キルヒアイス派とは帝国軍副最高司令官ジークフリード・フォン・キルヒアイス元帥を中心とする帝国軍士官たちの派閥。

概略

 キルヒアイス提督との個人的な人間関係を基盤とする派閥である。従来、キルヒアイス提督は大元帥府三傑に数えられるラインハルト派ローエングラム派)のナンバーツーであった。
 宇宙歴801年、キルヒアイス提督が元帥府を開き、元帥府幹部の過半数を旧リヒテンラーデ派出身者が占めるようになったことラインハルト派から独立した派閥として成立したものと思われる。旧ブラウンシュヴァイク派や旧リッテンハイム派の生き残りも採用された。(107話)アイヘンドルフ大将らのようにラインハルト派出身の幹部も見受けられる。

 宇宙歴802年時点でラインハルト派(ローエングラム派)、メルカッツ派とともに帝国軍を三分している。

 宇宙歴803年10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)後、派閥領袖であるキルヒアイス提督は失脚したが、ラインハルト派から横滑りした旧キルヒアイス派の諸将は救国軍事会議の議員に名を連ねている。(117話)このため、派閥領袖であるキルヒアイス提督と保守派の諸将のみが没落し、旧ラインハルト派の諸将はラインハルト派へ復帰したものと思われる。

構成員

なお、階級は作中で最後に登場したときのもの。現在は昇進もしくは降格している可能性あり
  • 領袖

最終更新:2019年07月05日 10:42