カールスバート(宇宙暦?年 - 宇宙暦803年)は銀河帝国の貴族軍人。オリジナルキャラクターである。

略歴

前世

 ラインハルトによるリヒテンラーデ一族の族滅に巻き込まれ、処刑されたものと推測される。

新版

 銀河帝国貴族クラウス・フォン・リヒテンラーデ子爵*1の次男として生まれる、長兄は後にリヒテンラーデ公爵家の当主となるハインリヒ。(116話)オクセンハウゼン子爵に嫁いだ姉妹がいる。(97話)また、一族にテレーゼという少女がいる。(116話)
 カールスバート伯爵家に養子に出され、査閲将校として貴族軍人の道を歩んできたと思われる。また、リヒテンラーデ派に属しているものと推測される。

 自由惑星同盟による帝国領侵攻作戦「神々の黄昏(ラグナロック)」作戦における行動は不明であるが、リヒテンラーデ派として行動を共にしていたたものと推測される。

 宇宙歴802年2月、ローエングラム大元帥のクーデター後、帝国摂政に就任した父リヒテンラーデ公爵の人事介入により、軍務省査閲総局長に就任し、査閲将校の頂点に立った。なお、この時点でカールスバート伯爵家の当主になっている。(97話)
 同年4月の政変により、父摂政リヒテンラーデ公爵が首相ゲルラッハ伯爵とともに引退を表明。兄ハインリヒが家督を譲られ、リヒテンラーデ公爵となる。(98話)
 同年10月第九次イゼルローン要塞攻防戦キルヒアイス元帥率いるティアマト征討軍に征討軍査閲監として参加した。戦後、功績第二位と評価され、元帥に昇進し、鉱山を有する無人星系二つを加増された。(113話)
 宇宙暦803年8月、父先代リヒテンラーデ公爵が死去。この時点で帝国軍査閲総監を務めていた。軍務省第二次官シュトックハウゼン元帥、宇宙艦隊副司令長官グライフス元帥、統帥本部第二次長クラーゼン元帥、地上軍副司令官カーレフェルト元帥とともに軍官僚の頂点に立ち、保守化したキルヒアイス元帥を補佐した。(116話)
 同10月、ローエングラム大元帥のクーデター救国軍事会議のクーデター)後、詔勅を偽造した罪で公開処刑された。(117話)
最終更新:2020年01月15日 21:09

*1 フリードリヒ四世によって侯爵に抜擢される前と推測した。