「へぇ~、レヴィちゃんは魔法少女なんだね~」
「うん!今はデバイスがないから変身できないけどね、支給品ってやつに入ってればいいんだけどな~」
「うん!今はデバイスがないから変身できないけどね、支給品ってやつに入ってればいいんだけどな~」
レヴィはそう呟いて支給品を確認しようとしたが...
『聞け! この地に集いし全てのものたちよ!』
放送から声が聞こえロボひろしとレヴィは耳を傾ける
『これより真のバトル・ロワイアル開幕を宣言する!』
......
『さて……最後に、私の名を告げておこうか。
私は”ミルドラース”。魔界の王にして王の中の王である。
願わくば最後に私の前に立つものが、勇者に相応しい者である事を望む』
私は”ミルドラース”。魔界の王にして王の中の王である。
願わくば最後に私の前に立つものが、勇者に相応しい者である事を望む』
「...あのミルドラースとかいうやつ...本当に何考えていやがんだ...」
ロボひろしはミルドラースの言っていたことを一部始終全部聞いていたが、再び怒りが込み上げていた
「殺し合い...僕達も殺されちゃうのかな...」
「大丈夫さ、俺が必ずレヴィちゃんを守ってあげるから...安心してくれ...」
「うん...」
「大丈夫さ、俺が必ずレヴィちゃんを守ってあげるから...安心してくれ...」
「うん...」
ロボひろしはレヴィの頭を撫でながら咄嗟に言葉にしたが正直自信がなかった...このロワには色んな参加者がいる...もし自分より強い者、ましてや殺し合いにのってる者に遭遇してもし自分が殺されてしまったら...レヴィちゃんは...
(...何弱気になってんだ俺!レヴィちゃんを守れるのは俺しかいないんだ!もう幼い子供に辛い思いはさせたくねぇ...たとえこの体がどうなろうと...レヴィちゃんは俺が!守る!)
ロボひろしはネガティブな考えを捨て、改めて強い決意を心の中で誓った...そしてロボひろしは名簿を見ようとレヴィに提案し二人は名簿に目をやった
「...マサオくんも連れてこられたのか...後は......え?」
ロボひろしは1人の参加者の名前を見て思わず驚きの声が出た、その参加者は自分の知っている人...ロボットの自分にも大切な父親と言ってくれた心優しい少年...
「...しんのすけ?」
『野原しんのすけ』
名簿にははっきりそう書かれていた...自分の息子までこの場に連れてこられている...ロボひろしは色んな感情が出ていた...息子をこんなところに連れてきた主催者に対しての怒り、そして息子がこの殺し合いの中でどうしているのかという焦り...様々な感情が出ていた
「?ロボひろしどうかしたの...?」
レヴィから心配そうな声が聞こえロボひろしはハッと我に帰った
「あ、大丈夫だよ!そういえばレヴィちゃんは知り合いとか友達はいた?」
「う~ん...王様もシュテルんもいなかった~...」
「う~ん...王様もシュテルんもいなかった~...」
レヴィちゃんは寂しそうに答える、どうやらレヴィちゃんの知り合いはここにはいないようだ...だとしたら尚更守ってあげないとな...レヴィちゃんはまだ小学生ぐらいだ、これから友達と楽しく遊んだり色んな人生を歩んでいくだろう...絶対にここで死なせるわけにはいかない...レヴィちゃんを守ることを最優先に考えなくちゃいけない...しかし...
「しんのすけ...」
どうしても息子のことが気になってしまう...すると聞こえていたのかレヴィが質問する
「しんのすけ?ひょっとしてロボひろしの知り合い?」
「...あぁ、俺の息子なんだ...」
「...あぁ、俺の息子なんだ...」
ロボひろしは寂しそうに呟く...するとレヴィは
「じゃあそのしんのすけっていう子探しに行こうよ!その子もきっとここに連れてこられて困ってるかもしれないよ!」
「レヴィちゃん...」
「レヴィちゃん...」
まだ知り合ってもない息子のことをレヴィちゃんは必死に気にかけてくれた...やっぱり似てるな...きっとしんのすけも知り合ってない人でも困ってたら助けるだろうな...本当にしんのすけもレヴィちゃんも心優しい子だな...っとロボひろしは思った
「ありがとう...レヴィちゃん...」
「えへへ~♪」
「えへへ~♪」
レヴィは撫でられると嬉しそうに微笑む...レヴィの提案にのってロボひろしとレヴィはしんのすけを探し始めた...そのときにロボひろしはふと思った
(しんのすけ...お前は今...どうしてるんだ...?)
と悲しそうに心の中で呟いた
◆◆◆
(やっぱりロボひろしも大切な人は守りたいんだね...)
レヴィはロボひろしがあまりの落ち込みかたに心配だった...だからしんのすけを探しにいくことを提案した...自分だって同じ立場だったら気になって仕方がないと思ったから...
(王様...シュテルん...今どうしてるんだろう...)
レヴィは心の中で自分の大切な人、ロードとシュテルがどうしてるのか気になった
(待っててね...必ず生きて帰るから...)
レヴィもまた心の中で強い決意を決めた...
【H-6 市街地/黎明1:45】
【ロボひろし@クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶガチンコ逆襲のロボとーちゃん】
[状態]:健康、悲しみ(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]:基本行動方針:しんのすけを探す
1:レヴィちゃんは俺が守る!
2:しんのすけ...
[備考]
レヴィが魔法少女だということを知りました
[状態]:健康、悲しみ(中)
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]:基本行動方針:しんのすけを探す
1:レヴィちゃんは俺が守る!
2:しんのすけ...
[備考]
レヴィが魔法少女だということを知りました
【レヴィ・ザ・スラッシャー@魔法少女リリカルなのはPORTABLE-THE GEARS OF DESTINY-マテリアル娘。】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]:基本行動方針:しんのすけという子を探す
1:ロボひろしも辛いんだね...
2:王様やシュテルんは今どうしてるのかな...
[備考]
ロボひろしのことについて色々知りました
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]:基本行動方針:しんのすけという子を探す
1:ロボひろしも辛いんだね...
2:王様やシュテルんは今どうしてるのかな...
[備考]
ロボひろしのことについて色々知りました
014:君の名は | 投下順 | 016:クレイジー・ノイジー |
無邪気な少女─ロボでも涙を流す─ | ロボひろし | 037:殺し抗え、人であるがために |
無邪気な少女─ロボでも涙を流す─ | レヴィ・ザ・スラッシャー |