ゾンビモードの基本
ゾンビモードとは
日本では未発売の「Call of Duty : World at War」から始まった、人類対ゾンビのサバイバルマッチ。
最大4人までCo-opプレイが可能。
基本的にゲームクリアの概念はなく、プレイヤーが全滅した時点でゲームが終了する。
よって少しでも長く生き延び、迫り来るゾンビの群れを屠り続けることがプレイヤー達に課せられた目標となる。
スコアでプレイヤー間の勝敗が決まることはないので、全員が終始協力し合うプレイとなる。
マルチプレイの熾烈なバトルに疲れた紳士の憩いの場としても、多くの支持を受けている。
今作の特徴
前作同様、初期武器や装備の選択が可能。
名称が通例通りに(キャッシュ、パーク、パックアパンチ)。
前作の特殊技に代わって特殊武器が登場。
強化MODは廃止され、4つ目のパークにMOD効果が追加。
キャラ画像の左下に残機数が追加。
体力、ダメージが正確に数値化された。ゾンビの攻撃1発が50ダメージとなっている。
体力の増加手段が無くなった。一応、一部の効果で付与されるアーマーで増加可能だが一時的なものに過ぎない。そもそもこのアーマーシステムとジャガーノグの間で不具合が生じ、結果として実装されなかった模様。
レギュラー(通常難易度)の初期HPが200に増加。元々は150だったが前述のとおり、体力増加手段が無くなったため、高ラウンドがシリーズ屈指の難易度と化してしまい、プレイヤーからクレームが殺到したためアップデートで修正された。
ゾンビから得られるポイントが固定化。過去作は銃弾を1発浴びせるたびに10ポイント貰えていたが、今作では基本ポイント90にボーナスポイント(ヘッドショットキルで30、近接キルで60)を合わせたポイント以上は得られなくなっている。こちらも最初基本ポイントは70だったが、アプデで90へと修正された。
スピードコーラが廃止され、MOD効果に。これは全てのパークで発動できる。
ダブルタップが廃止され、papの再改造で威力が上昇するように。1回につきダメージが25%上昇し、最大改造で威力が2倍(100%上昇)となる。
盾の修理が可能に。その代わり、2回目以降に盾の修理or再取得にコストがかかるように。最初は250ポイントで最終的に1500ポイントかかるようになる。
死亡して天国行きになっても武器を失わなくなった。これで復活してからの立て直しが容易に。それでも抜けるやつは抜けるが…
ゲームの進行
ゾンビモードはラウンド制で進行する。
ラウンド毎に設定された量と強さの敵が出現するので、それを全滅させることで、次のラウンドに進行する。
ヘビーゾンビはラウンド進行の対象だが、ミニボスゾンビは対象外。ブライトファーザーだけを残して全滅させると問答無用でラウンドが進むので注意すること。
ラウンドを重ねるごとに敵の数は多くなり、敵の体力や速度も強化されていく。
一般的には【30ラウンド達成】が一つの節目と考えられており、それを越えることが出来れば脱初心者と言えよう。
もちろん容易ではない。高ラウンドでの敵は非常に手強く、生存には正しい戦術と強力な火器が不可欠となる。
プレイヤーについて
体力
当たり前だがプレイヤーには体力が設定されている。
今作では数値化され、ゲーム開始時に200の体力を持つ。これは基本的なゾンビの攻撃を3回までなら耐えられる体力で、画面が赤くなったら積極的な立ち回りは控え、自動回復を待つのが懸命。
ラウンドが上がってもゾンビの攻撃力が上がることはないが、攻撃速度は上昇する。高ラウンドに進むにつれていかにゾンビの攻撃をかわすかが重要になっていく。
今作は体力を強化できるアイテムが存在しないも同然。 HPは終始200で戦っていくこととなる。序盤こそ楽になったものの、高ラウンドでは今までの作品よりも体力が50少ない状態でプレイする必要があるので、どの作品よりも盾が重要なものとなっている。
ダウン
体力が無くなると、プレイヤーは『瀕死状態』となりその場で倒れてしまう。
瀕死状態下では、ピストルを撃つか地面を這いずることしか出来ない(一応、この状態でパワーアップの獲得は可能)。このときに初期武器ではないハンドガンを拾っていればその武器を、拾っていなければ初期武器もしくはWELLINGのpapされたハンドガンを手にする。
出血ゲージが減少していき、ゼロになると哀れ『死亡』となる。
他のプレイヤーが助けに来て、『蘇生』を受けることができれば復帰が可能。
ダウン時に、ペナルティとして時間経過でパークを失っていく。
ダウンしてもポイントが減らなくなり、蘇生してもポイントを得られなくなった。
できる限り助けてあげれば自分のためにもなるが、状況によっては残念だが見捨てる判断も重要。助けにいってやられてしまっては元も子もない。
今作は死亡までの時間がゲージで見れるようになったため、慌てずにタイミングを見計らって蘇生するのもいいかもしれない。ただし、あまり時間をかけすぎるとダウン者のパークがどんどん無くなっていってしまう。助けるのであればなるべく早い方が良い。
攻撃頻度が上がった今作では、無理矢理蘇生を試みてもかえって危険なだけである。前作までのようにはいかない。
ちなみにソロプレイの場合では、無条件で2回まで自己蘇生ができる。 自己蘇生可能な回数は左下のキャラ画像のさらに左下の数字で確認できる。
死亡した場合
蘇生を受けることが出来ず死亡したプレイヤーは、MAPから消滅し、他プレイヤーの観戦モードとなる。
このモードでは援護などは出来ず、ひたすら見守ることしかできない。
次のラウンドになった時点で、死亡していたプレイヤーは復活することが出来る。
今作は死亡しても装備が無くならないため、過去作よりも立て直しが容易。ただし、パークはすべて消滅しているので過信は禁物。
ポイントについて
このモードで命の次に大事となるのは、ポイントである。
ポイントとは敵を倒したり、パワーアップを拾うことで稼げるスコアだが、同時に通貨としても使用することになる。
このポイントを使って、武器やアイテムの調達や、閉鎖されたバリケードの開放を行う。
つまり、ポイントが金欠状態だと何も出来ないということなので、ポイントを稼ぐと同時に節約も重要となる。
今作はゾンビから得られるポイントが固定化しているため、過去作よりもポイントが稼ぎづらい。その代わり死亡しても武器はなくならないため、パークよりも優先して揃えたいところ。
敵を倒して稼ぐ方法
敵を倒してポイントを稼ぐのが最も基本となる。
通常キル<ヘッドショット<近接キルの順に獲得ポイントが高いので、敵が弱い序盤では積極的にナイフキル、中盤以降はヘッドショットを狙っていくのがベター。
なお、今作はゾンビキルのポイントが90(+HSか近接キルボーナス)固定化されているため、初期ハンドガンをゾンビの群れに撃ちまくってポイントを稼ぐようなやり方が出来なくなってしまった。
理想論だけで言えば、止めを近接キルという方法がもっとも獲得量が多くなる。
無論、近接キルを狙うということは反撃のリスクも高まり、危険度も上がることには注意。
特に今作では、ゾンビの攻撃性が過去作よりもさらに上がっており、近接キルを挑もうとして囲まれてしまえば一瞬で昇天させられるので、『欲張りすぎは身を滅ぼす』ということを常に意識しておきたい。
武器について
プレイヤーは始めたてだと、スタート時にナイフと最弱のピストルしか装備していない。
弾もあっという間に尽きてしまうので、武器の調達が急務となる。
ラウンドを重ねるごとに敵は強化されていくので、それに応じて出来るだけ武器も強力なものを揃えておきたい。
初期武器&装備
本作では前作と同様に初期武器と装備を任意で選択することができる。
最初に解除されている銃はWELLINGのみで以降レベルを上げると解放されていく。最終的にSGやSMGも選べるようになる。
装備は最初はフラグのみで武器と同様にレベルに応じて解放されていく。
装備は旧作と比較してかなり威力が上がっており有効な使い方が期待できる。
ウォールバイ
基本的な武器の調達方法は2種類あり、その1つが「ウォールバイ」である。
これはマップの各地に配置されており、チョークで書かれた銃の絵にポイントを支払うことで、対応した武器を入手できる。
弾の補充も同じ絵にアクセスすることで入手できるので、長期で安定して戦うことができる。
ただし、配置されている武器は良くも悪くも中庸な武器ほとんどなので、さらに強力な武器を求める場合は「ミステリーボックス」に挑戦しなければならない。
ミステリーボックス
2つ目の調達方法が、過去多数のプレイヤーを破産させてきたと悪名高い「ミステリーボックス」である。
これは950ポイントを支払うことで、ランダムな武器を得られるという宝箱。
中身は玉石混交で、超強力な兵器が出ることもあれば、ウォールバイの方がマシなハズレ武器が出ることもある。
目当ての武器を得るには、運と資金力が必要。
そのような性質から、所持金を全て注ぎ込んで破滅するプレイヤーが過去作から後を絶たない。
もし序盤で見つけてしまったら、1~2回程度だけ挑戦して、あとは他に必要な場所にポイントを使うのが適当。
潤沢にポイントが余っている時以外、闇雲にこれに挑戦するのは得策とはいえない。気持ちは分かるが。
武器のアップグレード
「パックアパンチ・マシン」というマップ内に配置された大型の機械で、武器をアップグレードすることができる。
これはコストを支払い起動させることにより、威力を向上させたり特殊能力を付与してくれる便利な設備で、難易度の高いラウンドに挑戦するには欠かせない。
しかしながら、マップ毎に設定されためんどうなギミックをクリアしなければアクセスすることはできない。
このパックアパンチ・マシンを探し出すことが、中盤の目標となる。
前作まであった銃の威力を2倍にするダブルタップの効果がpapの再改造効果に追加された。1度再改造することで威力が25%上昇し、最大で100%(元の2倍)まで上昇する。
エリクサーについて
今作では、
Perkのような特殊能力をプレイヤーに付与する「
エリクサー」というシステムが追加された。BO3の「ゴブルガム」とほぼ同じだが、使用方法が少し変更されている。
エリクサーの使い方
ゲーム開始時にすでに装備しており、任意のタイミングでいつでも使用可能。使用すると、一定時間他の種類のエリクサーは使えなくなる。また、効果発動中に別のエリクサーを使用すると前に使用していたエリクサーの効果が即時に消えるので注意。1ラウンド中に同じ種類のエリクサーは1度しか使えず、使用した後は一定時間のクールタイムが必要。
クラス作成時に4種類がセット可能。
取得すれば何度でも使える「クラシック」と、回数制限のあるBO3でいう「メガ」の2系統のエリクサーがある。
メガのエリクサーには強力な能力のバリエーションが揃っていおり、クールタイムもクラシックと比べて段違いに短いが、残数を使い切ってしまうとゲーム中では使用不可能となる。
クラシックと、切り札のメガをバランス良く設定しておくことが肝心。
メガ能力のエリクサーの生成
ゲーム中で「ネブリウムプラズマ」を入手することで、ゾンビモードメニュー内の「ラボ」でメガ能力のエリクサーを生成できる。
入手できるエリクサーの能力とレアリティはランダム。
消費するネブリウムプラズマを75個まで増やすことで、より強力なエリクサーが出る確率を底上げできる。
ただし、あくまで確率が上がるだけなので、スカに近いエリクサーが一個だけなんてことも普通にある。
ネブリウムプラズマは、積極的にバリケードを開放する、能力強化ドリンクを沢山飲む、ミステリーボックスに挑戦する、などポイントを大きく消費する行動を取ると獲得できる。現状では確定した条件は不明。
タリスマン(新要素)
ラボでエリクサー生成時に確率で手に入るアイテム。
これをセットするとゲーム中に有利な効果が発動する。
前作で言うMODのようなもの。
ゲームバランスを大きく変えるようなものは存在しないため、そこまで重視する必要はない。
基本マナー
マルチ以上にco-opはわかりやすい上、長丁場になるためマナーは大事。
途中抜けされても原因が相手にあるとは限らないため遊ぶ上で欠かせない。
主に初心者向けのマナーになるが馴れて来ても忘れずに守ろう。
無断で放置、離席などはしない
マルチであれば放置でのキックはすぐに補充されるためチームへのデメリットはそれほどない。
ゾンビだと1人が欠けることで大きく変わる要素も強く、基本的に味方を信用しないと胃が持たない。
トイレなどはVCのマイクなどで宣言をするなどすると良い。
幸いPS4、X-1などはヘッドセットのマイクが付属している。
X-1:ヘッドセットをそのままとりつけ
PS4:コントローラーにマイクを挿し、PS4メニューから設定>周辺機器。
入力【コントローラーに接続した機器】出力【TVモニター】
どちらもマイクのミュートがあるため必要な時、緊急時のみの連絡として使うのも良い。
人の獲物は横取りしない
背後から殴られてる、敵が死角から迫っている場合はそれを倒す分には構わないが、
トレインを引き連れていたり、侵入口を見張っているプレイヤーの獲物は基本的に取ってはいけない。
1人がトレインをして周りが排除する、という戦法は事前打ち合わせが必要で逆にそれが無いなら上記が鉄則となる。
キャッシュは節約する
キャラクターが時折言うとおり、何をするにしてもキャッシュを使うためマップごとに『最適な優先順位』がある。
謎解き重視のマップだと扉は分担作業になるため「開幕のミステリーボックスガン回し」はNG。
キャッシュの残量と使いみちはこまめに考えて動こう。
papを開放するまでは全員のキャッシュは共有している、と思って動くぐらいが良い。
R3まではナイフだけでもなんとかなる
ゾンビはR進行に合わせて体力と移動速度、出現数が上がる。R1ではナイフ1発、R2で2発、R3で3発と増えていく。
今作のナイフは横振りが異常に早いためR3までなら十分使い物になる。(立ち止まるか、後退しながら格闘)
また、初期武器にSTRIFEを選択し、銃剣を装備させればR4までワンパンとなり、2発キルの限界である9Rまでは全然使っていける。
(さらに上位のボウイナイフはR9まで即死、R17から3発となる)
そのためR初期に壁武器や箱を引く優先順位は低くなっており、謎解きマップだけでなく扉の先に戦力増強に役立つものが揃っているため扉を開けるのに使うと効率が良いことが多い。
他のメンバーの位置はこまめに確認をする
例えば4人マルチで3人が固まっていたらそこに全員が集まる「何か」があるということ。
謎解きでも工程がわかっていればスコア画面からも「何してるんだな、したいんだな」と推測ができる。
ゾンビでは団体行動と単独行動の場面がハッキリとわかれているため常にメンバーの位置、動向は気にかけよう。
移動時とトレインや篭もり時で怖い死角が変わる
ゾンビの侵入口は多く、今作はプレイヤーの初期耐久力が上昇した代わりに足が早い。
ただし敵の速度がプレイヤーのスプリントを上回ることはなくスプリントも方向転換時に歩きを混ぜれば追いつかれ無い。
半立て篭もりの場合は横や後ろの死角が怖いが、謎解きマップなどは基本的に移動時間が長いため、
トレインなど移動時は前方の曲がり角などから来るゾンビが一番の脅威になる。
そのため団体行動で移動をするときは前方に火力を集中させよう。
格闘攻撃や発砲をされたら何か伝えたい事がある、という合図
和気あいあいと遊べる状態であれば煽ったりすることもあるが。
基本的に格闘攻撃をされたら「自分がミスしてる」「付いて来いという合図」「相手の勘違い」の3つになる。
これも謎解きマップではやられることが非常に多く、上述のミスを責められることもあるが
「付いて来いという合図」なことが非常に多い。
謎解きを熟知するまではVCだけでなく、こういった行動での「相手の意図」を考えることはしよう。
話した方が早いのは確かだが、英語で聞いたら3人からとても流暢なドイツ語で返されることはザラにある。
味方の蘇生は最優先、でもその前に
必ず周りの安全を確保して全滅は避けよう。時には見捨てて次のRで護衛なり、前に立って盾になるなりしたほうが良い。
ゾンビがプレイヤーのスプリントに追いつけないのは地形を迂回したり、特定のコースを優先的に動くため。
例えば直角に曲がったり、段差などがあるならプレイヤーの硬直の方が早いため距離を離すことはできる。
とにかく相手との距離をとる、数を減らすなどしてから蘇生をしよう。
ダウンした側の場合も蘇生されるまでは諦めずに蘇生をしやすい場所に移動をすること。
例えば段差を降りた近くやトラップの境界近くなどは蘇生がしやすい。
無闇にキル数を独占しない
前述のとおり、ゾンビの耐久力、速度、出現数はR進行度で大きく増加する。
マルチだとこの上昇率が高くなっており大体R6前後からソロよりも大幅に増えていく。
そのためキャッシュなどの管理もそうだが、立て続けの連戦になると補給や戦力増強が非常にしにくくなる。
ゾンビはマルチモードなどと違い『キル数を抑えつつ立ち回れるほど熟練者』ということになる。
勿論ジリ貧で死んでは元も子もないので周りの増強に合わせながらも最短で目指す人が多い。
稼ぐ時と消費する時とをきっちりわけて立ち回ろう。
R数を無闇に進めない
上記と同じだが最後の数匹をトレインしたりして時間を稼ぐことはマルチでの日常光景。
馴れてくるとゾンビ=キャッシュと考えるようになるが「キャッシュが転がってるラッキー!」と倒してはいけない。
時間稼ぎをしてくれてるその間に戦力補強を済ませ、出来るのであればトレインをしている人と変わってあげよう。
稼ぎマップはこの補給期間が短くて済むが、謎解きの場合はその間に複数の工程をこなすこともある。
コレも前述の「ゾンビはまとめて倒す」を守っていれば沸き終わりと最後の敵集団を見分けることはできる。
Rを進める準備ができたらゾンビに当てないように少し離れて発砲するなどして知らせてあげよう。
これも3人がまとまるなどすると非常にわかりやすい。
ソロで現地確認してからマルチをする
動画やwikiなどをみて実際に現地を探索してからマルチをしよう。
実際に置かれてる物や動き方はやってみないと理解ができない。
一度覚えてしまえば長いことそのマップをやっていなくても「…あそこに何かあったよな?」と思い出すことは多い。
情報を詰め込むだけで満足せずに、自分の目で確かめてみよう。
どうしてもソロは厳しい、という場合は知識面で補充をしておきVCで「出来ます!やらせてください!!」とでも叫ぼう。
最終更新:2021年01月27日 03:16