グレアム・エバード・ノエルべーカー(宇宙暦765年 - )は自由惑星同盟の官僚。原作登場人物である。

1 外見

 天然パーマの茶髪と太い眉が特徴的

2 略歴

2-1 前世

 最高評議会書記局二等書記官。自由惑星同盟滅亡時、議場を見学しようとしたラインハルトに対し、その公式記録に、資格がないのに見学の申請すると記し、帝国軍から削除を求められても拒否する。獄中の人となるが、その行為に美を感じたラインハルトの命により釈放される。
 バーラト自治区成立後は首相官房副長官を務めた。(1話)

2-2 新版

 宇宙歴798年の「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」中、解放区民主化支援機構(LDSO)カルシュタット星系代表を務める。最高評議会書記局からLDSOに出向してきた。国立中央自治大卒のエリート官僚。学問的には極めて正しいが、帝国の現実には全く即していない政策を行った。(62話)
 宇宙歴799年の作戦末期、独断で親同盟派住民と元自治領民を脱出させたために解任された。ジョアン・レベロ政権下で最高評議会書記局に復職し、ホワン・ルイ書記の秘書官補を務めた。
 宇宙歴800年のトリューニヒト政権下では、書記局の抵抗勢力の一員となり、反改革政策に抵抗した。
 宇宙歴801年クーデターが起きた時は、ソーンダイク派の一員としてスタジアムに立てこもった。粛清人事で書記局から解雇される。
 宇宙歴802年にはイゼルローン要塞管理局政策企画部政策企画課の課長補佐を務めている。(104話)

3 性格

 弱きを助け強きをくじく性格。人間の理性、可能性を信じている。人間的にはかなり出来た人物であり、カルシュタットで対立したエリヤ・フィリップス提督に対しても気さくに笑いかけた。仕事さえ絡まなければ良い人。
最終更新:2018年05月04日 16:34