枢密院 - エル・ファシルの逃亡者@ ウィキ

枢密院とは銀河帝国における諸機関の一つ。

概略

　枢密院とは皇帝の諮問機関である。議長、副議長、顧問官は爵位を持つ貴族から選ばれるが、定まった仕事を持っていないし、集まって会議を開くこともない。ただ、皇帝に直接意見を述べる資格だけを持つ。皇帝に近いほど権力に近くなる帝国において、枢密顧問官の発言力は大きい。要するに門閥貴族の発言権を制度的に保障する機関なのである。そのトップたる議長は帝国宰相に次ぐ宮中席次第二位である。（51話）

歴代議長一覧

氏名	派閥	任期（宇宙歴）
ブラウンシュヴァイク公爵オットー	ブラウンシュヴァイク派	宇宙歴794年以前 - 宇宙暦796年末	リッテンハイム=リヒテンラーデ連合成立により追い落とされる
リッテンハイム公爵ウィルヘルム	リッテンハイム派	宇宙歴796年末 - 宇宙暦799年5月
ヴァイセンブルク公爵カール	門閥派	宇宙歴799年5月 - 宇宙暦802年2月	ローエングラム大元帥のクーデターで刑死
ヘッセン公爵	リヒテンラーデ派？	宇宙歴802年2月 - 宇宙暦803年10月	ローエングラム大元帥のクーデターで失脚
ローエングラム公爵ラインハルト	ラインハルト派	宇宙歴803年10月 -