ジークリンデ・フォン・ゴールデンバウム(宇宙暦620年前後? - 宇宙暦宇宙歴663年以前)は銀河帝国の皇后。原作登場人物である。女性。

略歴

 宇宙歴640年ダゴン星域会戦以前、第二〇代皇帝フリードリヒ三世の次子マクシミリアン=ヨーゼフに侍女として仕えていた。
 宇宙歴646年、主が第二三代マクシミリアン=ヨーゼフ二世として即位。この後皇后になったと思われる。即位当初の夫の治世は不安定であり、毒殺未遂事件により夫は半盲状態となった。このため、彼女は常に銃を携帯して夫を警護した。(四巻)
 三月維新で夫は政敵ヘルベルト大公を処刑し、帝国の支配を確立する。(117話)彼女は夫を献身的に補佐し、夫は帝国の中興の祖とされるほどの成果を上げる。(四巻)

 宇宙歴663年以前*1ルートヴィヒ皇太子とともにキング・マーキュリーにより暗殺される。(125話)聡明な名皇后であったが、悲劇の皇后でもあった。

 宇宙歴793年4月、ラインハルトの父セバスティアンが死亡したのがジークリンデ皇后恩師病院であった。(外伝五巻)

性格

 侍女時代に言い寄ってきた主の弟ヘルベルト大公に肘鉄を喰らわせたエピソードが残っている(外伝五巻)気丈な女性であったと思われる。
最終更新:2021年05月11日 23:01

*1 マクシミリアン=ヨーゼフ二世の治世は二〇年に及んだとされる(外伝五)が、宇宙歴664年にはコルネリアス一世がすでに即位している記述がある。(119話)