セシル・ラヴァンディエ(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟軍の軍人。オリジナルキャラクターである。女性

略歴

 宇宙歴796年に海賊討伐を目的とするエル・ファシル統合任務部隊エル・ファシル方面軍が編成されると、その傘下の第八一一独立任務戦隊司令エリヤ・フィリップス代将の下に第三任務群司令として配属された。階級は大佐。。戦隊所属の司令の中で最も多くの勲章を持つ勇士であったが、無責任で自分の指揮下の部隊にすら他人事であった。このため、エリヤは彼女を解任し、アーロン・ビューフォート中佐を後任とした(39話)

 その後、ヤン・ウェンリー提督のもとで武勲を重ね、ヤン・ウェンリー一二星将の一人に数えられた。
 宇宙歴802年トリューニヒト政権の同盟軍再編後はイゼルローン総軍に所属し、第四艦隊司令官スカーレット・ジャスパー大将の下でD分艦隊司令官を務めている。エリヤ・フィリップスに反感を感じる人々は、彼女を解任したことをフィリップス無能説の根拠にあげている。(102話)また「秒速二光秒」の異名で知られている。(108話)同年10月から始まった第九次イゼルローン要塞攻防戦におけるオペレーション・モンブラン時にはカール・フォン・ゾンバルト宇宙軍中将の第四艦隊A分艦隊が突出した際に何を思ったか自分の分艦隊を突撃させ戦線のバランスを大きく崩した。(108話)その後もスタンドプレーに走り、まったく戦況には寄与しなかったものの(111話)、記録上は大いに奮戦したこととなった。同攻防戦の後、ハイネセン記念特別勲功大章を授与された。第四艦隊はいいところがなかったが、隊員が戦況そっちのけでスコアを稼ぎまくったおかげで、要塞艦隊に匹敵する戦果をあげたように見えたからである。(113話)
最終更新:2018年09月26日 16:07