を叱咤する。
後悔云々よりも危機を迎えた凛の救出のが最優先だ。

発見した時点でジューダスは翼を展開、巨人の元へと飛行。

「マガツイザナギ!」

速さはあるが間に合うかどうかは賭け。
ジューダスを対象にスキルを使いつつ、ジョーカーも取り零してなるものかと己を奮い立たせる。

首元を突き刺す悪寒が巨人に攻撃対象の変更を逸らせる。
構えた拳はそのままに、上半身だけで振り返り見た。
己が身を弾丸と化し、こちらを貫かんと迫る天使を。
突っ込んで来る敵を嘲笑いはしない。
生きる全てが、今の巨人には滅ぼすべき怨敵でしかなかった。

「幻影刃!」

神速の突きに合わせるように拳を突き出す。
加速の勢いを乗せたとはいえ、真っ向勝負ならジューダスの分は悪い。
シャルティエの切っ先と拳が激突。
肉を貫いた手応えは無く、後方へと押し戻される。

「くっ…!」

襟を掴まれ無理やり引っ張られている気分だ。
翼に力を籠め強引に踏み止まる。
ダメージは与えられずとも、凛の殺害阻止には成功。

『オオオオオオオオッ!!??!』

体勢がよろめきたたらを踏む。
威力も強度も巨人の方が遥かに上。
まして硬質化させた拳ならば、吹き飛ばすどころか肉片の雨を降らせる。
そうならずに済んだのはジョーカーのスキルの恩恵。
ヒートライザをジューダスに使いステータスを上昇、巨人の拳ともぶつかり合える力を手に入れた。

『JOKER!MAXIMAM DRIVE!』

「ライダーキック!」

そのジョーカーも一歩遅れて到着。
マキシマムスロットにメモリを叩き込み跳躍、切り札の記憶が身体機能を最大限に高める。
右肩目掛けて跳び蹴りを叩き込む。
剥がれ落ちる肉片と、またもやよろめく巨体。
傷自体は時間を置かずに治癒されるだろう、しかし狙いはそこじゃない。
巨人の足止めは十分だ。

「凛!」
「ごめん助かった!」

敵意を自分達へ引き付けたなら、凛が離れる隙が出来る。
走り出す小さな背中を見送る余裕は無い。
凛の後ろ姿を塞ぐように、巨人が体勢を立て直し咆哮。
最初の標的は、蹴り付けた反動を利用し屋根に着地したジョーカーだ。
目障りな害虫を叩き潰すべく平手が頭上より襲来。
足首のアンクレットがジョーカーの脚力を強化、脱兎の如く駆ける。
崩壊する家屋を背に別の建造物の屋根へと飛び移った。

「ネガティブゲイト!」

双剣を翳しジューダスが晶術を発動。
巨人の背後へ魔空間が出現。
見えない力に絡み付かれ、巨人はその場に縛り付けられる。
続けて唱えるのもまた闇属性の晶術。
魔空間が収縮、巨人を脱出不可能の牢獄へ閉じ込めるべく引き摺り込む。

ネガティブゲイトも、今放ったイービルスフィアも闇属性。
パラゾニウムの効果で両方共に通常時以上の力を発揮した。
だが足りない、巨人を捕らえ決着へ持って行くにはまだまだ力不足。
腰を捻り上半身を大きく回して、強引に拘束を脱する。

「これでも無理か…」

元から大きな期待はしていなかったが、現実に見せられると表情に翳りが増す。
自由を取り戻し巨人はジューダスへ飛び掛かる。
サイズがサイズだ、等身大の相手以上に十分な距離を取らねば圧し潰されてしまう。
目の前を蘭子の身長の数倍はある指が通過、発生する余波だけで吹き飛びかねない。
翼の扱いには慣れてきているのが幸いし、どうにか体勢を維持。
反対の腕を伸ばされかけた時、地上からの銃撃が起こった。
トランスチームライフルを連射するブラッドスタークだ。
向こうもまた装甲を纏っていたお陰で、戦闘続行が可能な程度にはダメージを防げたのだろう。

豆鉄砲を撃つ目障りな赤を睨み付ける。
敵意が今度は自分に移った、そう察したブラッドスタークも行動を開始。
棒立ちで撃っているだけでは、どうぞ殺してくださいと言っているのと一緒。
地上を駆けるブラッドスタークを巨人が追跡、動きは速いが未だ攻撃範囲内からの脱出は出来ていない。
全身を赤い影状に変化させ回避、飛来した拳はまたも地面を砕くのみだ。

――ICE STEAM!――

実体化と同時に得物を構える。
バルブを操作し高熱硬化弾に追加効果を付与。
スコープ越しに狙うは地面に拳をめり込ませた巨人、これだけ大きな的を外す素人ではない。

『蓮!さっきの鳥を使え!』
「っ!ペルソナ!」

冷気を纏った銃弾が次々に拳部分へ命中し、あっという間に凍り付かせる。
間髪入れずにジョーカーがホウオウで追撃。
共犯者の言葉に従い、放つスキルはマハフレイラ。
フレイラよりも広範囲に核熱属性のダメージを与える効果が、此度も抜群の成果を叩き出す。
核熱属性のスキルは感電以外に凍結状態の敵に対しても、高い威力を発揮するのだ。
めり込ませた地面諸共右拳が氷に覆われ、再度身動きが封じられた。
少しの間だけでも隙は隙、三人が一気に畳みかける。

『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』

歴戦の戦士たちの連携すらも巨人は上回る。
アスファルトへ蜘蛛の巣のように亀裂が生まれ、右腕を持ち上げた。
凍結し拳と一体化した地面の一部を引き剥がしたせいで、道路には大きな窪みが出来る。
右腕を大きく振り回す様は子どもの仕草に似ているが、被害の規模は桁違い。
巨大な風車と化した右腕で起こす突風に、堪らず脚が地面から浮きかけた。
風の発生が巨人の目的ではない。
激しく揺さぶられ続けた結果、右手の氷が砕けすっぽ抜けた地面の一部が飛来。

「粉塵裂破衝!」

――COBRA!STEAM SHOT!COBRA!――

発生させた土煙に双剣で火花を灯し爆発。
フルボトルの成分を付与しコブラ型のエネルギー弾を発射。
高火力の攻撃で対処に回り、地面の一部は空中で霧散。
雨と共に地面へ細かな欠片が落ち、こちらへの被害はゼロとなる。
その代わりに、巨人はまたしても無傷で自由の身へと戻ったが。

『にしても、大きさの割に反応良過ぎじゃないですか?』

ボヤくシャルティエに全員が同意する。
巨体に見合わぬ俊敏な動き。
理性を感じないにも関わらず、ただ暴れ回るだけでなくあの手この手でこちらを殺しに来る。
単に巨大で暴れるだけでは無いのが非常に厄介だ。

広瀬康一の巨人化による暴走はこれが初めてではない。
殺し合いが始まった直後、まだボンドルドによる最初の放送よりも前。
ロビンと出会った康一が巨人化を試した際、制御出来ずに暴走した。
だがあの時と違い、今の康一はケロボールによる洗脳を受け、理解出来ない憎悪に支配された状態。
康一自身の理性は無く制御が効かなくとも、脳内で響く「滅ぼせ」に体が自然と従っている。
溢れ出る憎悪、見境なしに暴れる暴走状態、そしてシンプルながら効果的な命令。
これら三つが合致した結果が今の康一だ。
康一の精神による制御は行えず、だが目に付く命を滅ぼす為に最適な動きを実行する。
暴走状態でありながら硬質化や機敏な動きも可能、カイジ達が遭遇した時とは比べ物にならない脅威と化したのである。

「文句を言ったところで始まらないだろう」

敵の力は禁止エリアを脱出した直後から今に至るまでで、嫌と言う程分かった。
もし巨人の情報を知っていただろうゲンガーがいたら、もう少しマトモな対策を取れたかもしれない。
いない者を頼っても仕方ない為、わざわざ口に出す気は無いが。
現状、自分達が取れているのは決定打にならない攻撃を続けるのみ。
これで相手の体力が切れて元に戻れば万々歳。
と言いたい所だが、先にこっちがガス欠になっては目も当てられない。

『奴さん、休憩時間はくれないみたいだぜ?』

言うや否や跳び退きながらトランスチームライフルを撃つ。
ブラッドスタークに言われるまでも無い、拳を振り被る巨人を前に突っ立ったままという選択肢は皆無。
空中や民家の屋根に避難し躱す。
ペルソナのスキルと晶術が狙うもやはり効いた様子はない。
鬱陶しい連中への苛立ちをぶつけるように、巨人の剛腕が振るわれ、


無数の黒いハリガネが飛来した。



『―――――――ッ!!!!!!!!!!!』

槍のように真っ直ぐ突き刺さんと伸びるものもあれば、蛇に似た動きでくねるものもある。
一本一本が異なる動きを見せ巨人へ群がった。
まるで花の蜜を求める虫、或いは餌に食いつく獣か。
雨を払い除け、瓦礫を粉砕したハリガネはどこから生えているのか。
答えはすぐに判明。

倒壊した家屋をぶち破り現れた、青い怪物からだ。


◆


時は数分前に遡る。
巨人が放つ拳の連打で全員が吹き飛ばされた時だ。
受け身も取れず民家に頭から突っ込み、うつ伏せで倒れる少年がいた。

「う……あ……」

青い装甲で全身を覆った少年、アルフォンス。
生身だったら重症か、死んでもおかしくは無かった。
蓮やエボルト同様、予め変身しておいた事で即死に至るダメージは無い。
それなら痛みを押し殺して立ち上がり、他の者と共に戦いを続けるべき。

なのに出来ない、倒れたまま呻き声を発するだけで立ち上がれない。
吐き出した血の上に顔が倒れ、仮面が汚れた事に気付く様子すら無かった。

確かにアマゾンネオの装甲はアルフォンスの命を救った。
しかし即座の戦線復帰を果たすのが簡単ではない、そんな問題が一つ。
アルフォンスは痛みや疲労に慣れていない。
鋼の錬金術師の弟として、元の体を取り戻す旅を続け戦いには慣れている。
だが殺し合いに巻き込まれる前のアルフォンスの体は、血も肉も無い魂だけの鎧。
痛覚が無い故に痛みへ泣き叫ぶ事はない、疲労が無い故に何時間だって動き続けられる。
人体錬成に失敗したあの日、兄の手で鎧に魂を定着され早数年。
嘗てあった人間の感覚へ完全に慣れるには、余りに時間が足りなかった。

「が…あ……!」

強化した身体能力であっても疲れは感じる。
村で遭遇した巨人との鬼ごっこと街での戦闘、それらで蓄積した疲労は重しと化す。
装甲越しに全身を蝕む痛み、エドワードや皆はこんな痛みを味わいながらも立ち上がったのか。
それなら自分もと己へ喝を入れようにも、激痛は容赦なく思考を鈍らせる。
ここまで痛いのは修行で島に放り込まれた日々以来か、それとも自分の体を対価で持って行かれた時かもしれない。
余計な事まで考えそうになり、意識がおかしくなるのが自分でも分かった。

まだ戦える、立って戦わなくては。
どれだけ強く思っても痛みと疲労は消えてはくれず、体も言う事を聞かない。
数年ぶりの痛みは致命傷でなくとも、一つの予感を強くイメージさせる。
生物ならば誰しも最後に待ち受ける死を。

それが最悪の事態を引き起こす。

体が強く訴えかける。
生きろ、まだ死にたくない、生き続けたい。
誰もが望む己の生、誰からも死を望まれた少年の体が死を回避すべく抗い出す。

「だ…めだ…!」

死を望む気は無くとも、それだけは駄目だ。
アルフォンスの抵抗虚しく、生を欲する本能が目を覚ます。
獣を封じる檻は砕け、千の翼を広げた異形が産声を上げた。
錬金術師の意識は暗黒の底へ落ち、もう一体の怪物が解き放たれる。


◆


アマゾンネオ、オリジナル態。
ドライバーを用いたのではない、千翼本来のアマゾンとしての姿。
放送前、アナザーカブトとチェンソーの悪魔を相手に三つ巴を繰り広げた怪物が再び現れた。
目的はただ一つ、生きる。
アルフォンスの意識が封じられた今、オリジナル態が従うのは己の本能ただ一つ。
生きる為に敵を殺す。
今の今まで共闘した者達も、どうにか止めようとした巨人も等しく敵だ。
自身の生存を脅かす存在をオリジナル態は決して認めない。
嘗て自らが手に掛けた4Cの隊員達と同じ末路へ叩き込むべく、無数の触手が飛来する。

『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』

最も目立つ巨体を持つせいか、真っ先に狙われたのは巨人。
全身にハリガネのような触手が突き刺さり、体を赤色に染め上げる。
人体だろうと紙切れ同然に引き裂き貫く触手に襲われ、だが怯むどころか平然と反撃に出る。
突き刺さったままの触手を掴み、自らの元へと引き寄せた。
全身が宙に浮きオリジナル態はされるがままだ。
アマゾンと化し重量が増しても巨人の力には敵わない。

触手を掴んだままで地面に叩き付け、そこでようやく手を離した。
6本の腕を地に付け耐える、アマゾンの生命力はちょっとやそっとじゃ失われない。
オリジナル態の背中から更に触手が伸び、腕を貫き切り裂く。
痛覚の薄い巨人相手にはそれでも隙を作れはしない、伸ばした触手を引き千切られた。

血が撒き散らされ、オリジナル態は獣染みた悲鳴を上げる。
その間にも拳は迫り、康一の精神でまた一つ屍を生み出す気だ。
背後に大きく跳び回避、飛び散る地面の破片を多腕を振るって落とす。
傷こそ痛むがオリジナル態は他のアマゾン以上に再生が早い。
失われた分の触手が徐々に元の形を取り戻していく。

巨人とオリジナル態。
互いを敵と見ている怪物二匹にとっては、他の存在もまた殺す対象に他ならない。

『で、今度はこっちか!節操無い男は嫌われるぜ!』

四方八方から襲い来る触手を撃ち落とす。
軽口を叩きながらも、ブラッドスタークの動きに無駄はない。

「ちっ…!」

巨人の瞳が空を舞う黒を捉えた。
来る攻撃に備えジューダスは双剣を構え直す。

「アルセーヌ!」

地上でオリジナル態に狙われたのはジョーカーもである。
アルセーヌが長い腕を振るい、ナイフ以上に鋭い爪で防ぐ。
時にはスラッシュを使い纏めて弾くも、如何せん手数は向こうが上。

(ミチル、使わせてくれ)

今は亡き仲間のデイパックに残された短刀を振るい、ペルソナだけでなくジョーカー自身も触手を防ぐ。
怪盗団としてシャドウと戦う際に、使い慣れたサイズの武器だ。
流石にスチームブレードのような特殊効果は無いが、切れ味は確か。
パレスでの経験を発揮し、殺到する触手に対処する。

「ぐあっ…!」

ただ多いだけならどうにか防ぎ切れただろう。
しかし触手は一本一本がオリジナル態の意のままに動く。
刃や爪が当たる寸前でカーブを描いたようにくねり、攻撃の空振りを誘う。
そうして生まれた隙に、ジョーカー本体を狙うのだ。

『随分お利口じゃねぇか。手のかからない子供で羨ましい限りだよ』

ブレード部分で触手を弾き、時には銃でオリジナル態を狙い撃つ。
だが引き金を引こうとすれば触手はトランスチームライフルの銃身に絡み付き、狙いを強引に外す。
銃一丁ではこちらも手が足りない。

『ならジューダスの真似事といこうかね』

エターナルソードで触手を斬り、銃を自分の手元へ戻す。
強度と切れ味の高さは既に把握している優秀な武器だ。
自分へ迫る触手はエターナルソードで防ぎ、トランスチームライフルでジョーカーに近付く触手を撃ち落とす。
短く礼を口にしジョーカーもペルソナをチェンジ。
広範囲への攻撃で纏めて消し飛ばした方が手っ取り早い。

「ペルソナ!」

マガツイザナギが長得物を振り回し、木っ端微塵に切り裂き回る。
脅威を察知し触手を離すも斬り落とされ、地面を汚す血が雨で洗い流された。

――ELECTRIC STEAM!――

纏わり付く触手が無くなり、これでようやっと反撃に移れるというもの。
電気を帯びた高熱硬化弾がオリジナル態に命中。
痺れさせ動きを止めるという、ブラッドスタークの予想を裏切りオリジナル態は急接近。
6本腕の猛打をエターナルソードで受け流し後退。
入れ替わりにジョーカーが参戦、格闘術と短剣を駆使して渡り合う。
相棒が前に出るなら援護を務めるまで、再度蠢く触手を撃ち落とす。

『次から次へと仕事が舞い込んで嬉しいねぇ!アイドル冥利に尽きるってやつだ!』

なァ千雪と軽口を叩けば、そんな場合じゃないでしょうと頭の中で返された。

ジョーカーとブラッドスタークがオリジナル態を相手取る。
という事は当然、巨人とはジューダス一人で戦わねばならない。
空中を縦横無尽に飛び回り、技や晶術を繰り出す。
一撃だろうとまともに受けれはしない緊張感に、冷や汗が額に浮かぶ。
されど、動きのキレが吹き飛ばされる前より増しているのもまた事実。

(蓮の力の効果か…)

体が軽く、風都タワーでの戦闘時以上の力を発揮出来る。
ヒートライザの効力を実感し、改めて胸中で蓮に礼を言う。
もっと早くに使わなかった理由にも察しは付く。
強力な術とはえして要求される対価も大きい。
連発すればあっというまに燃料切れとなる、だから使い時を考えていたのだろう。

とはいえ、効果が永続的でない事もまた重々承知。
加えて能力が強化されても、巨人の脅威はまるで下がってはくれない。
これまで同様、手を抜ける場面は一瞬たりとも存在しない。

急加速して巨人の頭上を飛び背後を取った。
敵は振り返り様に腕を伸ばしての薙ぎ払い、急降下して回避。
ストーンザッパーを唱え石斧が命中、分かっているが反応は薄い。

「スティングレイブ!」

地面から生えた石の槍が足底へ突き刺さる。
これで機動力を少しでも落とせるかと期待するが無意味。
むしろ小癪な抵抗を続けたせいで、余計に攻撃の勢いが強まった気がしてならない。

怪物の蹂躙劇へ変化を見せる戦場。
だが人類の反撃を認めないと、一体誰が言ったのか。

新たな風を運ぶ最後の一人が、とうとう舞台へ姿を現す。


○○○


何も見えない。
何も聞こえない。
何も感じない。

こうなったのは自分が世界に拒絶されからだろうか。
それとも、自分の方が拒絶したから?
分からない、何が正解なのか全く分からない。
或いは、分かっていて気付かない振りをしているのかもしれなかった。

守るべきものを守れず、剣を振るう手も失って。
王の体で大失態を犯した現実は決して覆せない。

急に、何の前触れも無く意識が浮上する。

声が聞こえる。
何かが見える。
自らの意思とは関係なしに、目覚めへと導かれる。

「ここは……」

到底現実のものとは思えない光景があった。
前後左右上下、自分以外の全てを埋め尽くす顔、顔、顔。
啜り泣き、恨み言を垂れ流し、壊れ切った笑いを叫ぶ。
質の悪い夢魔の術中に落ちたと、そう思っても仕方のない悪夢のような空間。

(もしかして本当に夢ですか?)

自分が最後に覚えているのは、市街地での戦闘。
あれも巨大な土偶に歪な形の豹など、荒唐無稽な夢の如き絵面だった。
しかし紛れも無い現実、夢である筈がない。
兜を相手にする城娘本来の戦場ではなくとも、騎士の本懐を果たすべき場所。
間違ってもこのような、狂気を絵に描いたような場面は無かったろうに。

「いえ、この声は……」

悪夢の世界へ足を引き摺り込まれたと思い、違うと気付く。
先程から延々と響き止まる事の無い怨嗟の声。
これらには聞き覚えがあった。

「まさかここは、賢者の石の…?」

嘆き、憎悪、諦観、絶望。
人生に訪れる最悪を味わい、負の感情を口に出す声。
耳に入れるだけで神経が磨り減るこれらと同じものを、山間部での戦闘で聞いた筈だ。
確かそう、賢者の石を飲み込んだ時に。

『やっと起きたかよ寝坊助の嬢ちゃん』
「なっ!?」

目の前に顔があった。
他のものよりも大きく、この空間内で最も存在感を醸し出す顔だ。
困惑が蔦となり絡み付いた脳が急速に事態を把握。
聞き覚えのある声、奇怪な空間、そこに住まう謎の存在。
説明を受けた内容が脳内を駆け巡り、正体へと辿り着く。

「ホムンクルスのグリード、ですか…?」
『おうよ。やっと訂正しなくてもいいみてぇだな』

賢者の石に宿る、七つの大罪になぞらえた人造生命体。
もしかしたらとアルフォンスから説明は受け、不安を抱きつつも警戒してはいた。
悪い予感は現実のものとなり、こうしてグリードは目覚めたらしい。
ということは、自分がこの空間にいる理由も見えて来る。

「あなたは私、いえ、王の体を我が物として…」
『そうだ、と言いたいところなんだが。そいつは嬢ちゃん次第だな』
「…?どういうことですか?」

問答無用で体を乗っ取られたと戦慄したが、グリードの反応はどうも予想とは違う。
大まかながらに説明されたのは、自分の意識が眠っている間の出来事。
殺し合いに乗った者達との戦闘と顛末。
体を勝手に使われたが、結果的に自分に代わって凛達を守ったという事になる。
尤も全員無事とはいかず、ゲンガーは命を落としたという。
それについてグリードに責任転換する気は微塵もない。
いるべき時にいなかった自分の責任だ、また一つ自らの不甲斐なさに傷口が広がった。

「そう、なのですか…」
『先に言っとくが礼欲しさにやったんじゃねえぜ、キャメコの嬢ちゃん』
「あ、あの!それは私の名前では…いえ私の事を指しているのは間違いないですけど、しかし!」

バリーが付けた珍妙なあだ名が定着しており、少々頭を抱える。
それはともかく、グリードの本題はここからだ。

『悪いが俺はこの体を手放す気は無い。だがこのまま一方的に使い続けるのもちょいと納得がいかねぇ』
「ではどうすると?」
『難しい話じゃあねぇ、取引と行こうぜ。結果的にだが俺はお前の連れのガキを守った、その分の対価を寄越せって話だ』

等価交換、錬金術の世界での大原則。
何かを得る為に同等の何かを差し出す。

「……」

グリードからの要求に黙り込む。
話を聞くに石化して失われた右腕は元通りとのこと。
アルフォンスの説明にもあった、ホムンクルスの持つ再生能力。
賢者の石の命を消費した事は、既に自分も白い弓兵との戦闘で魔力の代用品に使った為あれこれ文句を付けはしない。
腕は治った、つまりまた剣を振るえる。
となると後は自分の心の問題、意思と言う名の剣が折れたままか否か。

「聞かせてください。王の体を使い、あなたは何を為さんとするつもりですか?」
『決まってんだろ?全部手に入れるんだよ!金も!女も!地位も!名誉も!それに、ボンドルドだかってのが持つ力も!』

さも楽し気に恥じる素振りも見せず、声高々と己の欲を叫ぶ。
自らの在り方に微塵も疑いを抱きはしない、むしろ強欲である事の何が悪いと言わんばかりの堂々さ。
これは確かに、名前の通り底なしの欲望の持ち主だ。

――『おいおい聞いたかライダー?この騎士王を名乗る小娘はよりにもよって、故国に身命を捧げたのだとさ!』

――『無欲な王など飾り物にも劣るわい!』

「……っ」

思考を掠める何者かの姿と声。
一度見た覚えのある赤髭の巨漢と、初めて見る黄金を纏った男。
アーサー王の物語には存在しない彼らは、王が聖杯を求めた戦での記憶か。
今の一瞬だけで詳しい関係性は把握できない。
ただ友好的なものでないんだろうとは察せられる。

「……」

グリードに何を差し出すのか、そもそも自分はどうしたいのか。
凛が傷付くのを防げず、産屋敷(無惨)に翻弄され剣を失う始末。
もしグリードが目覚めていなければ、彼らは今も生きているか分からなかった。
こんな様で城娘を、騎士を名乗れるのか。

(いえ……それをやればきっと…)

剣を置くのは簡単だろう。
だが思い出せ、自分はどうして城娘になった。
架空の存在の自分が何故戦う力を手に出来たのか。
騎士道物語を、偉大なる王と円卓の騎士の物語を愛する人々がいたから。
自分はその時代の人々に望まれ描き出された、王と騎士の理想像。
彼らが望んでくれたから、剣でいられる。

滅多な事では現実に顕現出来ない。
しかし此度は王の体を与えられ、騎士の本懐を遂げられる。
滅多にあっては困る機会であれど、その例外が起きたのに意気消沈し戦意を捨て去るとは何事か。
アーサー/アルトリア由来の生真面目な性格が、未熟な己を内心で責める。

「……グリード。凛さん達を守ってくれたのには感謝しています。しかし、王の体をこのまま差し出す事は出来ません」
『ほう?なら礼一つで済ませようってことか?』

口調は揶揄うようだが声に若干の険しさが宿る。
フェアでない取引で場を済まそうと言うのなら、引き下がるつもりはない。
緊張が漂い出す空気を感じ、されど話はまだ終わっていない。
向こうが望む答えかどうかは分からない、だが自分の中で導き出した答えがある。
自分がどんな存在なのか、何を思って剣を手にしたのか。

「いいえ。私は…あなたの物語も守ってみせます」
『……は?』

彼はきっと、善人ではないのだろう。
一つボタンが掛け違えば、会話の余地もなく武器を交える関係になったのかもしれない。
だけど、白い弓兵のように信念も決意もなく暴威を振るう悪とはまた違う。
強欲を声高々に叫んだ姿は凶悪なれど、自らの在り方を疑わないその姿勢自体は否定しない。
それに黙って乗っ取れば良いのにわざわざ交渉を仕掛ける辺り、妙な所で義理を忘れないようだ。

「あなたが凛さん達を犠牲にして欲を満たし、王の御身で罪なき者の屍を築き上げる気ならば、我が身を犠牲にしてでもその欲望を挫かせてもらいます」

ですが、と続ける。

「あなたが我らと共に行くのならば、ボンドルド達を打ち倒した上で欲を満たすと言うのなら、あなたが紡ぐ強欲の物語も私に守らせてください」

もし王の体を強引に奪い取り、凛達を殺す気なら阻止してみせる。
だがそれ以外の道を選ぶのなら、グリードの物語を否定する気は無い。
倒すべき敵と見定め、彼の物語を終わらせはしない。
いずれ誰しもカムランの地が訪れ、物語は終わりを告げる。
その終わりは他者が悪意で押し付けるべきものではない。
凛やバリー、ゲンガーだけでなく、守らなければと決めた者達。
その中に彼も加えたっていい。
強欲なんて程では無いけど、少しだけ欲張りだろうか。

『……クッ、ハハハハハハハッ!あのガキだけじゃなく俺も守ってくださるってか?正気か?』
「伊達や酔狂で口にしたのではありません」

真剣に話したのにどうして笑われるのか。
ムッとしても目の前の顔はゲラゲラ笑ってばかり。
体があったら腹を抱えて転げ回っている事だろう。

不満気な様子を見せてもグリードからは笑いが止まらない。
自分をも利用し、世界の王になると啖呵を切った皇子とはまた違う。
手が届く範囲のガキどもだけでは飽き足らず、強欲すらも守る対象に入れるとは。
何とも傲慢で、恐れ知らずで、そして欲深い。

『面白ぇ女だなお前は!欲しくなっちまったよ!』
「なっ…!お、おかしなことを言わないでください!」
『あー笑った笑った。あいつの体に入った時以来か?まぁとにかくだ、言ったからには途中で折れてガッカリさせるなよ?』

当たり前だと言い返そうとし、視界が薄れて行く。
意識が再び封じ込められるのか?
違う、これは覚醒に向かっているのだと分かる。
戦場へ戻る時が来たのだ。

(王よ…もう少しだけ私に力を……)
『ああ言い忘れてた。今向こうじゃ親父殿でも作らないような化け物が暴れてるからよ、急いだほうが良いぜ』
「はい!?」

早く言ってくださいという抗議は宙に消え、騎士が再降を果たす。


◆


『ッ!!??!』

風が吹いた。
黒衣の天使を狙う憎悪の鉄槌が、あらぬ方へと弾かれた。
標的たる天使は何もしていない。
というか彼女(彼)自身も、少しばかり困惑している様子が見受けられる。
巨人は己が一撃に横槍を入れた小癪な者を、天使は己への脅威を遠ざけた救いの主を見やる。

四つの瞳を向けられたのは騎士の少女。
青い生地のスカートは所々が破け、されどその佇まいを見れば誰もが平伏間違いなし。
数多の逸話が生み出した城娘、キャメロット城。
騎士王の肉体共々戦場への復帰を果たした。

(これはまたとんでもない…)

弓兵や歪な猛獣、そして相容れずとも信念を掲げた騎士。
相対したどの敵よりも遥かに巨大で、戦慄せざるを得ない。
かのサイクロプスやタイタン等、神話上の名高い怪物が頭をよぎる。
自分が眠りこけている間に、事態はとんでもない方へ動いたらしい。
起きたばかりの復帰戦に、改めて全霊を以て挑む。

とはいえ構えた得物は逆刃刀。
不殺の信念を籠めた刀も、かの人斬り抜刀斎ならばまだしもキャメロットとは相性が悪い。
これまで使っていた剣が無い以上は、得意とする刀剣類の形を取る逆刃刀を使うしかなかった。

『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』

一人増えた所で巨人には関係無い。
先程は妨害された鉄槌をその身で味合わせてやる。
硬質化した拳の一撃だ、サーヴァントと言えども無事でいられる保障はない。
華奢な少女の肉体からは予想も付かない脚力を発揮、その場を大きく跳び退いた。
賢者の石に加え凛との契約、少なくとも殺し合いに巻き込まれた当初に比べればずっと体が軽い。
躱した先のキャメロット目掛け反対の拳を叩きつける。
真下へ振り下ろされた腕に刻まれる複数の赤い湾曲線、真空の刃が飛ばされた証拠。
止められずとも少しでも動きを鈍らせれば上出来だ。

跳躍し拳を避け、伸ばされた腕へ着地し駆け上がる。
地面から顔近くまでの道を向こうが作ってくれたなら、利用しない手はない。
肩に飛び乗り巨大な顔面目掛けて逆刃刀を振るう。
敵を斬った感触は無く、殴りつけた手応え。
やはりこれは刀というより、鈍器として扱った方が良いのかもしれない。

(効き目は薄い、いえほとんどありませんね)

セイバーの腕力なら逆刃刀でも頭部を叩き潰せそうではある。
が、ここまで大きさが違うと流石に無理。
振り落とされる前に自ら飛び降り屋根に両足を降ろす。
どうにも攻めあぐねる敵だ。

「崩龍斬光剣!」

瞬間移動を伴った連撃。
双剣を巧みに操り、敵の反応を許さず刃を通す。
最後に首を狙った斬撃を放ち、硬いナニカに弾かれた。
硬質化させた拳を防御に回した、目の前で構えた巨大な手がそう伝えてくる。

(どうするよ?俺に代わるか?)
「いえ、もう少し待ってください」

瞳は黒衣の天使を襲う巨人を睨み付けたまま、脳内に響く強欲からの提案に断りを入れる。
恐らくだが巨人相手にはグリードの防御力より、セイバーの機動力の方が必要。
しかしそれでもまだ一手足りない。
無い物ねだりと思われそうだが、あと一つ戦況を変えられる何かが欲しかった。

怪物は巨人だけでない。
大きさこそ比べるまでは無くとも脅威であるのは同じ。
無数の触手を伸ばし、時には自らの六腕で敵の殲滅を図る異形。
オリジナル態が望むのは己の生存、それを脅かす他生命の排除。
断固として受け入れず抵抗に打って出るは怪盗と星狩り、共犯関係を結んだ戦士達。

「ペルソナ!」

アルセーヌが放つ蹴りを複数の腕を交差させ防御。
僅かに後ろへ押し出しよろけた所へ走る刃。
短刀とアルセーヌの両腕による三刀流が触手を切り払い、道を作る。
腕を防御に向かわせはしない、ジョーカーの拳が胴体を叩き呻かせた。

「ぐぅっ…!」

一方的にやられてばかりのオリジナル態じゃあない。
触手がジョーカーの両腕に絡み付き縛り上げる。
変身していても引き千切られそうな痛みだ、もし生身だったらは想像もしたくない。
アルセーヌを呼び出し引き剥がそうとするが、そちらへも触手が殺到し対処に手間取った。

『遊びたいんなら俺も混ぜてくれよ!』

高熱硬化弾がバラ撒かれ触手が地面に落ちる。
両腕の自由を取り戻したジョーカー、スラッシュでオリジナル態を怯ませ後退。
追いかけて来た触手相手にはペルソナをチェンジ、ケツアルカトルのマハガルーラで吹き飛ばす。
ブラッドスタークも影状に変化し地面を這い回り回避、実体化と同時にエターナルソードで触手を斬り落とした。
だがどれだけ斬っても再生するのだからキリがない。

『動けなくすればもうちょい楽なんだがなァ…』

オリジナル態に電撃を付与した銃弾を何発当てても効果は無かった。
アマゾン細胞が成長した個体と違い、溶原性細胞が原因で変化したアマゾンは電気やガスに耐性を持つ。
故にスチームブレードの電撃を浴びせたとて無駄だ。
単純な物理攻撃には呻く辺り、何でもかんでも無効化しないのは幸い。
だったらやり様は幾らでもある。
時間を掛けられる場面でも無いのだ、ここいらで勝負に出る。

「ペルソナ!」

再度アルセーヌにチェンジし夢見針を放つ。
胸に突き刺さった細い針の物理的な威力はほとんど無く、確率で敵を睡眠状態に陥らせる。
巨人に追いかけられたのに始まって、ジョーカー達との戦闘で更に疲労の蓄積したオリジナル態には効果ありだ。
意識を夢の世界へ引き摺り込む睡魔に襲われ、オリジナル態の動きが大いに鈍り出した。
ここが決め所だ、エターナルソードを地面に突き刺し開いた手を翳す。

「っ!エボルト!殺すのは…」
『心配すんな、死なない程度には加減してやるよ』

ブラッド族の持つエネルギーを破壊の力へ変換し放つ。
宙を揺蕩う触手を巻き込み、鮮血の光に覆い隠されたオリジナル態の悲鳴が響き出す。
それすらも赤い輝きの中に消え、腕が6本とも力無く垂れた。
夢見針の効果で意識が落ちかけたのだ、JUDO相手に放った時より手早く片が付く。

「っ……、……」

エネルギー波の放射が止まり、青い異形は力無く崩れ落ちた。
倒れた肉体に変化が現れる。

『やっぱりこいつだったって訳か』

青い皮膚と六つの腕、無数の触手を生やした生物はもういない。
ジョーカー達の前に転がるのは黒髪の少年。
初めて見る顔、だが正体は二人とも分かる。
腰に装着した見覚えのあるドライバーを着けていた人物、青い装甲の仮面ライダーらしき戦士。
アルフォンス・エルリックで間違いない。

「どうしてアルフォンスが…」
『凛が言ってたアマゾンだかってのの暴走が起こったんだろうよ。タイミングとしちゃ最悪だがな』

ルブランの情報交換で聞いた内容を思い出す。
メタモンと交戦した触手を操る怪物、変身前の特徴からしてそれはアルフォンスだと凛やバリーも確信していた。
アルフォンス自身は殺し合いに乗っていない、しかし体は制御不能の危険性を秘めていると。
吹き飛ばされた際のダメージが引き金になったのか。
明確な理由は分からないが、どうにか殺さずに止める事は出来た。
体に負った傷痕は痛々しくとも、上下する胸が気絶しただけと教えてくれる。

『ま、こいつについては後で良いだろ。今はどっかに隠しといてやれ』

肯定し少年を抱えて離れた場所へ避難させに行く。
ジョーカーを最後まで見送らず、ブラッドスタークは次の戦場へ移動。
終わる気配の無い激務にうんざりするが、終わらせたいなら戦う以外に無いのが困ったものである。
首を回して軽く解す。
いつのまにやら復帰したグリードをバイザー越しに眺め、違和感に気付いた。

『あんな戦い方する奴だったかねぇ?』

硬化させた両手を獣のように振り回し、戦闘中も挑発的な笑みを崩さない。
しかし今は刀を構え、様になった動きで戦場を駆ける。
戦闘スタイルがまるで違う、何と言うか身体の外見に相応しい。
理由は後で本人から聞けば良い。
傍から見ても分かる事と言えば、どうにも武器を使い切れていないくらいか。

『さて、と。お仕事再開ってなァ!』

スチームジェネレーターにより一時的に全機能を上昇。
蒸気を噴射しながら駆け出し、胸部装甲が発光。
エネルギー体の大蛇が巨人の足を巻き取り転倒、前のめりに倒れるも両手を突き出し支える。
両腕に力を籠め全身が跳ね上がり、睨み付けた先で炎が迸った。
大蛇が吐き出す炎に炙られ肌が焼け焦げる。

『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!』

焼け付く痛みも何のその。
首を落とす大太刀のように脚を横薙ぎに振るう。
頭部を潰され大蛇は喪失。
エネルギー体を何匹消されたとてブラッドスタークにはノーダメージ。

『使え!』

その隙にやれる事はやれたのだから。
エターナルソードをキャメロットに投げ渡す。
手放すのは惜しいが今は巨人をどうにかする方が先、上等な得物を渡してやる。

「!?感謝します!」

突然の譲渡に驚くより、歓喜の念が先に来る。
手にした武器は間違いなく名剣どころかそれ以上。
掴んだ瞬間に剣が秘め得る力が伝わった。
これ程の武器は人の鍛冶師が打っただけではない、もっと大きな存在の手が加わっているのではないか。

(ですが今は…!)

エターナルソードを風が覆い隠し、不可視の剣に変える。
巨人の強大さは健在、なのに勝利は自分達の方へと傾いた気がしてならない。

そして、最後のピースが揃う。

『CYCLONE!』

響くガイアウィスパー、メモリを構える帽子の青年。
アルフォンスを運んだ蓮は何を思ったか変身を解除。
無論生身のままで突っ込むつもりは無い。
ただ今は直感的に、使うべきは切り札ではなくもう一本の記憶だと思ったのだ。

(新八…フィリップさん…一緒に戦ってくれ!)

「変身!」

『CYCLONE!』

解放されるは疾風の記憶。
風都を守る二人で一人の探偵、ダブルの右側が操りし力。
名は仮面ライダーサイクロン。
嘗て禅空寺一族の事件の際に一度だけ変身した、フィリップ単独の仮面ライダーだ。
全身緑一色のボディに、マフラーが垂れ落ちる。

「粉塵裂破衝!」

土煙を発生させ双剣で着火、爆発が巨人の皮膚を焼く。
だがこれすらも次の技への布石に過ぎない。
ジューダスの両腕に炎が纏わり付き、双剣に更なる力を齎す。

「浄破滅焼闇!」

悪しき魂を焼き潰し地獄に落とす火炎の刃。
双剣から発する高温が周囲の雨をも蒸発させる。
交差させた双剣を掲げ振り下ろし、生み出されるは暗黒の斬撃。
ヒートライザの効果で上乗せした威力の秘奥義に、巨人の左腕が消し飛ばされた。

――ROCKET!STEAM ATTACK!ROCKET!――

『こいつもおまけだ!遠慮しないで貰っとけ!』

ロケットフルボトルを装填し、トランスチームライフルのトリガーを引く。
更にブラッドスタークは左手に重火器を構え発射。
9つの砲口からとトランスチームライフル、計10発のロケット弾が着弾。
大火力には再生もすぐには追い付かず、焼け落ちた箇所が痛々しく晒された。

しかしまだだ、まだ巨人は倒れない。
だがそれはこちらも同じ。
切り札のコードネームを持つ怪盗と、騎士王の居城たる城娘が最後の一手を掛ける。

「マガツイザナギ!」

道化師のアルカナが示す、禍の名を冠された魔人。
発動するのはヒートライザだ。
キャメロットのステータスを上昇させ、勝利への布石を打つ。
更に自分自身を対象にしてコンセントレイトを使用。
力が高まるのを実感する。

「あなたにも感謝を!」

こんな状況でも律儀に礼を告げる彼女に少々驚く。
エボルトと似たような口調だったというのに、見た目通りの生真面目な少女のよう。
脱線しかけた思考を戦場の空気へ連れ戻し、ペルソナをチェンジ。
ワイルドの特権は殺し合いだろうと健在。
決着を付けるペルソナを呼び出す。

「ケツアルカトル!」

嵐を呼ぶ園児との絆が生んだ力。
翼を揺らし巨人を威圧する様は恐れ知らずで実に頼もしい。
全ての準備は整った、後は勝利を掴みに行くのみ。

『ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!』

なれど勝利を譲らないのは巨人だって変わらない。
いや、今の彼にあるのは憎悪のままに何もかもを滅ぼすことだけ。
杜王町を守る正義も、全ての巨人を駆逐する執念もない。
善か悪かは関係が無い、折れぬ意思を持たぬ時点で勝利は手に出来ない。

『CYCLONE!MAXIMAM DRIVE!』

スロットに装填したサイクロンメモリが、秘めたエネルギーを解放。
風を自在に操る固有の能力により、サイクロンの周囲に渦が巻き起こる。
横に立つキャメロットもまた不可視の剣を構え、今の自分にある最大の力を解き放つ。
その名を彼女は知らない、自分が見た王と騎士達の物語には存在しない記憶。
だけど自然と口が開く、まるでこれが正しいかのように。

「風王鉄槌(ストライク・エア)!!!」

「ペルソナァッ!!!」

風が吹く。
騎士王の、太陽のアルカナのペルソナの、切り札の記憶の。
三つの風は一つになり、最早誰にも止める事は出来ない。

『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!』

轟く声は怨嗟か、或いは彼自身にも分からない何かか。
勝敗は決した、巨人の暴威を風はこれ以上認めない。
浮かび上がる巨体は彼自身にもどうにもならず、遥か彼方へと姿を消す。

伸ばした手の先、拳を解き開いて何を掴もうとしたのか。
知る者はどこにもいなかった。

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  • 本スレ①:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1615384066/
  • 本スレ②:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1633849195/l30
  • 本スレ③:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1664632643/l30
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