ユースフ・トパロウル(宇宙暦610年頃 - 宇宙歴?年)は自由惑星同盟の軍人。原作登場人物である。男性。

略歴

 宇宙歴619年から宇宙歴639年までの嵐の時代における事実上の内戦の中で頭角を現す。
 宇宙歴640年までに宇宙軍中将に昇進する。同年のダゴン星域会戦で宇宙艦隊総参謀長を務め、司令長官リン・パオ宇宙軍中将と共に帝国軍を散々に打ち破った。
 その後、最終的に同盟総軍元帥まで昇進する。これは宇宙歴802年時点でリン・パオラザール・ロボスと彼の三人のみ。昇進後、一年程度で退役、教育・福祉関連の名誉職を務めた後、死亡。

性格

 「ぼやきのユースフ」と呼ばれる不平屋。実際は不平屋なんてモノではなく、気難しく神経質、低血圧ぎみの堅物で事あるごとに悪辣な毒舌を吐き続けていた。

能力

 緻密で論理的、「呼吸する戦術コンピューター」と評される優秀な戦術家。
「長期戦では同盟軍は物量に勝る帝国軍に勝てないため、短期決戦で敵戦力を殲滅するべきだ」という殲滅戦理論を提唱。以後、シドニー・シトレ元帥がスペース・レギュレーション戦略を提唱するまで同盟軍の基本戦略となる。(57話)

座乗艦

  • 同盟軍総旗艦「サンタイサベル」(中将:宇宙艦隊総参謀長として乗艦)
  ダゴン星域会戦
最終更新:2019年10月03日 15:29