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  • 神ノ牙 -集結の百禍(後編)-

チェンジ・ロワイアル@ ウィキ

神ノ牙 -集結の百禍(後編)-

最終更新:2024年05月05日 19:55

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
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放送が終わりどれくらい経った頃だろうか。
最初は三人で休んでいたモニタールームも、今は二人だけ。
外の空気を吸って来ると言い、ナナは部屋を後にした。
雨が止み、星が顔を出す夜空の下で何を考えているのだろう。
子供ながらに鋭い部分のあるしんのすけにも分からなかった。

隣に座る少女(少年)を横目で見る。
外へ出て来るとナナに言われ、短い気の抜ける返事を一度したきり。
一言もしゃべらずぼんやり天井を見上げたまま。

「おねえさん」
「…お?どーしたムキムキ」

少しの間を開けて、視線をこっちへ合わせてくれた。
最初に宇宙船で会った時と同じ、美少女だけど何となく間の抜けた表情。
何も考えていないと言われても納得するだろう、そんな顔。

だけど、何となくだがしんのすけには分かる。
纏う雰囲気と言えば良いのか、同じものをこれまで何度も見て来た。
5歳児にしては濃すぎる大騒動の中で、人の悲しみへ触れた機会は一度や二度じゃない。
そういった者達と今の燃堂が重なって見え、自然と言葉を口を突いて出る。

「寂しい…?」
「……おう」

愛想が良いとは言えない、たった二文字の返答。
表情は変わらない筈なのに、どうしてだろうか。
友達と突然別れる事を告げられたみたいな、そんな顔に見えるのは。

「……」

お別れを経験したことはしんのすけにだってある。
今すぐには会えないけど、自分がもっと大きくなれば会えるかもしれない。
もう二度と会えなくても、同じ空の下で生きてる。
悲しくはあれど、人生で絶対に無い訳じゃあないそんな別れ。
でも、もっと辛い別れが前触れ無く訪れたのだって味わって来た。

死ぬ、死んで二度と動かなくなる。
若しかしたらだとかそういう希望も持てない、絶対に会えないと決まっているお別れ。
一度だけでも心が引き裂かれそうなくらい辛いのに、今日一日だけで何度も人の死を間近で見た。
どれだけ生きて欲しいと願っても、叶ってくれやしない。

(おにいさんたちは……)

今どこで何をしているのだろうか。
街で出会った青年と女、自分が休んでいる間も二人は戦っているのか。
無事でいてくれるだろうか、彼らまで死んでしまう事にはならないだろうか。

二人とも強いから大丈夫だと信じたい。
その思いとは裏腹にミチル達の死はしんのすけの心に影を落とし、嫌でも不安を煽って来る。
大変な目に遭ってるなら、すぐにでもおたすけに駆け付けたい。
だけど一体どこにいるのかが不明。
彼らと別れた街か、新八という人を助けに向かった建物か、全く別の場所の可能性も考えられる。

居場所を簡単に知る方法はないものか。
さしものしんのすけといえども、それが無茶な願いだとは理解している。
それでも思わずにはいられない。
これ以上大事な仲間…友達がいなくなってしまわない為に、彼らの元へ会いに行きたいと。

帽子を被った青年、おさげ髪の美女。
仲間の顔を思い浮かべたまま、難しい顔で考え込む。
意識してか無意識か、額に指を当てこねくり回し、

「――――――あれ?」

体が何かを感じ取った。


○


糸のように絡まった頭の中を一度リセット。
夜風の冷たさは望んだ通りの効果を齎し、ナナに幾分かの冷静さを取り戻させた。
あれだけ降り続いた雨は止み、鉛色の空はもうどこにもない。
星々に見下ろされる中、そろそろ戻るかと考えた時気付いた。

「死体がない?」

巨大化し暴れ回ったチェンソー頭の怪物。
体の半分以上を消し飛ばされたとはいえ、消滅はせず転がっていた筈だ。
あんな目立つ物体が手品のように突然消えるのは余りに不自然。

「いや、あれは……」

死体が転がっていた場所へ目を凝らすと、身動ぎもしないナニカを捉えた。
もしやと近付いてみれば案の定、放送前に戦った怪物の死体がある。
チェンソーは砕け散って、稼働音は二度と聞こえない。
脹相の精神諸共この世を去り、残されたのは異形の肉塊だけだ。
デンジなる身体の持ち主の意識が目覚めたかどうかも、今となって不明。

「何だったんだ、この体は」

これも能力者の一種だろうか、或いは鬼や呪霊なる存在と関係があるのか。
ギニューのデイパックを漁ればプロフィールが見付かる筈。
尤も、死んだ今では然程興味を引かれもしない。

「首輪は…無事か」

異形の首を絞めつける赤い枷は填められたまま。
脹相が回収した分はギニューに持ち去られたが、これで代わりを確保できる。
ひょっとすると戦兎の方でも一つくらいは手に入れたかもしれないが、多くて困るものでもあるまい。
進んで死体を壊す趣味はなくとも、必要ならば今更躊躇を抱く人間でもなかった。
切断に使える道具も手元にあり、やらない理由を探す方が難しい。

「メスで斬れるのかこいつの首は?まだこっちを使った方がマシ、か?」

病院で手に入れたメスは頸動脈を斬り、静かに殺すのに最適だ。
だが人でない怪物の首を斬り離せるのか、正直微妙なところ。
それよりは半ばで折れていても、刀を使った方がまだ斬り易いとは思う。

少し迷った末、結局刀を選択。
鬼を斬り人を守れとの願いが込められた日輪刀も、ナナにとっては単なる刃物。
首に刃を添え作業を開始、メスよりはマシだろうけど中々苦戦する。

「……」

ふと頭に浮かんだ一つの案。
柄から手を離し念力を発動、両腕の筋肉を行使するのとは違う『念』の力が刀へ掛かる。
集中し一気に押し込めば首は胴体に別れを告げ、濡れた地面に首輪が落ちた。
何とも言えない微妙な顔でデイパクに放る。
便利は便利だが、自分が能力者へ近付いたのを実感し苦々さが胸の奥より溢れ出す。

取り敢えず首輪は手に入った。
肌寒さを感じて来たので、宇宙船に戻り休むとしよう。
一作業終えたからか、今になって少々眠気を覚える。
戦兎達が現れる気配はまだ無く、仮眠を取る良い機会かもしれない。
また病院の時と同じ、過去の夢を見る可能性を思えば憂鬱なのだが。

「ナナちゃ~ん!」

が、眠るのは当分お預けだ。
宇宙船に足を踏み入れかけた時、胴着の男が駆け寄って来た。

「しんのすけ君?そんなに慌ててどうしたんですか?」
「ムキムキ、お前足速ぇなぁ。灰呂より速いんじゃねえのか?」
「…いや、燃堂さんは何をしてるんですか。そんな恰好で……」

何故かしんのすけに背負われている燃堂へ、ついつい呆れ交じりの視線を向ける。
自分を呼びに来ただけなら、わざわざ燃堂をおぶって来る意味はあるのか。
しんのすけの意図を読めずにいると、本人からもっと困惑する言葉が放たれた。

「おにいさん達がさっきの悪者と一緒にみたいだから、おたすけに行かないと!」
「はい?」

何を言ってるのだろうかこの5歳児は。
訳が分からず聞き返すナナへ、しんのすけは焦りを露わに続ける。

「オラもよく分かんないんだけど、おにいさん達があっちの方にいる気がしたんだゾ!それに、あのフルーツ牛乳って悪者も…!」
「ちょ、ちょっと待ってください。つまり…どういうことですか?」
「何だ相棒の弟。お前分かんねーのか?馬鹿だなー」
「そういう燃堂さんもどうせ分かってないでしょ!(くっ、こいつから馬鹿呼ばわりされるのは腹立つ…)」

しんのすけを落ち着かせながら詳しい話を聞く。
何でも燃堂と二人きりの宇宙船内にて、仲間の居場所が分からないか考えていた時のこと。
唐突に彼らの存在を感じ取ったのだという。
しかも脹相が死ぬ原因を作った強敵、ギニューも近くにいるというセットで。

単なる子供の妄想だと切って捨てるのは容易いが、それが出来ない理由は一つ。
孫悟空の能力が関係してる可能性があるからに他ならない。
ギニューとの戦いで驚異的な戦闘力を発揮し、多彩な力を持つのもプロフィールで確認済み。

(他者の存在探知…そういう力も孫悟空にはあるということか?)

悟空の体に慣れ力を順調に引き出している影響で、また一つやれる事が増えた。
そう考えれば、ギニュー達の居場所が分かったのもあながちデタラメとは言えない。
仲間が自分達を襲った敵と恐らく戦闘中、確かに慌てる理由も分かる。

しんのすけの仲間で生存中なのは雨宮蓮とエボルトの二名。
前者はともかく、後者の為にわざわざ出向くのはハッキリ言って御免被る。
ナナとしてはギニューと相打ちにでもなってくれた方が有難い。
行くのを諦めるよう、言いくるめる内容を考え、

(…待て、しんのすけが言うギニュー達がいる場所は……)

あっちにいると指差した方向、地図で言うとC-2エリア。
もしやと予感を抱き地図を広げ、宇宙船と聖都大学附属病院周りを確認。
有り得るやもしれない可能性を考え、しんのすけに確かめる。

「しんのすけ君、向こうの方にいると感じたのはその仲間の二人とギニューだけですか?他にも誰かがいるとか分かりません?」
「お?うーん…そういえばいたような……」

明確な答えは返って来ない、だがもしいたとすればそれは戦兎達の可能性が高い。
D-1~3までが禁止エリアに指定された以上、必然的に宇宙船までの最短ルートは山を経由するしかない。
となれば、宇宙船に向かう為にC-2を通った戦兎達もギニューとぶつかったんじゃあないか。
時間的にも、移動を始めてから東のエリアへ差し掛かったと見るのは自然だ。

(流石にギニュー単独で勝てる人数ではない筈だが……)

それでも万が一を考えれば安心などできない。
戦兎が殺されれば首輪解除の人材探しは一からやり直し。
参加者の半数以上が死んだ今になって、戦兎以外に首輪を外せる物が都合良く現れるとは思えない。
仮に無事だったとしても、廻り廻って善逸と体が入れ替わったなんて事になっては非常に困る。
あんなマスコットキャラクターみたいな体で機械いじりは無理だろう。

休んだ甲斐もあり、しんのすけの体力はそれなりに回復した。
自分と燃堂は宇宙船で待機する選択を取り、結果二人だけでDIOのような危険人物とぶつかる事態は避けねばならない。
正直これで本当に良いものかと迷う部分も少なくないが、本当に手遅れになれば後悔したって遅い。
腹を括るしかないらしい。

「分かりました。では今から三人で行きましょう」
「おー!じゃあナナちゃんもオラに掴まって~!」
「えっ?ちょ、しんのすけ君、急ぎたいのは分かりますけどあんまり無茶は――!?」

片手で米俵のように担がれ、抗議の間もなくしんのすけは疾走。
殺し合い開始当初はすぐに息切れを起こしただろう速度も、半日以上が経過し馴染みつつある今なら長時間の維持も難しくはない。

(ミチルちゃん……)

下水道での戦いでミチルが逃がしてくれなかったら、自分は殺されていたかもしれない。
彼女が自分をおたすけしてくれたから、こうして他の皆をおたすけできる。
また溢れそうになる涙を堪え、ひたすらに両足を動かす。
彼女が助けてくれた命で、大切な仲間を守る為に。


◆◆◆


出来の悪い三文芝居のような光景だった。
アークワンに変身し、尚且つ怪力の固有魔法を発動中。
並の鎧程度、麩菓子のように砕く威力を秘めた斬撃。
それが敵へ血の一滴も流す事なく、宙に押し留められている。
信じ難いのは虹と同じような名刀の類では無く、生身の肉体を駆使し防いだ事だ。

ガッチリした尻で刀身を挟むという、馬鹿げてるとしか言いようのない方法で。

「いや~ん♥オラのお尻が二つに割れちゃったゾ~♪」
「元から割れてるだろがぁっ!!下品なガキめぇえええええっ!!」

狙っていたボディが向こうからやって来た幸運も、この瞬間は怒りが勝った。
まさかこんなふざけた方法で防がれるとは、予想できる筈がない。
何が悲しくて男の筋肉質な生尻を間近で見なければならんのか。
挑発のつもりか挟んだままで尻を振られて、余計に腹が立つ。

「おっとっと…」

それでも流石はサイヤ人と言うべきだろう、尻で挟む力は強く簡単に刀が引き抜けない。
埒が明かず蹴り付ければ、靴底が当たるより先に刀を話して跳び退く。

「チッ!美しさの欠片もない奴だ…。まあいい、自分からのこのこやって来る馬鹿さ加減を恨め!」

屈辱的な防がれ方をした怒りはあるが、悟空の体を手に入れるチャンスが降って湧いたのは好都合。
向こうからやってくる分には好きにしていいと、ハワードからも許しを得ている。
ならばその通り自由にやらせてもらう。
どうにか隙を見つけて、今度こそ悟空の体を奪ってみせるのだ。

「こ、この人誰……?どうして脱いで…ひぃっ……!?ぶらぶらしてる……!」
『…まぁ、そういう奴だと思って諦めるんだな。心配しなくても味方だ』

一度下半身丸出しの変態に酷い目に遭わされたのもあり、甜花の中で恐怖がぶり返す。
思い出したくも無い変態天使の暴走が嫌でもリピートされる横で、呆れ気味に宥めるのはエボルト。
数時間ぶりに見たがしんのすけのフリーダムっぷりは健在。
ここで再会を果たすとは思わなかったが悪くない展開だ、ギニューに支配された場の空気が少しずつ変化を見せる。

『で、そっちに隠れてるのがアイツを保護してくれたのか?』
「え……?」

大木へ言葉を投げかけると、息を呑む気配があった。
沈黙を貫いたとて存在を察知された以上は無意味、そう観念したのか。
木の後ろからメガネの少年、少し遅れてポニーテールの少女が現れる。

「ナナちゃん……!燃堂さんも……!」
「はい、お久しぶりで――って、甜花さんもしかして正気に戻れたんですか?」
「うん……!戦兎さん達が、助けてくれたから……。あ、あの、二人共、ごめんなさい……甜花、いっぱい迷惑かけて……」
「お?なあ相棒の弟、大崎はどこにもいねえぞ。こいつがどっかに隠したんか?」
「もうそれで良いですから燃堂さんは隠れててください。甜花さんも無事で何よりです、それに迷惑だなんて思ってませんよ!」

燃堂のすっとぼけた発言は適当にあしらい、甜花の無事を喜ぶ言葉の裏で傍らの赤い怪人を警戒する。
C-2に到着し戦闘中の面々を見付けた際、仲間二人の名をしんのすけが呼んだのはナナも聞いた。
つまりこの赤い装甲を纏った者こそエボルト、戦兎が最も警戒を向ける地球外生命体。
但し殺し合いに乗っていないというしんのすけの証言通り、今の所こちらを襲う様子は無い。
その点も含めて戦兎から色々と聞きたいが、彼も彼でこちらへ気を回す余裕は無さそうだ。
というか何故戦兎以外にもう一人ビルドがいるのか、そこに関しても後で聞くしかない。
見た事の無い仮面ライダーが複数、しんのすけと睨み合う白黒はナナから見ても背筋が寒くなるプレッシャーの持ち主。
聞き覚えのある声から察するに、どんな経緯かギニューが変身したようである。

エボルトの存在は無視出来ないが最優先はナナ自身の命。
燃堂と共に避難し、状況を見ながらアシストを行うのがベストだろう。
人数では戦兎達が有利でも、苦戦気味なのを見るに敵の力は侮れない。
しんのすけの到着が反撃の兆しとなれば良いのだが。

『よぉしんのすけ。その白黒の相手は任せても良いか?』
「お?だいじょぶだいじょぶー!それよりおねえさ~ん♥おじさんの声じゃ無くておねえさんの声で「しんちゃん頑張れ~♥」って言ってぇ~ん♥」
『……「しんちゃん頑張れー」、これで良いだろ』
(私の声で遊ばないで欲しいんですけれど…)

千雪の声に戻し要望に応えてやる。
向こうは棒読みに不満そうだがいつまでも遊んでいる場合じゃない。
しんのすけという戦力が追加された事で、こちらも戦兎達の方へ向かえる。
誰が誰とぶつかるか割り振りを脳内で組み立て、後はその通りに動くだけだ。

『そういう訳だ、お前はこいつと遊んどけ』
「ぬぉっ!?」

移動を妨害される前に胸部装甲より大蛇を召喚。
エネルギー体のコブラがギニューへ襲い掛かり、巨体とは不釣り合いに俊敏に動き回り翻弄する。

(チィッ!ハワードの奴め、だから情報が中途半端だと言ったんだ!)

銃を撃ち短剣を振るうだけがブラッドスタークの全てでは無い。
予め能力の詳細を教えられていれば、もっと迅速な対処が出来たというのに。
命令を下した男への悪態を吐き捨てる間に、エボルトはギニューの前から去る。
その際甜花の肩を軽く叩き、付いて来いと伝えて。

「え、で、でも……」
『こっちにも誰か向かわせてやるよ。それよりお前は戦兎の方に行ってやれ。大好きなヒーロー様の手助けが出来るなら、願ったり叶ったりだろ?』

そう言われて迷いを見せるも、大丈夫だと言うようにしんのすけから頷かれた。
流石にエボルトと言えどもこの状況で、余計な嘘をつきはしない筈。
今でも恐怖と嫌悪の対象なのは変わらず、信用など以ての外。
だけど、戦闘の判断が自分よりずっと優れてるのも否定はできない。

「ちょっと待ってください甜花さん、行く前にこれを!」

呼び止めナナが渡したのは、しんのすけに支給された最後のアイテム。
もし甜花が洗脳を解かれたら役に立つだろうと考え、譲ってもらったものだ。
戦兎や杉元と違って一般人であれど、少しでも戦力強化し勝ってもらわねばナナとしても困る。

「あ、ありがとうナナちゃん……!行って来るから、二人は隠れてて……!」
「はい!甜花さんも気を付けて!」

打算ありの譲渡とは思わず、純粋な善意と信じ礼を返す。
ナナ達に背を向け、赤い怪人の後に続き駆け出した。

一足先に離れたエボルトは、視覚センサーが標的を捉えるや否や発砲。
乱入者からの銃撃に反応へ遅れが生じ、スカルは被弾を許してしまった。
だが一方的な的になるのはお断り、火花を散らしつつ跳躍。
遮蔽物には困らない戦場だ、目に付いた木へ隠れ高熱硬化弾を防ぐ。

『苦戦してるな相棒。ここらで選手交代といこうぜ』
「エボルト…しんのすけがこっちに来たのか?それにあのライダーは……」
『そりゃ俺のミスだが、お叱りは後にしてしんのすけの加勢に行ってやれ。そこの骸骨男よりは調子も出せるだろ?』

状況が次から次へと変わり、困惑気味の蓮にもお構いなしで矢継ぎ早に続ける。
アークワンの変身ツールを奪われたのに言いたい事が無い訳ではないが、それどころじゃない。
スカルへの自分でもどうにもできない感情へ一瞬蓋をし、どう動くのが正しいかを冷静に考える。
二度戦った為アークワンの脅威は嫌と言う程味わった、そんな相手をしんのすけだけに押し付ける気は無い。
このままスカル相手に調子を取り戻せず戦い続けたとして、状況が良くなりはしないだろう。

「…分かった、こっちは任せる。杉元さんも頼んだ」
「まぁ良いけどよ。決めたんなら早くしとけ、あの白黒…DIOの奴と同じ嫌な気配がしやがる」

アークワンを初めて見る杉元からしても、纏う空気だけで危険な相手と分かった。
あれの討伐へ本人が行く気満々なら止めはしない。

送り出され急ぎしんのすけの元へ駆け出す。
変身者は違えどアークワンの脅威は既に知る所だ、仕掛けるのに遠慮はいらない。

『JOKER!MAXIMAM DRIVE!』

「ライダーキック!」

エネルギー体のコブラを振り払った直後、頭上より襲い来る飛び蹴り。
両腕を交差し防御、腕部装甲へ力が押し込まれるも後ろには一歩も下がらない。

「しゃらくさいわっ!」

ほんのちょっぴり威力が高い程度の足技が何だと言う。
押し返された黒い戦士は空中を華麗に舞い着地。
かっこつけやがってとの悪態を無視し、ようやく会えた仲間と言葉を交わす。

「しんのすけ、遅くなって済まない。ここからは俺も一緒に戦う。良いか?」
「おもちのドロンだゾ!おにいさんと一緒なら、あの悪いコーヒー牛乳にも絶対勝てるゾ!」

独自の言い間違いも変わらぬ彼を表し、却って安心させてくれる。
揃ってファイティングポーズを取る少年達へ向けて、ギニューも戦意を昂らせた。
数を増やし自分に勝てると思うなら大間違いだ。
フリーザ一味の力を骨の髄まで味合わせ、今度こそ体を奪い取る。

一方短く礼を告げしんのすけの方へ走る背中を見送った後、杉元は発砲中の赤い奴へ横目で尋ねる。

「それで、こっからはお前も骸骨男を相手にすんのか?」
『いや?相棒を行かせたんなら用は済んだ。あいつの遊び相手は引き続き頼むぜ』
「は?」

引き金から指を離し、銃撃を止め早々に退散。
片手をひらひら振りながら去る赤い後ろ姿へ、文句を言う暇もない。

「ちょ、おい――うおおおおっ!?」

呼び止めようとし視界の端へ映り込む、右手を向けた骸骨頭の戦士。
高熱硬化弾が飛んで来ないのに、長々と隠れる必要も皆無。
スカルマグナムの銃口に睨み付けられ、杉元は慌てて地面を転がり回避。
草と土が吹き飛ばされる中、やられっ放しは性に合わないと火球を発射。
弾幕を張り数で押し切ろうとするも、スカルの射撃能力は全てを正確に狙い撃つ。

『さて、と。そんじゃあこっちを相手にしますかね』

杉元の怒声とスカルマグナムの発砲音を聞き流し、軽い足取りで本命の舞台へ参戦。
前方からは機械染みた無機質な殺意が、隣からは苦々し気な視線を集める。
必然的に全員の意識を集めた当の本人は、至って涼しい声色で言う。

『今杉元が一人で奴さんの仲間を相手してるんでね、行ってやれば助かるだろうよ』
「ピカ……」

仲間の救援を提案され、善逸は咄嗟の反応が出せない。
行った方が良いとは思うが、本当に大丈夫なのか。
判断に困り共にプロトタイプビルドと戦った男を見上げれば、少しの間を置いて肯定された。

「…ああ。こっちは俺達でどうにかするから、杉元の方を頼めるか?」

重苦しさの籠められた声、しかし仲間を案じる気持ちに偽りはない。
善逸本人も未だ恐怖は消えず渦巻いてはいるが、今更戦いを放棄する気も無い。
怯えを露わに承諾の一声を発し、銃声が木霊する別のステージへ飛び込む。

これで全員改めて、それぞれの敵と対峙。
開戦の緊張を鼻で笑い肩に手を置く男を、戦兎は不快感を籠めて睨む。

『俺達も同じ世界出身同士で楽しくやろうぜ、戦兎ォ?それに、葛城先生と甜花ちゃんもなァ?』
「あうう……」
「気安く甜花の名前を呼ぶなっつってんだろ」

クリアゴーグル越しにじっとり瞳を絡ませる蛇から、甜花を守るように視界を塞ぐ。
どうしてこうも人の怒りを買う真似が得意なのか。
一応今は味方同士とはいえ、エボルトと肩を並べて戦うのは相当なストレスだ。
キルバスと戦った時の万丈達も、こういう気持ちだったのだろうか。
他にキルバスを倒す方法が無かったのは事実だが、そう考えると申し訳なく思う。

「せ、戦兎さん……甜花は、大丈夫……!戦兎さんも、皆も、戦ってるんだから、て、甜花も頑張らないと……!」

もう一人のビルドとの関係は分からない。
でも動揺してるのは明らかで、そんな状態でも自分の方へこうして気を遣ってくれる。
恐怖を押し殺し、戦う決意を今一度固める理由には十分だ。
戦兎の助けになれる力は、再会した仲間が届けてくれた。

『ウォーターメロン!』

ロックシードの起動に呼応してクラックが出現。
既に何度も行った変身過程であり、特別目新しさはない。ここまでは。
ジッパーが開かれ現れたのは、メロンではなくスイカ。
通常の斬月とも、エナジーロックシードを使ったのとも違う。

「変身……!」

『ロックオン!ソイヤッ!』

『ウォーターメロンアームズ!乱れ玉!ババババン!』

巨大スイカが落下し、ライドウェアの上から展開。
形状に大きな変化は見られないが、色は全く違う。
緑の縞模様は、正に暑い季節にお馴染みの。
アーマードライダー斬月・ウォーターメロンアームズ。
呉島家への復讐に燃える女との戦いで変身した、スイカアームズのプロトタイプ。
戦極ドライバーの所有者が甜花しかおらず、使う機会は先延ばしにされたロックシードが巡り巡って彼女の元へ来たのだ。

「まだ新しい変身ができたのか…!?」
『こりゃ頼もしいね。アイドルがやる気を見せてるんだ、なら悩む時間はお終いにしとけ。お前がやってるのは“仮面ライダーごっこ”じゃあないんだろ?』

皮肉気に笑ってるのが仮面越しにも分かる。
土砂降りの下で桐生戦兎の根底を揺さぶられた死闘、その時と同じ言葉をあえて口にした。
本当にこの男はロクでもない、それでいてやる気の引き出し方を熟知してるのが本当に頭に来る。
斬月が強化形態になったとはいえ、プロトタイプビルドは間違いなく強敵。
いつまでも迷いを抱えたままでは甜花にまで危害が及ぶ。
それが分かっているから甜花を自分の方に向かわせたのだろう。

「最っ悪だ……」

この男の思惑通りに踊らされるのが。
吐き捨てた言葉とは裏腹に、戦意を取り戻している自分自身が。

ヒーローと星狩り、アイドルが対峙するはもう一人のビルド。
不死身の兵士と鬼狩りが挑むは血肉を失くした探偵。
二人の少年が戦うは悪のエリート戦士。

無能力者達が見守る中、新たなステージの幕が上がる。

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  • 【登場話候補作】(採用)

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  • 俺ロワ・トキワ荘:http://jbbs.shitaraba.net/otaku/12648/
  • 本スレ①:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1615384066/
  • 本スレ②:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1633849195/l30
  • 本スレ③:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1664632643/l30
  • 本スレ④:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12648/1706338338/l30
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