ビョルクセン(宇宙暦?年頃 - )は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。

略歴

 宇宙歴796年のエル・ファシル七月危機で、司令官代行ヤン・ウェンリー宇宙軍准将の指揮下でジュナイナ防衛部隊を指揮した。*1階級は宇宙軍代将。(43話)
 混乱終結後、宇宙軍准将に昇進し、エル・ファシル・シックス・コモドール(エル・ファシルの六代将)の一人にに数えられる。エーベルト・クリスチアン地上軍中佐の公式な査問会でヤン・ウェンリー宇宙軍少将側の証人となり、ヤン少将を批判した。(47話)
 宇宙歴797年、ヤン・ウェンリー宇宙軍少将を指揮官とする非公式部隊「イゼルローン攻略部隊」で実戦指揮官の一人となる。(52話)
 宇宙歴798年の「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦への参加の有無は作中では明記されていない。戦後の階級が少将であったこともあり、参加しなかった可能性も高い。

 宇宙歴801年10月時点で、再編後の同盟軍で第六陸戦遠征軍司令官を務めている。なお階級は少将である。(78話)
 同年11月、一〇月クーデター民主政治再建会議のクーデター)発生後、クーデター側が復員支援軍司令官ヤン大将に対帝国関係を全面委任するのを見て、クーデター支持を表明(80話)ヤン提督がクーデターと対立するのを見て、辞職し自宅に引きこもる。(83話)
 クーデター鎮圧後、ヤン派幹部の中でただ一人、軍法会議にかけられ(91話)、「元少将」とあることから(94話)階級を剥奪されたものと考えられる。

能力

 調整型の人材。(43話)ヤン・ウェンリー一二星将に数えられておらず(108話)、ラグナロック戦役後は陸戦遠征軍司令官を務めている(78話)点からして、シェーンコップ提督と同様に陸戦隊指揮官としてヤン提督のもとで戦ってきたものと思われる。
最終更新:2019年09月05日 23:38

*1 原文ではビョルクマンとなっているが、誤字と判断した