エマニュエル・ド=ヴィリエ(宇宙暦768年前後? - )は地球教の聖職者。原作登場人物である。

1 外見

 シャープな痩身に上等なスーツを隙無く着こなしており、本人が言うように聖職者らしく見えない。大手金融会社のエリート社員のようだ。

2 略歴

2-1 前世

 地球教の事実上の指導者としてヤン・ウェンリー暗殺事件など数々の陰謀に関与する。最後はユリアン・ミンツによって射殺される。

2-2 新版

 宇宙歴794年に地球教主教に就任。ルチオ・アルバネーゼの一派とオイゲン・フォン・カストロプ公爵の関係を同盟に伝えた。同盟軍に巣食う麻薬マフィアを一掃し、イゼルローンルートを潰すことができたのは、彼の尽力によるところが大きい。(88話)
 宇宙歴796年にはエリヤ・フィリップス宇宙軍准将の提督昇進パーティーに出席している。地球教主教であり、宗教法人地球教団総本部の財務担当書記を務めている。資産管理団体「信徒基金」の責任者でもある。(48話)
 宇宙歴801年、大手海賊組織「地球教宇宙教会」から総書記代理ド=ヴィリエ大主教とともに破門を宣告される。(114話)
 同年10月、一〇月クーデター民主主義再建会議のクーデター)の際、「資金管理団体「信徒基金」を使い、マネーロンダリングを行っている」という怪文書が飛び回った。この時点で地球教団にはド=ヴィリエ派と反ド=ヴィリエ派がいる。この時点でナンバーツー。(82話)
 宇宙歴804年10月、クーデター鎮圧記念式典に来賓として出席するため、第一辺境総軍旗艦「ゲティスバーグ」に総大主教シャルル二四世とともに乗艦する。(123話)

3 能力

 資金運用に天才的な手腕を持っており、莫大な運用利益をあげた功績を認められて、二〇代で執行部入りした。

4 性格

 油断ならない感じ。
最終更新:2019年07月10日 18:37