かつて荘厳な雰囲気をまとっていたであろう巨大な屋敷、それが朽ち果てて廃墟と化した場所にその少女はいた。
その少女は背骨を思わせる二本の角と背中には骨組みだけの蝙蝠の翼を生やし、ロングで緩くウェーブがかかった髪型と黒いドレスに身を纏っていた。
またその手には燃え盛るドクロのついた、死神を思わせる巨大な大鎌を持っていた。
またその手には燃え盛るドクロのついた、死神を思わせる巨大な大鎌を持っていた。
彼女の名前は"デッドマスター"。親友と疎遠になってしまった少女の、心の痛みから生まれた『思念体』と呼ばれる存在である。
そんな彼女は今、思案していた。
自分はあの時、自身のオリジナルである『小鳥遊ヨミ』が悩みから解放された瞬間に強制的に融合が解け、そのまま消滅したはずだった。
それなのになぜ自分はここにいるのか、そしてここはどこなのか?と。
この場所は本来自分たちのような存在がいるはずの『裏世界』とはかけ離れた場所であると気づいていた。それ故に解せなかったのだ。だがそれと同時に納得もしていた。
おそらく自分は"ヨミ"の精神が再び揺らいだこと、新たな悩みや心の痛みが生まれたことで、消滅を免れたのではないかと。
ここがどこなのかはいくら考えても分からない。だが自分が今この場にいるのであればやることは一つだ。
―― 自らが生まれた原因である『心の痛み』のままに、周囲を傷つけていく。
それが彼女が存在する意味。裏世界で痛みのままに暴れること。それが彼女の存在意義だったからだ。
そのための武器も今この手にある。ならばあとは動くだけだ。
デッドマスターはその感情など存在しない心に従い、自らの本能のままに周囲を破壊しようと動き出す。
まずはそこにあった大きな柱時計を破壊することにした。
大きな音を立てながら崩れ落ちる柱時計。しかしそれでも彼女は満足しなかった。
今度は近くにあるテーブルへと向かう。そして同じように破壊する。
何度も繰り返すうちに次第に楽しくなってきて、彼女は笑みを浮かべた。
まずはそこにあった大きな柱時計を破壊することにした。
大きな音を立てながら崩れ落ちる柱時計。しかしそれでも彼女は満足しなかった。
今度は近くにあるテーブルへと向かう。そして同じように破壊する。
何度も繰り返すうちに次第に楽しくなってきて、彼女は笑みを浮かべた。
その笑顔はとても無邪気なものだったが、同時にその笑顔はオリジナルが親友へ向けていた笑顔とはかけ離れた、ひどく歪んでいるものだった。
【デッドマスター@ブラック★ロックシューター(OVA版)】
[状態]:健康
[装備]:アルティメットグリムリーパー@デッドライジング3
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本行動方針:オリジナルが抱えていた心の痛みを、物理的な痛みとして周囲に振りまく。
1:痛みを振りまく。相手を縛り付けて嬲り続けたい。
[備考]
参戦時期はED後。そのため自身のオリジナルである『小鳥遊ヨミ』とは融合していません。
[状態]:健康
[装備]:アルティメットグリムリーパー@デッドライジング3
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2
[思考・状況]基本行動方針:オリジナルが抱えていた心の痛みを、物理的な痛みとして周囲に振りまく。
1:痛みを振りまく。相手を縛り付けて嬲り続けたい。
[備考]
参戦時期はED後。そのため自身のオリジナルである『小鳥遊ヨミ』とは融合していません。
『支給品紹介』
【アルティメットグリムリーパー@デッドライジング3】
デッドマスターに支給。鎌をベースに日本刀やガソリンタンク、死神のお面で強化を施した武器。
グリムリーパー(死神)の名の通り相手を派手に切り殺すことができ、また振り回すたびに周囲に炎をまき散らすドクロをばらまくという代物。
【アルティメットグリムリーパー@デッドライジング3】
デッドマスターに支給。鎌をベースに日本刀やガソリンタンク、死神のお面で強化を施した武器。
グリムリーパー(死神)の名の通り相手を派手に切り殺すことができ、また振り回すたびに周囲に炎をまき散らすドクロをばらまくという代物。