タリア・ハルエル(宇宙暦?年頃 - 宇宙歴799年)は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。

略歴

 宇宙歴798年からの「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦において、第一一艦隊D分艦隊を構成する三個機動部隊の一つ、第七〇機動部隊司令官として登場した。階級は宇宙軍准将。(56話)エリヤ・フィリップス准将率いるD分艦隊先鋒の第三六機動部隊に続いて、イゼルローン回廊に侵攻した。(57話)
 帝都オーディン陥落後、D分艦隊がホーランド機動集団に増強されると前方展開部隊司令官エリヤ・フィリップス少将とともにホーランド機動集団の実質的な副司令官を務めている。(67話)なお、この頃には少将に昇進している。(66話)
 宇宙歴799年の第二次ヴァルハラ会戦中にウォルフガング・ミッターマイヤー中将の猛攻を受け戦死。「東方の光」と呼ばれ、ウィレム・ホーランド中将配下の勇将として名高かった。(69話)
 おそらく「ホーランド二八将」の一人である。

能力

 前方展開部隊司令官エリヤ・フィリップス少将は自身を「統率力はハルエル少将に劣り」(66話)としている。ホーランド提督の部下のうちでもっとも統率力に秀でていた。また、「攻守にバランスのとれた」(69話)とあり、万能型の提督であったらしい。
最終更新:2019年02月13日 14:59