ルベルト・ガルボア(宇宙暦?年 - )は
自由惑星同盟の政治家。オリジナルキャラクターである。
略歴
宇宙歴794年年12月
第六次イゼルローン攻防戦敗北後の同盟で、独自の動きをみせる星系政府の一つ、
メルカルト星系政府の終身首相として登場した。同盟憲章に反する強権政策を推進する独裁者である。(29話)所属政党は不明。おそらく過去に何らかの政党に所属していたにしても、彼の行状からすれば間違いなく除名処分を受けていることが想像されるので、無所属か独自政党の党首であろう。自由惑星同盟の内部事情にかんがみて、メルカルト
星系ナショナリズムの煽動によって、権力を維持している可能性がある。
宇宙歴795年6月「シルバー・テレビジョン・サービス」のメルカルト支局に閉鎖命令を下し、
五大テレビネットワークをすべてメルカルトから追放した。この時点で
四大新聞は既に発禁済み。銀河帝国のような情報管制を敷こうとしている。(35話)
エリヤ・フィリップスが政治について
ヨブ・トリューニヒトと議論した際、悪い政治家の例として「
ビッグ・ファイブ」、極右政党「
統一正義党」の指導者
マルタン・ラロシュとともに、彼の脳裏に浮かんだ。トリューニヒトと同じようにパフォーマンスに巧みという評判である。(35話)
宇宙歴796年7月海賊討伐任務部隊
エル・ファシル方面軍の活動により、エル・ファシル海賊とメルカルト星系政府との繋がりに関する供述が得られた。(41話)海賊と星系政府との関係にこの人物が関わっている可能性が極めて高い。同年11月時点では鳴りを潜めている。同年7月から始まった対テロ作戦「
すべての暴力を根絶するための作戦」から生じた愛国主義の熱狂「
パトリオット・シンドローム」が猛威を振るった時期(50話)なので自重したのであろうか。
宇宙歴804年3月時点でも、同盟機構の有名無実化を図っている。(119話)
最終更新:2019年01月28日 22:25