シュタインホフ(宇宙暦?年 - 宇宙歴802年)は銀河帝国の貴族軍人。原作登場人物である。

略歴

前世

 フリードリヒ四世治下、帝国軍三長官の一角である統帥本部総長を務めていた。階級は元帥。
 宇宙歴796年5月、イゼルローン要塞失陥に伴い、辞表を提出するが遺留される。
 宇宙歴797年、リップシュタット戦役勃発を控えて、ローエングラム元帥の命令によって拘束された。その後の処遇は不明。

新版

 宇宙歴797年銀河帝国がブラウンシュヴァイク派リッテンハイム派リヒテンラーデ派の三つに分かれた際には、ブラウンシュヴァイク派と協調する姿勢を見せ、同年2月4日リヒテンラーデ=リッテンハイム連合エルウィン=ヨーゼフ帝擁立に対する、討伐軍の兵站総監に任じられている。この時点で軍務尚書に就任している。なお、司令官はブラウンシュヴァイク公爵が任じられている。(51話)その後も銀河帝国継承戦争におけるブラウンシュヴァイク派の軍事戦略担当者として名が挙げられており、軍務尚書を務めている。(52話)

 自由惑星同盟による帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」ではブラウンシュヴァイク派の重鎮としてブラウンシュヴァイク軍全軍の采配を執っていた推測される。苦戦しながらもウランフ大将及びヤン・ウェンリー大将を撤退に追い込む。
 戦後は枢密院第一副議長に栄達している。(96話)

 宇宙暦802年2月、ローエングラム大元帥のクーデターにより門閥派が壊滅した際に、刑死。(96話)

能力

 同盟軍第三六機動部隊司令官エリヤ・フィリップス准将から「正統派の戦略家」との評価を受けている。(52話)

最終更新:2019年07月04日 22:54