悪魔合体をおこなったさい、造りだされる悪魔が本来は持っていないはずの魔法を所持していることがある。これは合体に用いた悪魔から魔法を引き継いだことを意味する。これを「魔法継承」と呼ぶ。
▲ゲーム中盤からはタル・カジャ使いがいるとザコ戦がすこぶる楽になる。魔法継承をうまく使おう。
魔法継承にはいくつかのルールがあるが、それほど難しいものではない。この魔法継承を理解し、巧く利用していくことで、基本データにはない独自の悪魔を造ることは、デビルサマナーの醍醐味のひとつと言えるだろう。
- 合体後の悪魔の所持魔法に空き(EXTRAを含み6個以下)があり、魔法継承が可能かどうかチェック。
- 合体に用いる悪魔と、合体後の悪魔の魔法継承タイプが同じかどうかをチェック。
- 魔法継承タイプが同じ場合
合体に用いた悪魔のうち、合体結果の悪魔と魔法継承タイプが同じ悪魔の所持魔法を、継承順位が高い魔法から継承していく。なお3身合体時、合体に用いた悪魔の魔法継承タイプがすべて同じである場合、種族順位の高い悪魔の魔法から優先して継承する。さらに種族が同じである場合は、ランクが高い悪魔の魔法を優先して継承する。
- 魔法継承タイプが異なる場合
合体に用いた悪魔の回復魔法と補助魔法に限り、悪魔種族順位の高い悪魔の継承順位の高い魔法から優先して継承していく。
簡単に言えば、魔法継承タイプが同じであればどんな魔法でも継承できるということ。言い方を変えると、攻撃魔法は継承タイプが同じでなければ継承させることができない。
また「タル・ンダ」などのンダ系の魔法は補助魔法に分類されてはいるが、継承分類としては攻撃魔法に属する…つまり、継承タイプが同じでなければ継承できないということを付け加えておく。なお合体事故が起こった場合も魔法継承は法則通り継承される。
また魔法継承を考えるさいには、悪魔種族順位も注意すべき項目だ。文章ではややこしい表現になっているので、実例で説明する。
- 女神アナト…継承タイプ:火炎、マハ・ラギオン、メ・ディアラハン、サマリカーム
- 天使ソロネ…継承タイプ:回復A、マハ・ラギオン、リカーム
- 女神アナト+天使ソロネ=大天使スラオシャ
この場合、大天使スラオシャの魔法枠は2個で、継承タイプは念動。したがって、女神アナトと天使ソロネの回復魔法を継承することになるが、魔法継承順位だけを考えれば、継承されるべき魔法はサマリカームとリカームということになる。しかし実際に継承されるのはサマリカームとメ・ディアラハンだ。これは女神アナトの方が悪魔種族順位が高いため、このような結果になる。こういった点に注意しつつ、魔法継承を計算してみてほしい。