査閲将校とは銀河帝国軍において皇帝直属の監察を任務とする将校である。
概要
査閲将校は銀河帝国皇帝の命を受けて軍隊を監視する将校で、師団級以上の全部隊に配置される。指揮権を持たないが、すべての命令に副署する権限を持ち、指揮官の命令を差し止めることができる。皇帝直属の監察官なので、元帥といえども制約を加えることは許されない。所属部隊が勝利すれば、「後顧の憂いをなからしめた功」により、勝利した指揮官と同等の評価を受ける。敗北した場合でも、部隊が政治的に動揺していない場合は、敗北責任がないとされる。
建国期には軍の反乱を防ぐためのストッパーとして機能したが、現在は宮廷貴族が箔をつけるためのポストと化していた。(113話)
宇宙歴802年2月までは軍務省査閲総局長が査閲将校の頂点となる地位であったが(97話)、宇宙歴803年8月には査閲総監が頂点となっている様子である。(116話)高級査閲職として軍事監察官があり、
フレーゲル男爵が就任していた職務である。(113話)
前世世界で
ラインハルト帝の配下には査閲将校出身者はいなかったので、戦記でもほとんど無視されている。(113話)
作中に登場した査閲将校たち
最終更新:2020年01月15日 21:29