第7回「ダンゲロス・ロゴスのNPC その3」

ダンゲロス・ロゴスGKコラムへようこそ。
この記事は、GK一個人の視点で本キャンペーンに関するさまざまな情報を解説していくものである。
第6回となる今回は、ダンゲロス・ロゴスに登場する残りのNPCについて見ていこう。

※注意
このページは、キャンペーンに関する公式な文章ではない。
そのため、このページに記載された内容を基にルールを判断しないように。
また、wiki内の他のページと文体が異なるのは執筆者の趣味であり、それ以上の理由はない。

イムナ

イムナはダンゲロス・ロゴスの予告中に開催されていたSSキャンペーン、ダンゲロスSS1023Festivalに登場していたキャラクターだ。
過去のキャンペーンから登場している他のNPCと異なり、イムナは(その時点で)現在進行形のキャンペーンから参戦するやや特殊な立ち位置のキャラクターとなっている。

ダンゲロスSS1023Festivalからイムナを登場させた理由は、本キャンペーンを宣伝するためである。
過去のキャンペーンに投稿されたキャラクターを再活用しやすい世界設定から分かる通り、本キャンペーンはダンゲロスキャンペーンに参加した経験のあるプレイヤーをメインターゲットとしている。
そのため、開催中のキャンペーンと関連付けることで既存のプレイヤーが情報に接触する機会を増やそうと考えたのだ。

また、100%を超える発動率に意味を持たせるため、発動率を下げる効果を持つスキルを持つNPCを必要としていた点も選出理由の1つだ。
過ちを認識する能力を持つイムナは、その効果のイメージに合致していた。
実際の採用率は振るわなかったが、ラグナロック形式における効果のバリエーションを増やすという意味で重要な役割を果たしたと言えるだろう。

超凍結怪獣バルグオーン

イムナをNPCとして採用した時点で、残りのNPCは2024年開催のキャンペーンから選出するという方針が決まった。
そのため、再会をテーマとしたSSキャンペーン、ダンゲロス SSReunioNからもキャラクターを選ぶこととなった。

超凍結怪獣バルグオーンが選んだ理由は、イムナと同じくスキル面での必要性があったためである。
敵のスキルによる戦闘不能を無効にする《頑強》が有効に働く場面を増やすため、ヴェラ・J・デュプレに加えて即死スキルを持つNPCを必要としていた。
その点、全てを焼き尽くす『バルグオーン光線』は、問答無用で敵を戦闘不能に追い込むイメージにうってつけの能力と言えるだろう。

超凍結怪獣バルグオーンの色は灰だが、基本的にアタックを実行しないため、弱点を突くことはない。
しかし《猛攻》を持つ柘榴女の2色目が灰色であるため、NPC全体で色・弱点のバランスは取れている。

八丸 闇姫

八丸 闇姫は本戦キャンペーン、ダンゲロスみかんから参戦しているキャラクターだ。
本戦キャンペーンに反応は存在しないため、ステータスのみを基準に反応の高いNPCを作り出すことは難しい。
イメージに合わせる形ならキャラクター説明に素早さに関する記述が必要となるが、「空を飛ぶような高速移動を得意とし」と書かれている八丸 闇姫はぴったりのキャラクターだったと言えるだろう。

控えの敵にアタックするスキルは、ダンゲロスみかんにおける通常攻撃を2回実行する能力をほぼそのまま流用したものである。
ただし、リスキーなNPCにするつもりはなかったため、発動率を下げて永続戦線離脱という消費制約は外している。

紅炎峰 フレア

紅炎峰 フレアはホリラン形式のキャンペーン、DANGER×DANGERにGKがプレイヤーとして投稿したキャラクターである。
本キャンペーンの初期段階では、GKの過去キャラはNPCのリストの中にもっと多く存在していた。
紅炎峰 フレアはそれらの過去キャラの中で、生き残ったキャラクターと言えるだろう。

敵の防御20以上を発動条件とするスキルは、極振り以外のブロッカーをプレイヤーに想定させるためのものである。
防御は極振りしても攻撃20のアタックを止められないため、実は20にする価値が攻撃・反応に比べるとやや低い。
その点をNPCのデータという形で示唆したのが、このスキルの効果である。

一発 大逆転

一発 大逆転は本戦キャンペーン、ダンゲロス=肉弾カジノの転校生である。
死律楽園における転校生の立ち位置を示すために採用された。

一発 大逆転のスキルは、ダンゲロス=肉弾カジノにおける挙動をベースにしたものだ。
しかし、トップダウンでデザインしたために、効果の不安定さや処理の煩雑さを生み出してしまっている。
再度デザインし直すとすれば、発動判定のダイス目を参照するなど、よりシンプルな形を目指すことになるだろう。

「冥府の死闘は終わらない」

今回の記事でダンゲロス・ロゴスのGKコラムは最終回となる。
それではまた、ダンゲロス・ロゴス2(仮)でお会いしよう。
最終更新:2025年02月28日 22:24