ホーランド二八将とは重篤な英雄症候群に陥っていた
ウィレム・ホーランドが集めた二八名の同僚、もしくは部下たちである。
概略
ホーランドは士官候補生時代に「英雄たるもの、名将を集めないといかん」と思いたち、同級生三人を「ホーランド三将」とした。(61話)当初はホーランド個人が勝手に称していただけのようであるが、彼が武勲を重ねていくごとに世間でも評判となっていったと思われる。
宇宙歴798年2月、帝国領侵攻作戦「
神々の黄昏(ラグナロック)」作戦のさなか、ホーランド少将が司令官を務める
第一一艦隊D分艦隊の先鋒を務める
第三六機動部隊司令官
エリヤ・フィリップス准将を加え、ホーランド二八将となった。
ホーランド少将の士官学校の同期である
イレーシュ・マーリア大佐によればフィリップス准将を含む九名は勝手に加えられた人物である。しかし、一九名からは承諾を得ており、
「六人は自分から入れて欲しいと言った奴だよ。『武勲から言えば自分が入るのは当然だ』ってねじ込んだ奴もいたね」(61話)
必ずしもホーランド少将の勝手な振舞いとは言えない。名誉に感じる者の方が多かった。
宇宙歴799年5月、
第二次ヴァルハラ会戦においてホーランド中将の指揮した
ホーランド支隊は
ローエングラム大元帥の猛反撃により壊滅的な被害を被り、主要な指揮官はホーランド、フィリップスを除いて戦死した。(70話)ここでフィリップス提督を除く全員が戦死したものと思われる。
構成員
エリヤ以外のホーランド二八将は明記されていない。しかし、ラグナロック戦役で活躍したホーランド提督の部下たちで構成されていると思われる。
最終更新:2019年05月06日 10:31