ヴァーミリモン | 「おっしゃぁぁ、行くぜぇぇぇぇ!!」 |
ヴァーミリモン | 「どぅおりゃぁぁぁぁぁ!」 |
ヤンマモン | 「シャーーー!」 |
ヤンマモン | 「ブォーーーン!」 |
ティラノモン | 「おめえ何者だぁ?!ここをあらす奴ぁ ゆるさねぇぞ!」 |
主人公 | 「いや、俺達は島を救うために世界を めぐって…」 |
ティラノモン | 「そんなバカげたウソが通じるかよ! くらえぇぇ!」 |
主人公 | 「お、おいちょっと…」 |
ティラノモン | 「おまえもしかして本当に…?」 |
主人公 | 「だーから言っただろ!」 |
ティラノモン | 「やー、スマン。ここにはめったによそものは 来ねえからなぁ。久しぶりの仕事なんで うかれちまった。」 |
主人公 | 「仕事?」 |
ティラノモン | 「そう、俺はこの島の中でも特に秘境と 言われている、ここダイノ古代境を 守護しているのさ!」 |
主人公 | 「ふーん…じゃ、あんないしてくれよ。」 |
ティラノモン | 「ダイノ古代境は大きく2つに分かれている。 まず俺たち恐竜デジモンが住んでいるのが 『時静域(じせいいき)』。」 |
「時間の流れが普通よりゆっくりしている 特別な場所さ。」 | |
主人公 | 「時間の流れが…?不思議だな。」 |
ティラノモン | 「で、もう一つが『時急域(じきゅういき)』 時静域のさらに奥にある危険地帯だ。」 |
「なにが危険かって、時間の流れが急激に 早いんだ。おかげで土地がひどく荒れて、 骨や化石がゴロゴロしている。」 | |
主人公 | 「そうか、他の場所より時間がたってるから なあ。」 |
ティラノモン | 「そうだ。死にたくなければあまり 近よらないほうがいい。」 |
「…と言っても、この俺が道をふさいでいる から行かせはしないがね。」 | |
主人公 | 「おまえ負けたじゃん、さっき。」 |
ティラノモン | 「う…たまたまだ!普段はこうはいかん!」 |
主人公 | 「そうかなー?」 |
ティラノモン | 「ん…そ、そろそろ持ち場にもどらなくては! ま、他のことはそこら辺のデジモンに 聞いてくれ。じゃな!」 |
ヴァーミリモン | 「俺の後ろにたつなぁぁぁ!!」 |
ヤンマモン | 「ブーン、ブーン、ブーン!!」 |
ヴァーミリモン | 「こりゃぁ、かかって来ぉぉぉぉい!」 |
ヴァーミリモン | 「勝つ勝つ勝つ、オレは、勝ぁぁぁつっ!」 |
ヴァーミリモン | 「燃える!たぎってきたぜ!」 |
ヤンマモン | 「シュワワワワ〜〜〜ッ!」 |
ブラキモン | 「…すでに聞いたと思うが。」 |
「ここは時間の流れが遅い。外で1日たつ間 ここでは半日しかたっていない。」 | |
「まぁ、のんびりしたい者には良い所だ。」 | |
ブラキモン | 「…すでに聞いたと思うが。」 |
「この奥、時急域は時間の流れが早い。 外で1日たつ間に2日たってしまう。」 | |
「早く成長できる…と言えなくもないが… 骨になっては手おくれだからな。」 |
モノクロモン | 「なぜ、ここの時間の流れは外とちがう のか?」 |
「われわれが住みやすい場所で あることはまちがいのだが…」 | |
モノクロモン | 「私の一族に、商人をこころざした者が いたと思うんだが…。どこかで 店を開いているらしい。」 |
「私よりもその者を仲間にするほうが 役に立つだろう…」 |
セーバードラモン | 「オレは空から遠くのほうを見てきたが…」 |
「北のほうは永久氷雪地帯が広がってるぜ。 あんな寒いとこでくらしてるやつらはよ、 ホントどうかしてるぜぇ。」 | |
セーバードラモン | 「オレは空から遠くのほうを見てきたが…」 |
「西のほうにゃ、鉄でできた小さい町が あるぜ。でも出入り口が閉じたまんま なんだ。俺なら飛んで入るがね。ケケ。」 | |
セーバードラモン | 「オレは空から遠くのほうを見てきたが…」 |
「南西には頭にツノやらハサミやらを つけた妙なデジモンの集落があるな。 木をくりぬいて家にしてるらしいぜ。」 | |
セーバードラモン | 「オレは空から遠くのほうを見てきたが…」 |
「北西には霧でおおわれた森があったな。 森の中に建物もあったぜ。ま、 ここからすげえ離れてるけどな。」 | |
セーバードラモン | 「オレは空から遠くのほうを見てきたが…」 |
「東のグレートキャニオンには もう行ったか? あそこはマジでいりくんでるぞ。ケケ。」 | |
セーバードラモン | 「オレは空から遠くのほうを見てきたが…」 |
「この島のど真ん中にゃ、何があるかって? それが俺にもわかんねえんだ。 すげえ雲がかかってるからなぁ。」 |
ティラノモン | 「お、おまえらか。この先は時急域だぞ。 あまり近よるな。」 |
主人公 | 「前にも言ったけど…俺達の目的は2つ。 異変の原因を探ること。それとデジモンを 街へ集めること。」 |
ティラノモン | 「あー、そーだったな。で?」 |
選択肢 | ⇛「協力してくれないか?」 |
ティラノモン | 「俺はダメだぜ。この森の守護ってぇ 大事な役割があるからな。」 |
主人公 | 「じゃ島の異変について… 何か知ってることは無いか?」 |
ティラノモン | 「知らねえなあ……ん…?待てよ…」 |
「そういえば少し前に空からでけえ石が 落ちてきたことがあったな…。 あれは…」 | |
主人公 | 「えっ、どこに落ちた?!」 |
ティラノモン | 「……時急域。この向こうさ…」 |
主人公 | 「頼む、行かせてくれ!何か手がかりが あるかもしれないんだ!」 |
ティラノモン | 「…………………」 |
「はー…そんなに言うなら仕方ねえか…。 俺、おまえらに負けたしなー。 ま、せいぜい調べてきなよ。」 | |
ティラノモン | 「この奥は時間の早さが外の2倍だ。 食料はじゅうぶん持ってけよ。 寿命に気をつけるのは当然としてな。」 |
選択肢 | ⇛「いや…なんでも無い…」 |
ティラノモン | 「他をあたったほうがいいんじゃねえか。」 |
ティラノモン | 「おっ、何だよ…」 |
主人公 | 「いん石…カンケー無かったみたい。はぁ…」 |
ティラノモン | 「はーん。そうか。ま、残念だったな。 わりぃけど、俺はもう何も知らんよ。」 |
主人公 | 「……。それじゃな。」 |
ティラノ師匠 | 「くぉらぁーーーっ!!」 |
「だーーからおまえは! 半人前だというのだっ!」 | |
ティラノモン | 「し、し、師匠!?」 |
ティラノ師匠 | 「このボンクラが! まだこんな所におるとはあきれるわ!」 |
主人公 | 「(師匠だって?!何なんだ?!)」 |
ティラノモン | 「し、しかしダイノ古代境の守護が…」 |
ティラノ師匠 | 「バカもーん!今はこの島の一大事だという ときに!おまえは街に行って皆様の役に たたんか、たわけめ!」 |
ティラノモン | 「は…はい…」 |
主人公 | 「えっ、ホントか?!」 |
ティラノ師匠 | 「アナログの少年よ、まだこいつは未熟者 だが、街で働かしてやってくれんか。 ここの番はワシがやるから。」 |
ティラノモン | 「師匠…」 |
「(主人公)、そういうわけで俺、 街へ行っていいか?」 | |
主人公 | 「もちろん。ちゃんと働いてくれよ。」 |
ティラノモン | 「おう、任せな! 師匠、それでは行ってきます!」 |
ティラノ師匠 | 「(どこまでやってくれるか…フッ…。)」 |
ティラノモン | 「はっは!(主人公)、(パートナー)、 俺ぁ料理人になったんだぜ!」 |
「まさか俺の隠れた特技を生かせるたぁ 思わなかったぜ。俺の特別料理は他の やつとはひとあじ違うからよろしくな!」 |
ティラノ師匠 | 「フフ…ここの番をするのも何年ぶりか。 ああ、おぬしらはここを自由に行き来して かまわんよ。存分に活用するがいい。」 |
主人公 | 「うっわ、こりゃたしかに 時代がちがうって感じだ。」 |
「…と、いけね! ぼやぼやしてらんないんだ。 いん石、いん石っと。」 |
ゴツモン | 「死にに来はりましたん?」 |
ゴツモン | 「お命…もらいまっせ。」 |
セーバードラモン | 「ひょう、やってくれるぜ!」 |
ダークリザモン | 「オマエには消えてもらう…」 |
ダークリザモン | 「フッ、そんなに死にたいか?」 |
ゴツモン | 「ちょっと、そこどいておくんなはれ。」 |
セーバードラモン | 「おまえアレだろ…へっへへ…」 |
セーバードラモン | 「ふへへ…骨のトンネルのワキばらで… まがるんだ…」 |
セーバードラモン | 「オー・マイ・ガーッ!!」 |
セーバードラモン | 「ヘイ、ボーイ!楽しませてくれよ。」 |
ダークリザモン | 「さらばだ…」 |
ダークリザモン | 「みじかい命だったな。」 |
主人公 | 「これか…! 見るからにいん石だな。まずは…」 |
選択肢 | ⇛「さわって調べる!」 |
主人公 | 「うーん…」 |
「何か…思ったよりフツーの いん石みたいだな…」 | |
???モン | 「フツーで悪かったダスな…」 |
選択肢 | ⇛「たたき割ってしまえ!」 |
主人公 | 「見て調べてもどうせわかんないし。 割っちゃえー!」 |
???モン | 「何をするダスか!乱暴ダス!」 |
主人公 | 「!」 |
主人公 | 「デジモンだったのか!何者だ?」 |
???モン | 「…おらはインセキモンって言うダス。」 |
主人公 | 「何か異変について知らないか?」 |
インセキモン | 「…何も知らないダス!」 |
主人公 | 「何も知らないって…本当かよ… 何か隠してないか?」 |
インセキモン | 「む〜何て失礼なやつダス! わかったダス、おらと勝負するダス! どっちが正しいのか証明するダス!」 |
主人公 | 「お、おう!よーし…」 |
インセキモン | 「む〜参ったダス。強いダスな。」 |
主人公 | 「何でもいいから島の異変について 知らないか?頼む。」 |
インセキモン | 「知らないダス。だっておらは生まれて 間もないダスから。」 |
主人公 | 「何だって!?」 |
インセキモン | 「インセキモン族は空に生まれるとすぐ 地上へ落ちて、しばらくじっと眠るダス。 本当はもっとじっとしてるはずダスが…」 |
主人公 | 「そうか、ここは時間の流れが早いから。」 |
インセキモン | 「どうやらそういうわけダス。 じゃあ、おらは今から島を見て回るダス。 健闘をいのるダスよ。」 |
主人公 | 「……。はー。結局手がかりは無しか…。 さあ、急いでここを出よう。」 |