星系ナショナリズムとはその提唱する星系の住人の権利擁護、星系共和国の自由惑星同盟脱退などを唱える思想である。星系民族主義とも言える。
概要
宇宙歴640年
ダゴン星域会戦以降、ゴールデンバウム朝銀河帝国という強大な外敵の出現に団結して対抗する必要が生じたため、自由惑星同盟に対する反発はいったん沈静に向かった。しかし、首星
ハイネセンを中心とする
同盟領中央宙域(メインランド)との経済格差に苦しむ辺境宙域の諸星系では、星系ナショナリズムを掲げる地域政党の台頭、分離主義テロリズムの激化といった現象が起きている。(54話)
特に
ラグナロック戦役後から顕在した銀河帝国の動乱によって、外敵の脅威は事実上消滅したとの認識が広まることにより、中央と辺境との対立はもはやだれの目にも明らかとなった。星系ナショナリズムの激化はもはや明らかである。
最終更新:2019年09月21日 08:18