「あの場所へ!あの場所へ!…………行きさえすればッ」
黒焦げて葉を失った木々の間を、DIOはジョナサンの顔で必死に駆け抜ける。
いくつか倒れた木も踏みつけ、灰や炭を巻き上げ、それを浴びることになっても気にせずに走り続ける。
いくつか倒れた木も踏みつけ、灰や炭を巻き上げ、それを浴びることになっても気にせずに走り続ける。
その過程で、DIOの姿は何度か消えて少し先を進んだ場所に突然出現するなんてことを繰り返していた。
DIOは、時間を止めながら移動していた。
止められる時間は、本来のものと同じく約5秒程だった。
DIOは、時間を止めながら移動していた。
止められる時間は、本来のものと同じく約5秒程だった。
本来失われていた能力が、復活していた。
JUDOにしてやられ、命の危機を感じた時、この能力が土壇場で復活した。
もしかしたら…一応時間に干渉する能力の一種である、クロックアップが近くで使われたことによる影響も…僅かにあるかもしれない。
別にそんなことはないかもしれない。
JUDOにしてやられ、命の危機を感じた時、この能力が土壇場で復活した。
もしかしたら…一応時間に干渉する能力の一種である、クロックアップが近くで使われたことによる影響も…僅かにあるかもしれない。
別にそんなことはないかもしれない。
とにかく、DIOは時間停止能力も使いながら目的の場所へと急いでいた。
――本当なら、この能力が復活した時点で、それを活かした攻撃をJUDOに仕掛けるという手もあった。
けれども、再生能力を失ったことで出た焦燥感が、DIOにこのような行動をとらせてしまっていた。
肉体の本来の持ち主であるジョナサン・ジョースターであれば、大量出血と両手を砕かれた状態でも、反撃する意思を持てたかもしれない。
そうでなくとも、せめて波紋を使えるよう練習するなどしておけば、痛みを和らげて精神的余裕を少しは維持できたかもしれない。
しかしDIOは、精神的ショックにより、こちらの道の方を選んでしまった。
肉体が再生しないという不安を、心の中から取り除くことを優先しようとしてしまった。
――本当なら、この能力が復活した時点で、それを活かした攻撃をJUDOに仕掛けるという手もあった。
けれども、再生能力を失ったことで出た焦燥感が、DIOにこのような行動をとらせてしまっていた。
肉体の本来の持ち主であるジョナサン・ジョースターであれば、大量出血と両手を砕かれた状態でも、反撃する意思を持てたかもしれない。
そうでなくとも、せめて波紋を使えるよう練習するなどしておけば、痛みを和らげて精神的余裕を少しは維持できたかもしれない。
しかしDIOは、精神的ショックにより、こちらの道の方を選んでしまった。
肉体が再生しないという不安を、心の中から取り除くことを優先しようとしてしまった。
◆
DIOの目指す先、それは地図において「ジョースター邸」と記された場所だ。
DIOは確かに、この場所へと到達した。
だがそこには、ジョースター邸と呼べるようなものは存在してなかった。
だがそこには、ジョースター邸と呼べるようなものは存在してなかった。
ジョースター邸は、火事により焼け崩れてしまっていた。
しかしそれでも、DIOはこのジョースター邸跡地の中に突っ込んでいった。
この中にあるはずの、目的のものを探すために。
しかしそれでも、DIOはこのジョースター邸跡地の中に突っ込んでいった。
この中にあるはずの、目的のものを探すために。
「どこかに…どこかにあるはずなんだ!石仮面が!」
DIOの希望、それはジョースター邸の中にあるはずの石仮面で吸血鬼化することだった。
吸血鬼の再生力で、自分に付けられた傷を治すという考えだった。
吸血鬼の再生力で、自分に付けられた傷を治すという考えだった。
「どこだ…どこにあるッ!」
DIOは必死の形相で、ザ・ワールドや自分本体の足で瓦礫を砕き蹴り飛ばしたりする。
それでどかすことが出来なさそうな瓦礫は、砕けた腕で激痛を感じながらどうにかしてどかそうとする。
それでどかすことが出来なさそうな瓦礫は、砕けた腕で激痛を感じながらどうにかしてどかそうとする。
以前…DIOがDIOになる前のディオ・ブランドーだった頃、本物のジョースター邸は火事で焼失したことがある。
その時の石仮面は、瓦礫の下でも無事な状態であり、ワンチェンという中国人が掘り返して取り出そうとした。
その時はディオ・ブランドーも近くに埋まっていた。
DIOは、その時の記憶を頼りにまずはその場所を探ってみる。
その時の石仮面は、瓦礫の下でも無事な状態であり、ワンチェンという中国人が掘り返して取り出そうとした。
その時はディオ・ブランドーも近くに埋まっていた。
DIOは、その時の記憶を頼りにまずはその場所を探ってみる。
「クソッ!ここじゃないのか!」
しかしいくらその場所を掘り返してみても、石仮面は見つからなかった。
その前の火事の時に石仮面が元々あった場所は、実はジョースター邸の窓際の外の方だった。
そうなったのは、ディオが石仮面を被った直後に警官隊に発砲され、外まで吹っ飛ばされたからだ。
その前の火事の時に石仮面が元々あった場所は、実はジョースター邸の窓際の外の方だった。
そうなったのは、ディオが石仮面を被った直後に警官隊に発砲され、外まで吹っ飛ばされたからだ。
石仮面が元々はどこにあったのか、DIOは次にその記憶を探る。
そうして次に目指すのは、当時の自分がこの屋敷に初めて来た時に石仮面があった場所。
あの時、ジョナサン・ジョースターに自分が泣くまで殴られ続けた屈辱の記憶のある場所。
ジョースター邸の、広大な玄関ホールだ。
石仮面は、最初はそこの壁に飾られていた。
そうして次に目指すのは、当時の自分がこの屋敷に初めて来た時に石仮面があった場所。
あの時、ジョナサン・ジョースターに自分が泣くまで殴られ続けた屈辱の記憶のある場所。
ジョースター邸の、広大な玄関ホールだ。
石仮面は、最初はそこの壁に飾られていた。
「ハア…ハア……どこだッ!」
焦る気持ちは体力の消耗を激しくさせる。
息を切らしながらも、DIOは石仮面を探し続ける。
僅かな記憶を頼りに、石仮面があったはずの場所を掘り返し続ける。
息を切らしながらも、DIOは石仮面を探し続ける。
僅かな記憶を頼りに、石仮面があったはずの場所を掘り返し続ける。
「………あ……………アア………ッ!」
DIOはやがてあるものを見つける。
しかしそれを見つけた時、DIOの表情は絶望の色に染まる。
しかしそれを見つけた時、DIOの表情は絶望の色に染まる。
DIOが見つけたのは、砕けた石仮面だった。
かつての石仮面が火事の後に無事だったのは、運が良かったことと、外に出されていたこともあったのだろう。
下が柔らかい土であったために、瓦礫が落ちてきてもそこに埋まる形で無事だった。
下が柔らかい土であったために、瓦礫が落ちてきてもそこに埋まる形で無事だった。
けれども今回石仮面があったのは、初期位置であった玄関ホールの壁だ。
その下にあるのは、硬い床だ。
石仮面はそこに落ちた後、上から降ってきた瓦礫に押しつぶされて砕けてしまっていた。
もはや、ここにおけるDIOの希望は残っていなかった。
その下にあるのは、硬い床だ。
石仮面はそこに落ちた後、上から降ってきた瓦礫に押しつぶされて砕けてしまっていた。
もはや、ここにおけるDIOの希望は残っていなかった。
◆
「ここにいたか」
このタイミングで、JUDOがDIOに追いついてきた。
灰の降り積もった火事後の森の中では、DIOの通った跡も残っていた。
それにより、JUDOはジョースター邸に辿り着くことができた。
灰の降り積もった火事後の森の中では、DIOの通った跡も残っていた。
それにより、JUDOはジョースター邸に辿り着くことができた。
(………まだだ。まだ活路はあるはずだ!運命は常に、このDIOに味方してきたではないか!)
DIOはそう自分に言い聞かせてまだ絶望しまいと奮い立つ。
(そうだ…ザ・ワールドの時間停止能力は復活しているんだ。この無敵の能力があれば、このDIOの勝利に揺るぎはないはずだ!)
相手がこれからどんな攻撃を仕掛けてこようとも、時間が止まっている間ならこちらの好き放題にできる。
ザ・ワールドを近づかせて腰のベルトを外すことができれば、相手を無力化することができる。
……本当ならそれを最初に能力が復活した直後にできればよかったのだが、ここまで来てしまえばそれを言うのは後の祭りだ。
ザ・ワールドを近づかせて腰のベルトを外すことができれば、相手を無力化することができる。
……本当ならそれを最初に能力が復活した直後にできればよかったのだが、ここまで来てしまえばそれを言うのは後の祭りだ。
『FINAL ATTACK RIDE DE DE DE DECADE』
JUDOはカードをディケイドライバーに差し込む。
選択したのは、ディケイドとしての基本の必殺技・ファイナルアタックライドのカードだ。
ディケイドライバーから音声が流れると同時に、JUDOとDIOの間に黄色のカードの像がいくつも出現する。
この像は、JUDOからDIOに向かって発生していった。
選択したのは、ディケイドとしての基本の必殺技・ファイナルアタックライドのカードだ。
ディケイドライバーから音声が流れると同時に、JUDOとDIOの間に黄色のカードの像がいくつも出現する。
この像は、JUDOからDIOに向かって発生していった。
「フンッ」
JUDOはその場で跳び上がり、空中でライダーキックの姿勢をとる。
カードの像もそれに合わせてJUDOからDIOまでの導線となるように動いて並ぶ。
カードの像もそれに合わせてJUDOからDIOまでの導線となるように動いて並ぶ。
「ハアアアアアアアァァァーッ!!」
そしてその姿勢のまま、カードの像を貫きながらDIOに迫っていった。
これぞディケイドの必殺技、ディメンションキックであった。
これぞディケイドの必殺技、ディメンションキックであった。
「(……今だ!)世界(ザ・ワールド)!!」
JUDOがカードの像を潜り抜けていく途中で、DIOは時間を止めた。
1秒経過。
DIOは横方向に移動してディメンションキックのカードが作る道筋から遠く外れる。
DIOは横方向に移動してディメンションキックのカードが作る道筋から遠く外れる。
2秒経過。
前方向に移動して、ザ・ワールドの射程距離内にJUDOが入れるようにする。
前方向に移動して、ザ・ワールドの射程距離内にJUDOが入れるようにする。
(残り3秒!ここで片を付けるッ!行け!ザ・ワール…)
(……………………………………………ハ?)
その時、DIOの思考が止まった。
しかしそれは、時の止まった世界をJUDOが動いたとか、そんなわけではない。
しかしそれは、時の止まった世界をJUDOが動いたとか、そんなわけではない。
JUDOの下へと行こうとしたザ・ワールドの動きを、止めたものが存在した。
そんな風に、見えてしまった。
それはDIOにとって、信じられないものであった。
そんな風に、見えてしまった。
それはDIOにとって、信じられないものであった。
紫色の茨のようなものが、ザ・ワールドの像に巻き付いているのが見えた。
茨は、ザ・ワールドの首や肩回り等に絡みついた。
これはDIOの、ジョナサン・ジョースターとしての肉体から発生しているように見えた。
茨は、ザ・ワールドの首や肩回り等に絡みついた。
これはDIOの、ジョナサン・ジョースターとしての肉体から発生しているように見えた。
この茨に、DIOは見覚えがあった。
かつて、ジョースター一行を「念写」するために、DIO自身が使った茨だ。
かつて、ジョースター一行を「念写」するために、DIO自身が使った茨だ。
その時のDIOの、首から下のジョナサン・ジョースターの肉体から発現していたスタンド「ハーミットパープル」もしくは「ザ・パッション」。
それが今、自分の肉体から出現してザ・ワールドを止めようとしているかのように見えた。
それが今、自分の肉体から出現してザ・ワールドを止めようとしているかのように見えた。
「……!しま、早く奴を…!」
気付いた時には、もう遅かった。
突然出現したように見えたジョナサンの肉体のスタンドは、本来はザ・ワールドを引き止めるだけのスタンドパワーを持っていない。
しかしここにおいては、現れたように見えたという事実が重要だった。
これにより、DIOの思考が2秒止まった。
最後の1秒でザ・ワールドをJUDOの方へと向かわせようとする。
しかし、向かわせている途中で、時間停止の限界が来た。
ザ・ワールドが到着する頃には既に、JUDOはカードの道筋にそって進んでいた。
突然出現したように見えたジョナサンの肉体のスタンドは、本来はザ・ワールドを引き止めるだけのスタンドパワーを持っていない。
しかしここにおいては、現れたように見えたという事実が重要だった。
これにより、DIOの思考が2秒止まった。
最後の1秒でザ・ワールドをJUDOの方へと向かわせようとする。
しかし、向かわせている途中で、時間停止の限界が来た。
ザ・ワールドが到着する頃には既に、JUDOはカードの道筋にそって進んでいた。
(いや、まだだ!奴の技は外れる!戦いはまだ終わってな…)
もう既に自分は移動しているから、相手の必殺技は当たらない。
そう思ったまま、DIOは後ろを振り返る。
そう思ったまま、DIOは後ろを振り返る。
そして再び、DIOの思考が止められる。
また、信じられないものを見てしまった。
また、信じられないものを見てしまった。
自分が離れたはずの黄色のカード像の群が、再び自分の方へと並んでいた。
このカード像の群は、DIOが動いた分だけ曲がりくねった道筋を作っていた。
JUDOはその曲がった道筋に沿って、カードの像を通過し続けていた。
このカード像の群は、DIOが動いた分だけ曲がりくねった道筋を作っていた。
JUDOはその曲がった道筋に沿って、カードの像を通過し続けていた。
◇
ディケイド激情態のディメンションキックとディメンションブラストには、追尾機能が存在する。
これは、通常のディケイドのファイナルアタックライドにはないものだ。
例え空の彼方に行こうとも、一度狙われたら、逃れられる術はない。
◇
「………WWRYYYYYYYAAAAAAAAAA(ウウリイイイイイイアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア)!!!!」
ここでDIOにできる最後のこと、それはザ・ワールドを急いで引き戻してJUDOのキックにぶつけることだけだった。
迫りくるディメンションキックが、DIOに届くまさに直前で、ザ・ワールドのキックとぶつかり合う。
ザ・ワールドの左足の脛、それも丁度膝のすぐ下の辺りとディケイド激情態の足裏がぶつかり合う。
それはまさに、本来の「ジョジョの奇妙な冒険の世界」において、DIOが最後に空条承太郎のスタープラチナの拳と打ち合った場所であった。
ザ・ワールドの左足の脛、それも丁度膝のすぐ下の辺りとディケイド激情態の足裏がぶつかり合う。
それはまさに、本来の「ジョジョの奇妙な冒険の世界」において、DIOが最後に空条承太郎のスタープラチナの拳と打ち合った場所であった。
『ビシ!』『ビシ!』『ビシ!』
「!!あっ…」
そしてここでザ・ワールドのスタンド像が辿る運命も、本来の世界のものと一致する。
ザ・ワールドの左足にヒビが入り、そのまま砕かれて行く。
本来の世界と違う点は、これを砕いているモノの方にはヒビが入らなかったことだろう。
そしてここから起きることも、本来の世界のDIOとは少し違ってくる。
ザ・ワールドの左足にヒビが入り、そのまま砕かれて行く。
本来の世界と違う点は、これを砕いているモノの方にはヒビが入らなかったことだろう。
そしてここから起きることも、本来の世界のDIOとは少し違ってくる。
ザ・ワールドの左足が砕かれたことにより、DIOの左足もそのフィードバックで砕け、膝から下が分かれて失われる。
そして、ディメンションキックはまだ止まらない。
ザ・ワールドの左足を砕き抜け、そのままDIO本体の方へとキックが向かって行く。
そして、ディメンションキックはまだ止まらない。
ザ・ワールドの左足を砕き抜け、そのままDIO本体の方へとキックが向かって行く。
DIOは咄嗟に両腕を動かして手の平でこれを止めようとする。
けれども、砕けた両手でまともにそんなことが出来るわけがない。
両手が無事だったとしても、結局は不可能なこと、「無駄」なことに終わっただろう。
けれども、砕けた両手でまともにそんなことが出来るわけがない。
両手が無事だったとしても、結局は不可能なこと、「無駄」なことに終わっただろう。
『ドン!!』
ディメンションキックは、DIOの胸に突き刺さった。
DIOは、勢いよく後方へと吹っ飛ばされた。
DIOは、勢いよく後方へと吹っ飛ばされた。
DIOが最期に思い浮かべるのは、こうなる直前に自分を妨害した紫の茨についてだ。
あの茨が本当にスタンド像だったのか、それは不明瞭なことだ。
もしかしたら本当はそんなものは出ていなく、見たものは幻覚だったのかもしれない。
けれども確かに、DIOはそれを見たことにより思考が鈍り、JUDOへの攻撃が失敗した。
それにより今こうして、DIOは今度こそ致命的な攻撃を受けてしまった。
あの茨が本当にスタンド像だったのか、それは不明瞭なことだ。
もしかしたら本当はそんなものは出ていなく、見たものは幻覚だったのかもしれない。
けれども確かに、DIOはそれを見たことにより思考が鈍り、JUDOへの攻撃が失敗した。
それにより今こうして、DIOは今度こそ致命的な攻撃を受けてしまった。
これはまるで、その茨のスタンド像を出せる肉体…ジョナサン・ジョースターの意思がDIOを…ディオ・ブランドーを止めようとしたかのようだった。
そのように、感じてしまった。
そのように、感じてしまった。
「―――――ジョジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!」
DIOが断末魔に絶叫したのは、かつてディオ・ブランドーだった頃の『友』の愛称だった。
吹き飛ばされたDIOは、やがて屋敷内の瓦礫の山の中に突っ込む。
そこでDIOの体は、あるものに貫かれる。
そこでDIOの体は、あるものに貫かれる。
それは、ジョースター家の守護神『慈愛の女神像』だった。
火事の影響で屋敷が崩れた際、瓦礫の落下に巻き込まれて女神像は倒れ、傾いていた。
それが偶然にも、DIOが吹き飛ばされた先で先端を向けた状態で存在した。
ディオ・ブランドーがかつて吸血鬼となった直後、まだ波紋も知らない頃のジョナサンに最初の敗北を喫した時にもこの女神像に貫かれた。
角度は大きく違うが、その光景が再現されているかのようであった。
しかしDIOは、もうそのことを認識することは出来なくなっていた。
それが偶然にも、DIOが吹き飛ばされた先で先端を向けた状態で存在した。
ディオ・ブランドーがかつて吸血鬼となった直後、まだ波紋も知らない頃のジョナサンに最初の敗北を喫した時にもこの女神像に貫かれた。
角度は大きく違うが、その光景が再現されているかのようであった。
しかしDIOは、もうそのことを認識することは出来なくなっていた。
こうして、120年生きた邪悪の化身は今度こそ自分の運命の半身の肉体と共に滅びた。
永遠だと思っていたものは、破壊の化身によってあっという間に破壊された。
周りのモノを利用するだけ利用してばかりだった彼の人生は、こうして運命の始まりの地が再現された場所で終わりを告げた。
永遠だと思っていたものは、破壊の化身によってあっという間に破壊された。
周りのモノを利用するだけ利用してばかりだった彼の人生は、こうして運命の始まりの地が再現された場所で終わりを告げた。
それが、ここにおける彼の運命の結末だった。
【DIO@ジョジョの奇妙な冒険(身体:ジョナサン・ジョースター@ジョジョの奇妙な冒険) 死亡】
◆
ディメンションキックを放った後、JUDOはディケイド激情態の姿のまま慈愛の女神像に貫かれたDIO…ジョナサン・ジョースターの肉体の死体に近づく。
そしてライドブッカーをソードモードにし、これで死体の首を横から切り落とす。
切り落とした首から、首輪を外して回収した。
そしてライドブッカーをソードモードにし、これで死体の首を横から切り落とす。
切り落とした首から、首輪を外して回収した。
次に、死体の背中側を見て相手が持っていたデイパックの状態を確認する。
…DIOが持っていたデイパックは、女神像に貫かれた際の衝撃で大きく破れていた。
それにより、中にあった品々は辺りに散乱していた。
JUDOはそれらを一つずつ拾って自分のデイパックの方に仕舞う。
なお、DIOのデイパック内にあったジークの脊髄液入りのワインは、デイパックから出て床に落ちた際に割れてしまっていた。
そのためこれに関しては、JUDOは回収しなかった。
…DIOが持っていたデイパックは、女神像に貫かれた際の衝撃で大きく破れていた。
それにより、中にあった品々は辺りに散乱していた。
JUDOはそれらを一つずつ拾って自分のデイパックの方に仕舞う。
なお、DIOのデイパック内にあったジークの脊髄液入りのワインは、デイパックから出て床に落ちた際に割れてしまっていた。
そのためこれに関しては、JUDOは回収しなかった。
DIOの足首に装着されていたアトラスアンクルは、回収しなかった。
これは一応切断された方の足に着いていたが、足首に着いているため外れた状態にない。
ここではただの装飾品だと思って、取ることはなかった。
また、精神と身体の組み合わせ名簿についても、既に持っているため拾わなかった。
これは一応切断された方の足に着いていたが、足首に着いているため外れた状態にない。
ここではただの装飾品だと思って、取ることはなかった。
また、精神と身体の組み合わせ名簿についても、既に持っているため拾わなかった。
DIOのデイパック内にあったであろう品物をある程度回収した後、JUDOはまた別の何かを探すような動作を始めた。
「…カードが無い」
JUDOが探していたのは、エターナルのライダーカードだった。
ディケイド激情態には、倒した仮面ライダーの力をカード化して自分の力にする能力もあった。
JUDOは感覚で、そんな力もあることを何となく感じていた。
けれどもここにおいて、エターナルのカードは出現していなかった。
どうやら、この殺し合いにおいては激情態までは良くてもその能力に対しては制限の対象になっているようだった。
ベルトを破壊した時にカードが現れなかったため、もしかしたら変身者の殺害も行わないといけないからかとも思ったが、そういうわけではないようだった。
そのことに対し、JUDOには少し不快感もあるようだった。
念のため持ってきた、破壊済みのエターナルメモリとロストドライバーにも変化はない。
これらはもう使えないためその辺に放り投げ捨てた。
ディケイド激情態には、倒した仮面ライダーの力をカード化して自分の力にする能力もあった。
JUDOは感覚で、そんな力もあることを何となく感じていた。
けれどもここにおいて、エターナルのカードは出現していなかった。
どうやら、この殺し合いにおいては激情態までは良くてもその能力に対しては制限の対象になっているようだった。
ベルトを破壊した時にカードが現れなかったため、もしかしたら変身者の殺害も行わないといけないからかとも思ったが、そういうわけではないようだった。
そのことに対し、JUDOには少し不快感もあるようだった。
念のため持ってきた、破壊済みのエターナルメモリとロストドライバーにも変化はない。
これらはもう使えないためその辺に放り投げ捨てた。
「……まあいい。次は奴らだ」
JUDOはそう呟くと変身を解き、自分が持っていたデイパックからトビウオを取り出す。
そしてこれに乗って、火事によって崩れ去ったジョースター邸の天井から飛んで出て行った。
大雨が止んだため、この移動法も安全に行えた。
そしてこれに乗って、火事によって崩れ去ったジョースター邸の天井から飛んで出て行った。
大雨が止んだため、この移動法も安全に行えた。
JUDOの行き先…それは前から考えていた通り、風都タワーの方に戻ることだ。
地下通路のモノモノマシーンが封鎖されたため、もはやこの方面のエリアでの用事は無い。
それよりも、前から考えていた通り風都タワーに行った方が前に戦った者達が戻ってきていて闘争ができる可能性が高い。
風都タワーに誰も来なければ、その時は網走監獄方面に向かえばいいだろう。
そこならば他の者達も集まって来る可能性は高いし、先ほどの戦闘前の話でも元からそっち方面に誰かがいる可能性は提唱されていた。
特に、DIOが話していた色違いの同じベルトを使う者、それについて気になる気持ちも多大にあった。
地下通路のモノモノマシーンが封鎖されたため、もはやこの方面のエリアでの用事は無い。
それよりも、前から考えていた通り風都タワーに行った方が前に戦った者達が戻ってきていて闘争ができる可能性が高い。
風都タワーに誰も来なければ、その時は網走監獄方面に向かえばいいだろう。
そこならば他の者達も集まって来る可能性は高いし、先ほどの戦闘前の話でも元からそっち方面に誰かがいる可能性は提唱されていた。
特に、DIOが話していた色違いの同じベルトを使う者、それについて気になる気持ちも多大にあった。
……ただ、今のJUDOは思考には、前のJUDOと違う点があった。
それは、破壊衝動だった。
特に、「仮面ライダー」に対して大きくその衝動が向いている感じがあった。
それは、破壊衝動だった。
特に、「仮面ライダー」に対して大きくその衝動が向いている感じがあった。
これは、ディケイド激情態に覚醒したことによる代償と言えそうなものであった。
『世界の破壊者』としての運命を受け入れたために、あらゆることに対し破壊を望む心が生まれていた。
殺し合いの基本的な方針についても、ただ優勝するだけでなく、この世界の全てを破壊することを望む気持ちが出始めていた。
本来が仮面ライダーの世界の破壊者であるため、その気持ちが仮面ライダーに対し特に強めに出ていた。
これらの事に対し、JUDOに自覚的なものは薄い。
力の影響で生まれたこの意思を、自分のものだと認識してしまっていた。
これは、先ほどの戦いで一度死の淵に立ったことも少なからず影響していた。
風都タワーに向かうのも、そこで戦った仮面ライダー達、その生き残りを特に破壊したいという気持ちもあったからだ。
他に話しに聞いた仮面ライダー達のことも、最終的には自分が破壊することを望んできていた。
『世界の破壊者』としての運命を受け入れたために、あらゆることに対し破壊を望む心が生まれていた。
殺し合いの基本的な方針についても、ただ優勝するだけでなく、この世界の全てを破壊することを望む気持ちが出始めていた。
本来が仮面ライダーの世界の破壊者であるため、その気持ちが仮面ライダーに対し特に強めに出ていた。
これらの事に対し、JUDOに自覚的なものは薄い。
力の影響で生まれたこの意思を、自分のものだと認識してしまっていた。
これは、先ほどの戦いで一度死の淵に立ったことも少なからず影響していた。
風都タワーに向かうのも、そこで戦った仮面ライダー達、その生き残りを特に破壊したいという気持ちもあったからだ。
他に話しに聞いた仮面ライダー達のことも、最終的には自分が破壊することを望んできていた。
破壊の化身と化した大首領は、内に激情を秘めたまま、飛び立っていった。
【F-4 ジョースター邸付近 空中/夜】
【大首領JUDO@仮面ライダーSPIRITS】
[身体]門矢士@仮面ライダーディケイド
[状態]疲労(大)、激情態、破壊衝動
[装備]ディケイドライバー+ライドブッカー+アタックライド@仮面ライダーディケイド、トビウオ@ONE PIECE
[道具]基本支給品×5、賢者の石@ドラゴンクエストシリーズ(次回放送まで使用不可)、警棒@現実、アクションストーン@クレヨンしんちゃん、精神と身体の組み合わせ名簿×2@オリジナル、レインコート@現実、海楼石の鎖@ONE PIECE、逸れる指輪(ディフレクション・リング)@オーバーロードプロフィール(クリムヴェール、ピカチュウ、天使の悪魔)、首輪(デビハムくん、貨物船、姉畑支遁、悲鳴嶼行冥、鳥束零太、DIO)
[思考・状況]
基本方針:優勝を目指す。そしてこの世界の全てを破壊する。
1:闘争を楽しむ。そして破壊する。
2:仮面ライダーは優先的に破壊する。
3:風都タワーに向かい誰かいれば闘争を楽しむ。そして破壊する。
4:風都タワーでの用事が終わったら、網走監獄方面に向かう。
5:先ほどの者(志々雄)は、もし再会するようなことがあったらその時破壊する。
6:我と同じベルトを使う仮面ライダー…何者だ。そいつもいずれ破壊する。
7:改めて人間どもは『敵』として破壊する。
8:疲れが出た場合は癪だが、自制し、撤退を選択する。
9:優勝後は我もこの催しを開いてみるか。そして、その優勝者の肉体を我の新たな器の候補とするのも一興かもしれん。
[備考]
※参戦時期は、第1部終了時点。
※現在クウガ~キバのカードが使用可能です。
※ディケイド激情態に変身できるようになりました。
※破壊の力に目覚めました。本来は不死身である存在や、特殊な条件を満たせないと倒せない相手でも、問答無用で殺害することが可能であると思われます。
※ディケイド激情態の、倒した仮面ライダーをカード化する能力は制限で使えないものとします。
※ディケイド激情態が劇中で使っていた、ギガント等の平成一期サブライダーの武装のアタックライドカードは、ここにおいては無いものとします。
[身体]門矢士@仮面ライダーディケイド
[状態]疲労(大)、激情態、破壊衝動
[装備]ディケイドライバー+ライドブッカー+アタックライド@仮面ライダーディケイド、トビウオ@ONE PIECE
[道具]基本支給品×5、賢者の石@ドラゴンクエストシリーズ(次回放送まで使用不可)、警棒@現実、アクションストーン@クレヨンしんちゃん、精神と身体の組み合わせ名簿×2@オリジナル、レインコート@現実、海楼石の鎖@ONE PIECE、逸れる指輪(ディフレクション・リング)@オーバーロードプロフィール(クリムヴェール、ピカチュウ、天使の悪魔)、首輪(デビハムくん、貨物船、姉畑支遁、悲鳴嶼行冥、鳥束零太、DIO)
[思考・状況]
基本方針:優勝を目指す。そしてこの世界の全てを破壊する。
1:闘争を楽しむ。そして破壊する。
2:仮面ライダーは優先的に破壊する。
3:風都タワーに向かい誰かいれば闘争を楽しむ。そして破壊する。
4:風都タワーでの用事が終わったら、網走監獄方面に向かう。
5:先ほどの者(志々雄)は、もし再会するようなことがあったらその時破壊する。
6:我と同じベルトを使う仮面ライダー…何者だ。そいつもいずれ破壊する。
7:改めて人間どもは『敵』として破壊する。
8:疲れが出た場合は癪だが、自制し、撤退を選択する。
9:優勝後は我もこの催しを開いてみるか。そして、その優勝者の肉体を我の新たな器の候補とするのも一興かもしれん。
[備考]
※参戦時期は、第1部終了時点。
※現在クウガ~キバのカードが使用可能です。
※ディケイド激情態に変身できるようになりました。
※破壊の力に目覚めました。本来は不死身である存在や、特殊な条件を満たせないと倒せない相手でも、問答無用で殺害することが可能であると思われます。
※ディケイド激情態の、倒した仮面ライダーをカード化する能力は制限で使えないものとします。
※ディケイド激情態が劇中で使っていた、ギガント等の平成一期サブライダーの武装のアタックライドカードは、ここにおいては無いものとします。
※「アトラスアンクル@ペルソナ5」は、ジョナサン・ジョースター(身体)の死体に付けられたままです。
※「ロストドライバー+T2エターナルメモリ@仮面ライダーW」は破壊されました。
※「ロストドライバー+T2エターナルメモリ@仮面ライダーW」は破壊されました。
138:Ψ終章への前フリをしよう② | 投下順に読む | 140:Aたちのバラッド/何も殺さず生きられない |
137:瞬間センチメンタル | 時系列順に読む | |
135:アウトサイダーズ | DIO | GAME OVER |
大首領JUDO | 143:孤独のB/極限のdead or alive! | |
志々雄真実 | 150:Awake |