アントン・フェルナーは(宇宙暦?年 - )は銀河帝国の軍人。原作
登場人物である。
略歴
1 前世
ブラウンシュヴァイク公爵から
ラインハルトの部下へと鞍替えし、軍務尚書
オーベルシュタイン元帥のもとで活躍した。ラインハルトの死後、上級大将に栄達し、地上軍査閲総監を務めた。復活した貴族制度に反発し、爵位を返上、憲法制定と議会制度導入を訴えた。(1話)帝国議会が設立されると、
臣民党の結成にかかわったものと思われる。
2 逆行後
宇宙歴795年9月ごろフェザーン系ガス会社の営業職「アントニオ・フェルナトーレ」の偽名を用いて
自由惑星同盟に潜入し、
ムシュフシュ星系にて動乱を煽動した激派将校グループ
嘆きの会の陰謀にかかわっていた。(37話)
宇宙歴796年7月には軍国主義者と組んで動乱を煽動した疑いで、ムシュフシュ星系など三つの星系政府から入国禁止処分を受けていた。リベラリストによって復興された
エル・ファシル星系では自由な出入国が認められており、
エリヤを嘆かせた。(43話)
同年8月
エル・ファシル七月危機に帝国情報機関の一員としてかかわっていたことが判明し、自由惑星同盟政府から全銀河指名手配された。この時点で階級は地上軍大佐。
シャンプール・ショックに関与した疑いもかけられていた。(45話)なお、指名手配された時点で素性は判明している。
宇宙歴797年までに帝国地上軍少将に昇進している。(52話)
宇宙歴803年10月、
ローエングラム大元帥のクーデター(
救国軍事会議のクーデター)後、救国軍事会議書記に任命される。また、宰相府官房長・大元帥府事務局長・最高司令官首席副官を兼ねており、地上軍大将に昇進している。(117話)
最終更新:2019年07月04日 20:29