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  • Blooming Villain -Scramble-

チェンジ・ロワイアル@ ウィキ

Blooming Villain -Scramble-

最終更新:2024年01月28日 19:09

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
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奏でられるは悪意と破壊の協奏曲(コンチェルト)。
何人たりとも邪魔立ては許されない、絶対悪による一夜限りのフェスティバル。
ステージを彩るは赤と黒、鮮血と闇。
今宵の主役二名の間に腹の探り合いは最早不要。

先に踏み込んだのは誰だ、仕掛けたのはどっちだ。
ただでさえ荒れた大地へ更なる傷が生み付けられて、草花は儚い生に終わりを告げる。
接近の勢いのみで地面を削り取った両者の視界に、自らが齎した破壊の痕跡は映し出されない。
彼らが見据えるは眼前の敵のみ。

「あははっ!」

アークワンが放つのは飾り気のないストレートパンチ。
だが侮るなかれ、威力と速さは同胞たるグロンギを以てしても戦慄を抱かざるを得ない。
再起を果たしたウィッチを絶望に叩き落とし、最強のスタンド使いをも下した拳だ。
人の形を取りながら、単純な打撃すら生物を殺し切るのに過剰な威力の兵器。
それこそが仮面ライダーアークワン。
新生アークに選ばれし者のみが装着可能な悪意の鎧。
最初の一撃へ対処不可能な脆き生命は、王の眼前に立つ資格なし。

『こっちは全然面白くないぜ、っと!』

その点において、怪物は見事に合格点を叩き出したと言えるだろう。
真紅のオーラを両腕に纏わせ、アークワンの拳を真っ向から弾く。
装甲をガラス細工のように砕き、肉体はミンチへ早変わり。
雑兵であれば逃れられない末路を跳ね退け、反対に手刀を突き出す。
鋭利な指先のクローとて、アークワンの装甲の前には鈍ら同然。
自ら指をへし折りに行ったも同じだ。

しかしアークワンは大人しく受けるのを悪手と判断。
鮮血色に輝く今のブラッドスタークの攻撃は、数時間前の戦闘時より危険度が上昇している。
アークワンに搭載された機能以上に、ダグバ本人の直感が強く告げて来た。
他ならぬ自身の第六感なら信頼に値する、逆らわずに防御を選択。
腕部を翳し装甲部分を爪が走った。
金属を引っ掻く不快な音と共に腕へ重みが掛かる。

片手のクローは防がれた、だったらもう片方で切り裂けばいい。
ブラッドスタークの左腕が動きを見せるが、片手が空いたままなのはアークワンも同様。
先程とは反対に拳が手刀を弾くと、胴体を遮る腕を退ける。
がら空きの腹部へ伸びる純白の腕を阻むは、真下からの衝撃。
膝蹴りが命中しアークワンの右腕が跳ね上がった。
今度は自分の番とばかりにブラッドスタークの蹴りが放たれる。
足底が叩くのは胴体部分ではなく白いガントレット部分、五指がガッチリと足を掴んで離さない。

『握手以外のお触りは厳禁だって知らないのか?』

このまま握り潰されるのは御免だ、反対の足を地面から離しアークワンの胸板を蹴り付ける。
如何にブラッドスタークと言えどただのキック程度、アークワン相手には何ら脅威になり得ない。
数時間前ならばそうだったろうが今回は違う。
ダメージこそ軽微なれど、襲い来る衝撃は無視できない。
思わず足から手を離し数歩後退、すかさず手刀が真っ直ぐに急所を狙う。

とはいえ、この程度で勝機を見出せる相手で無いとはブラッドスタークも理解の上。
軽く身を捩って手刀を躱され、返礼とばかりに蹴りが飛ぶ。
自らの脚部を魔槍へ変えた脅威を前に、敵が取る手もこちらと同じもの。
目を焼く輝きが両脚から発せられたかと思えば、鞭の如くしなやかに振るわれた。
互いの脚を叩きつけ合い、双方威力の高さ故に揃って後方へと押し返される。
図らずも距離を取り、仕切り直しの形となった。

「今度はこれで遊ぼっか」

アークワンが手を翳し、両掌の照射口が武器を精製。
度々披露して来た能力も、此度は少々違う形で使われた。
地面に突き刺さる無数のアタッシュカリバーは、まるで正史における二人のアークの対決時のよう。
大盤振る舞いで精製し終えた内の二本を引き抜き、挑発的に切っ先を向ける。

「好きなの使って良いよ」
『そりゃどうも。嬉しくって涙が出そうだ』

言うや否やアタッシュカリバーを一本掴み疾走。
反対の手には元々の装備、スチームブレードが握られ二刀流が完成。
異なる世界で生み出された剣が赤く輝き、アークワンもまた悪意のエネルギーを刀身に纏わせた。
第二ステージを告げる審判は不在、代わりに双剣が派手に打ち鳴らされる。

アタッシュカリバー同士が斬り結び、刀身部分が死闘の音色を響かせ合う。
装甲車とて一刀両断可能な切れ味と強度も、得物が同じなら有利不利もない。
なれば一石を投じるは毒蛇の牙。
スチームブレードはリーチが短い分、至近距離での取り回しにおいては長剣よりも優秀だ。
脇腹を走らせる急速加熱された刃、だが毒牙の餌食となる者は皆無。
強固な外装部分を咄嗟の盾に使い防御成功、押し返しブラッドスタークの体勢をよろめかせる。

『やっぱり簡単にはいかねぇなァ!』

無防備な瞬間に迫り来る殺意を笑い飛ばし、瞬時に迎撃へ移行。
双剣を駆使しての斬り上げを、同じく双剣を交差し防御。
構えを解くのとほぼ同時に背後へ剣を翳せば、刀身を震わせる衝撃。
二撃目で終わりじゃあない、アークワンの演算能力が次に来る攻撃位置を予測。
天を突き刺すように頭上へアタッシュカリバーを掲げた。
見上げる必要も無い、金属同士の衝突音を聴覚センサーが拾い続けて四撃目も予測完了。
再び真正面から赤い閃光が急接近、二方向からの斬撃を弾き返す。
連続攻撃を凌ぎ自分の番だと斬りかかるが、ブラッドスタークに待つ気は無く後退し距離を取った。

『崩龍斬光剣、だったか?ぶっつけ本番にしちゃ良い線行ったと思ったんだがな』

アタッシュカリバーを肩に担ぎ軽薄な口調でボヤく。
今の動きはジューダスが使う技の一つを模倣したもの。
ブラッドスタークの情報収集装置に記録されたのは、何もディケイドやアークワンといった敵対者だけではない。
殺し合いでの戦闘データを保存したということはつまり、これまでにブラッドスタークが見た参加者の情報が全て集められている。
蓮を始め、共闘相手の動きもしっかりブレード状の装置に記録済みだ。
ジューダスの剣技を模倣できたのもそれらのデータと、エボルト自身の技能があってこそ。
尤もジューダスが放った時より技の完成度は低い、所謂劣化版でしかないが。

呑気に軽口を叩ける休憩時間は長続きしない。
アークワンの望みは自分が笑顔になれる殺し合いであって、和気藹々としたお喋りの場では無いのだから。
引力操作機能を使い、突き刺さったアタッシュカリバーを浮上。
その数計十本、アークワンの意のままに宙で踊り出す。
手に持ち振るう必要が無くなった分、リーチは伸び縦横無尽な動きも可能。
弾丸のように正面から襲う二本を防いだ傍から、真横よりの殺意を察知。
全身を赤い影状に変え地面を這うも、その行動すらアークワンは予測を終えている。

「何て言うんだっけ。今のリントの間でこういう遊びがあったよね」

ブラッドスタークの実体化と同時に全方位からアタッシュカリバーが殺到。
樽に突っ込まれた海賊の下っ端の気分を嫌でも味わう。
残念なことにこれはゲームではなく、痛みと死が付き纏う現実である。
哀れ全身串刺しの歪なオブジェ完成まで残り僅か。

――RIFLE MODE――

数秒の猶予はブラッドスタークからすれば、釣りがくる程に十分な時間。
トランスチームライフルを振り回しながら連射。
自棄っぱちにも見える動作、されど狙いは正確無比。
三点バーストの高熱硬化弾が一本残らず剣を撃ち落とす。
手前に転がるアタッシュカリバーを蹴り上げキャッチ、アークワン目掛け投擲。

「次はこれで遊びたいの?」

ライトグリーンが走る剣は悪意の鎧へ切っ先すら届かない。
いつの間にやら手には青い拳銃、ショットライザーが精製されていた。
アタッシュカリバーを撃ち落とした銃を宙へ放る。
不要になったから捨てたのではない、もっと楽しい使い方を思い付いたから。
照射口からビームを放ち、9丁のショットライザーを作り出す。
引力操作を行い、最初に精製した分も含めて銃口全てがブラッドスタークを睨み付ける。

『多けりゃ良いってもんじゃないぜおい!』

軽口は銃声の中に虚しく消えた。
対ヒューマギア用の50口径徹甲弾を、数にものを言わせて掃射。
トランスチームシステム製の装甲と言えども、流石に耐え切るのには限界がある。
ならば被弾しなければいい、撃ち殺される前に全て撃ち落とせばいい。
現実を見れていない戯言をブラッドスタークは実行に移す。
徹甲弾が貫くは真っ赤な残光のみ、時折命中を確信するもブレードに斬り落とされる。
次のチャンスは与えられない、高熱硬化弾が銃身を砕き火花を散らして落下。

『銃の腕は俺の方が上らしいな!』

アークワンの脅威はショットライザーの数だけでない。
演算能力を用いた悪夢の如き精密な射撃。
スタープラチナを操る承太郎ですら被弾を許した銃撃に、並の対処法は効果が無い。
生憎ブラッドスタークにはアークワンのような演算機能は搭載されていなかった。
故に取った戦法は培った経験則と、記録済のデータをフルに活用しての先読み。
敵がこちらの動きを、未来予知と錯覚する程の精密さで読むのは分かっている。
であるなら一歩二歩では足りない、十数歩先まで読まねば詰みだ。

スチームジェネレーターを使い全機能を一時的に強化。
排熱口から噴射された蒸気が、苛烈な闘争の空気をよりヒートアップさせる。
強化グローブが徹甲弾を叩き落とし、反対にショットライザーはまた一つ地面へ落ちた。
後頭部へ叩きつけられる殺意にも焦る事無く動く。
頭部を軽く捻り回避、後ろを見ないまま撃ち落とす。

最後の一丁が煙を吹いたのを見送らず、全身を赤い影状に変化。
頭上をエネルギー矢が通過し、切り裂かれた空気が悲鳴を上げる。
実体化してからの動きを組み立て影化を解除、間髪入れずにフルボトルをスロットに叩き込む。
思った通りだ、正面には武器を構えるアークワンの姿。
アタッシュアローを投げ捨て、スパイトネガで強化済みのアタッシュショットガンが睨んでいた。

――ROCKET!STEAM ATTACK!ROCKET!――

横へ大きく跳びながら引き金を引く。
馬鹿正直に突っ立って照準を合わせていたら、どうぞ当ててくださいと言っているようなもの。
悪意のエネルギーを付与された散弾が地面を削り取る。
直撃こそ避けはしたが数発は貰ってしまう。
火花を散らすもみっともなく倒れず、受け身を取った。

アークワンと違って、ブラッドスタークはロクに狙いも付けずにトリガーを引いた。
当然ロケット弾はあらぬ方へと飛んで行くが、何も問題はない。
意思が存在するかのようにアークワンへと方向転換し、周囲を旋回。
煙がとぐろを巻きアークワンの視界を覆い隠すと、頭上から真っ逆様に落下。
自動追尾機能を付与された為に、一々狙いを付ける必要がないのはロケットフルボトルの持つ強みだ。

無論、アークワンを倒すには至らない。
スパイトネガを照射口へ流し込み、悪意の波動を放射。
目障りな煙諸共ロケット弾を消し飛ばし、五体満足でブラッドスタークに己が姿を見せ付けた。
分かり切っていた結果とはいえ実際に見せられると、何度目か数えたくも無いため息が自然と吐き出される。
ついでに呟きかけた愚痴の二言三言は、唸り迫る刃を前に霧散。
再度精製し振るわれたアタッシュカリバーを、ブレード部分が防御し鍔競り合う。

「面白いね、君。前に戦った時よりも楽しいよ」

ダグバにしてみれば、どうしてそんな疲れたような態度を取るのかまるで理解不能。
街での戦闘時は斬月・真はまだしも、アークワン相手にはどうにか食らいついているといった印象を受けた。
ジョーカーとの連携で自分を楽しませてくれたけど、究極の闇には程遠い。
現にスパイトネガで強化した途端、あっという間に戦力差が覆されたのだから。
なのに今はどうだ、アークワンになった自分と互角に渡り合っているではないか。
偽りの破壊者と拳の応酬を繰り広げた時のように、楽しさで心が滾って仕方ない。
本気を出すとか言っていたけど、もっと早くにこれくらいのやる気になってもらいたかったものだ。

エボルトがアークワンと互角の戦闘を行えたのには、当然理由がある。
確かに、エボルトは弱者では無い。
使い慣れたブラッドスタークへの変身が可能なのは勿論のこと。
幾つもの星を滅ぼし経験を積み、地球に来てからの戦いで更に戦闘技能へ磨きを掛けた。
尤もそれだけではダグバが変身したアークワンという壁は余りにも巨大。
エボルドライバーも無い現状では、精々死に物狂いで食らいつくのが関の山。

しかしエボルトにはブラッドスターク以外にもう一つ手札(カード)が存在する。

それは殺し合いでも度々使ったブラッド族の能力。
ディケイドやオリジナル態相手に放ったエネルギー波は攻撃のみならず、エボルト自身を強化する役目を持つ。
パンドラボックス奪還の為に、西都へ乗り込んだ戦兎達と戦った時と同じ。
ブラッドスタークを使い慣れてるとは言ってもハザードレベルが上昇しない機能上、スペックで他のライダーに後れを取るのは避けられない。
だが現実にエボルトはスペックで勝るスクラッシュドライバーを用いたライダー達や、強化形態のビルドへ打ち勝って来た。
クローズマグマに進化を遂げた万丈の猛攻を受けて尚、変身解除にならないだけの異様な耐久性も発揮してみせた程。
ブラッドスタークだけでは足りない部分を補うのに十分過ぎる力は、アークワン相手にも有効だと此度の戦闘で証明された。
万丈達のハザードレベルを上げる時とは違い、命を奪わないよう自らに枷を施す必要も無く排除一択のみ。

『お褒めに預かり光栄だ。生憎こっちは銃弾以外に何もプレゼント出来ないけどな』

声色から喜びは当たり前だが欠片も見当たらない。
アークワンとも渡り合えたからといって、エボルトに余裕があるかと言えば違う。
ダグバはもっと早くに本気を出して欲しいと思ったが、そう簡単にはいかない事情がある。
本気を出さないのではなく、ほいほい出せなかったと言うのが正しい。

殺し合いでエボルトに与えられた肉体は十年も憑依し馴染んだ宇宙飛行士ではない。
仮面ライダーに変身可能な戦兎でなければ、エボルトの遺伝子を持つ万丈でもない。
ネビュラガスを注入されておらず、戦闘経験など当然皆無の一般人。
そんな体にアークワンと互角に戦えるレベルのエネルギーを流し込むのは、ハッキリ言って諸刃の剣に等しい。
僅か数分の戦闘で体力が湯水の如く削り取られ、態度に出さないだけで尋常じゃない消耗に襲われている。
ブラッド族のエネルギーによる強化は殺し合いでこれが二度目。
産屋敷との戦闘時にも行ったが、強化の度合いは前回以上で必然的に疲労も倍だ。

「でもまだ足りないかな。だから、もっと僕を笑顔にしてよ」

膠着状態はアークワンの好みでは無い。
足底がブラッドスタークの腹部にヒット、蹴り飛ばされ距離を取らされた。
尤も蹴りの予兆は感じ取っており、当たる直前自ら後方へと身を投げダメージを軽減。
受け身を取った時にはもう、アタッシュカリバーは目と鼻の先まで近付いている。
出鱈目なようでいて的確に急所を狙う剣捌きをブレードで弾き、時にはエネルギーを纏った腕部で防御。
脇腹を襲う刀身へ左腕から伸びた針を巻き付け、強引に引き離す。
アーマージャックにトドメを刺したスティングヴァイパーは、毒の投与以外の使い道をここで発揮。
遮る物がいなくなり、アークワンの喉へとブレードを真っ直ぐに突き刺す。
流体金属性のスーツに覆われているとはいえ、他の箇所と比べれば幾らか脆い。

それすらも演算能力により一歩先を行かれる。
反対の手にアタッシュカリバーを精製、アイドルの生命線である声は失われず刃同士が激突。
ほぼ同時にスティングヴァイパーの拘束を振り解き、両手の得物で苛烈に攻め立てた。
双剣と銃剣付きのライフルを巧みに操る攻防の末、勝利の女神はブラッドスタークへ唾を吐く。
短時間での急激な体力の消耗が遂に響き出し、敵の刃を一撃打ち漏らしてしまう。

たった一つのミスですらアークワン相手には致命的だ。
防御を易々とすり抜け、双剣が十字を描く。
スパイトネガを流し込まれた黒刃が胸部装甲を疾走、戦場を照らす火花が散る。
堪らず吹き飛ばされた挙句、今度は受け身も取れずに地面を転がった。
急ぎ起き上がるも既にアークワンは必要な工程を終えた後。

『悪意』

『恐怖』

『憤怒』

『憎悪』

『絶望』

アークローダーを押し込みエネルギーを増幅。
充填されたミニ八卦炉が赤い電気を迸らせ、解き放つ瞬間を待ち侘びる。
香霖堂の店主が予想もしないだろうこの砲撃は、アークワンが持つ力の中でも特に気に入っている一つ。
超自然発火能力で焼き尽くすのとはまた違う、圧倒的な火力で消し飛ばすというのは実に爽快だ。
決死の抵抗を見せたものの、髪の毛一本残さずこの世を去った白い魔法少女を思い返し笑う。
あの時みたいに撃ち合った末殺すのも、それはそれは楽しくて心が躍る。

(楽しいなぁ)

当初はおかしなゲゲルに巻き込まれたと思ったが、蓋を開けてみれば楽しさいっぱいの連続だ。
クウガとのゲゲルとはまた違うワクワクに溢れている。

金髪の剣士に手痛い反撃を受けた。
初めてアークワンに変身し、魔法使いを絶望に叩き込んだ。
ミニ八卦炉でスカッとする砲撃を放った。
偽りの破壊者と血を吐きながら殴り合った。
全てが自分を笑顔にしてくれて、今度もまた一つ自分は笑顔になれる。

(本当に楽しい…)

心の底から楽しいと、素直に思う。
赤い蛇と殺し合い、その果てに彼も殺す。

いや、彼では無く彼女か。
年下か同年代のアイドルが多い中で、年上のあの人。
ユニットは違うけど皆のお姉さんみたいであり、慕われるのもよく分かる。
大人の女の人だからか、プロデューサーと並ぶと様になっていて。
それが時折羨ましいなと思うこともある。
そんなあの人を自分の手で――
















「え?」

おかしい。
今自分は何か不自然なことを考えなかったか。

殺し合っている真っ最中の相手を殺す。
それは良い、何も変じゃあない。
楽しく殺し合って笑顔になれたから、アークワンの力で殺せばもっと笑顔になれる。
別におかしくなんてないじゃないか。

何より、あの人を殺したのを他の皆が知ったらどうなるか。
たとえば、彼女と同じユニットの二人。
もういないと、自分がこの手で殺したと言ったらどんな顔をするのだろう。
あの娘達はどんな風に――

「え?……あれ?」

何かがおかしい。
殺すことに疑問は持たない、だけどこんな理由をどうして付け加えている?
あの人とは誰だ?赤い装甲の変身者か?
尚更変じゃないか、だって自分は相手の精神はおろか肉体の名前すら知らない。

いや知っている。
知らない筈なのに知っている。

自分はさっきから何を考えているのだろう?
何故こんなことを考えてしまっているんだ?
いいやそもそも、



これは、本当に自分の考えなのか?



「――――――あ」

→

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  • 本スレ①:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1615384066/
  • 本スレ②:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1633849195/l30
  • 本スレ③:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1664632643/l30
  • 本スレ④:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1706338338/l30
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