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眠れる森の美女の城
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概要
ディズニーランド
世界のディズニーパークで初めて作られた城である。
高さが77フィート(約23m)と以降に作られた他のパークの城と比べるとかなり小さい。これにはヨーロッパなどに古くから存在する高い城は平民を威嚇するためのものであり、ディズニーランドの城はゲストに親しみを持ってもらいたいというウォルト・ディズニーの考えからである(*1)。
よく見ると左上には塔と塔を繋ぐ廊下のようなものがあるが、正直人が入れるような大きさじゃない。
この構造は入り口から入ってきたゲストを城で惹きつけてパークの真ん中の広場まで移動させ、そこからパーク内にある各エリアに誘導するためのもので、眠れる森の美女の城はゲストを誘導するためのにんじんの役割を果たしているという(*2)。
この構造は後に作られた世界中のディズニーランドでも採用されている。
元々城の明確なテーマは決まっておらず、当初は「中世の城」「ファンタジーランドの城」と呼ばれていた。そこで当時制作中であった映画の眠れる森の美女の宣伝のために「眠れる森の美女の城」と名付けられた(*3)。
実は後に改装してさらに大きな城にする予定だったのだが、改装するタイミングが無かったのと眠れる森の美女の城がディズニーランドの象徴的なアイコンとなってしまったため没に。この案は後に香港ディズニーランドの眠れる森の美女の城の改装の際に採用された(*2)。
基本的に平面絵にキャラクターやシーンが描かれており、絵がある場所や特殊効果により世界観を表現している。
2001年10月7日(*4)に突如クローズしその後続報が無いまま数年が過ぎこのまま永久クローズかと思われたが2008年12月(*1)にリニューアルオープンした。
このバージョンでは1957年の平面的なデザインが復活し、当時の展示に新たな特殊効果を加えたものとなった。
ディズニーランド・パーク(パリ)
先述のディズニーランドにあるものとは名前が同じなだけの別物と言っていいほどで、約51mもある大きな城となっている。
中心右側に巨大な塔があり、その周りに様々な塔が立っているような特徴的な形をしている。
城の左側には四角く切られた木が生えている丘があり、映画における眠れる森の美女の城の丘が再現されている。
城の左側の丘の中はドラゴンの隠れ家である洞窟へ繋がっており、眠っているドラゴンが時折目を覚ましてゲストに吠えかかる。
実はこのドラゴンのデザインは東京ディズニーランドのシンデレラ城に過去に存在したアトラクションシンデレラ城ミステリーツアーに登場したドラゴンと同じもの。ただし動きは眠れる森の美女の城にいるものの方が良くなっている。
そのため眠れる森の美女の城の景色を邪魔するものがなく、正面から綺麗に城の写真を撮ることができる。流石は世界のディズニーパークの中でもかなり造形に力が入っているディズニーランド・パリといったところか。
香港ディズニーランド
オープン当初から世界最小のディズニーランドである香港ディズニーランドの城として、ディズニーランドと同じ約23mの眠れる森の美女の城が建てられた。
外観はディズニーランドにあるものとほとんど同じで、中のウォークスルーも存在しない。
2010年代から香港ディズニーランドも大規模な拡張が行われ、眠れる森の美女の城も2020年11月21日にキャッスル・オブ・マジカル・ドリームスへ改装された。詳しくは該当項目を参照。