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ビジョナリアム/タイムキーパー

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ビジョナリアム (The Visionarium)』はディズニーランド・パーク(パリ)東京ディズニーランドに過去に存在したアトラクションである。

本項ではマジック・キングダムに過去に存在した『タイムキーパー (The Timekeeper)』についても解説する

ストーリー

発明家ロボットである「タイムキーパー」の実験に参加したゲストは、9つのカメラを持ったロボット「ナインアイ」からの映像を通して擬似的にタイムトラベルを体験する。しかし途中トラブルにより著名な小説家である「ジュール・ヴェルヌ」がタイムトラベルに巻き込まれてしまう……

概要

カメラに映された映像を通して時間旅行を体験するアトラクション。
サークルビジョン360タイプのアトラクションで初めて明確なストーリーを描いたもので、スクリーンの映像と手前にいるキャラクターの行動が連動して話が進む。

元々ディズニーランド・パーク(パリ)に作られたレトロフューチャーがテーマの新たなエリア「ディスカバリーランド」のために作られたアトラクションということもあり、キャラクターやデザインにレトロフューチャーの要素が多く見られる。
またヨーロッパの著名な小説家である「ジュール・ヴェルヌ」や「H・G・ウェルズ」が登場したり、最後には未来のパリの街並みが登場したりと、ヨーロッパに関連する要素が多い。

アトラクション前のプレショーで流れる映像は各パークでそれぞれ異なるものが使われている。

登場人物

  • タイムキーパー
演:ロビン・ウィリアムズ
日本版CV:所ジョージ

自称天才ビジョナリーのロボット。
発明したタイムマシンで相棒のロボットであるナイン・アイを様々な時代へと送る。

ディズニーランドに過去に存在したイノベンションズにいたトゥモローランドの市長「トム・モロー」に外見がとても似ている。

  • ナインアイ
演:リー・パールマン
日本版CV:斉藤由貴

9つのカメラを持った飛行型ロボット。
「滝に落とされる」「宇宙に飛ばされる」といった過酷な耐久テストを悲鳴を上げながら耐えた優秀なロボットである。

  • ジュール・ヴェルヌ
演:ミシェル・ピコリ
日本版CV:岡田眞澄

19世紀を代表するフランスのSF小説家。
自身がSF小説を書いていながらもSFの世界の技術を有り得ないと言っていたが、ナインアイのタイムトラベルに巻き込まれて自身もタイムトラベルをすることになる。
「未来に不可能は無いんだ!」

ジュール・ヴェルヌの作品である「海底2万マイル」は数多くのパークでアトラクション化されており、「月世界旅行」はディズニーランド・パーク(パリ)アトラクションが、「地底旅行」は東京ディズニーシーアトラクションが存在する

余談だが日本語CVを務めた岡田眞澄氏はフランス生まれの方である。

  • H・G・ウェルズ
演:ジェレミー・アイアンズ
日本版CV:青野武

19世紀を代表するイギリスのSF小説家。
「タイム・マシン」「宇宙戦争」などの作品が有名。
ジュール・ヴェルヌとは異なりSFの可能性を信じているよう。

余談だが日本語CVを務めた青野武氏は東京ディズニーランドのアトラクションのウエスタンリバー鉄道のナレーションも務めている。

  • 航空誘導員
演:ジェラール・ドパルデュー
日本版CV:玄田哲章

滑走路にタイムスリップしてしまったジュール・ヴェルヌを連行しようとする。
「あんたがジュール・ヴェルヌならこっちはナポレオンだ!」

各パークの特徴

ディズニーランド・パーク(パリ)

1992年4月12日*1にディスカバリーランドのアトラクションとしてパークと同時オープン。

2002年まで自動車会社のルノーがスポンサーを務めており、ルノーがデザインした未来の自動車の模型が飾られていた。劇中でも未来のパリでジュール・ヴェルヌが乗っている車として登場している。

2004年9月5日*1にクローズ。
跡地にバズ・ライトイヤー・レーザーブラストがオープン。

東京ディズニーランド

1993年4月15日にトゥモローランドのアトラクションとしてオープン。
東京ディズニーランド10周年」イベントの一環としてオープンした。

シアターは前身のアメリカン・ジャーニー:サークルビジョン360からの流用であるが、Qラインは一新されキャラクターをモチーフにしたステンドグラスやレトロフューチャなプロップスが展示されるようになった。
プレショーで「美女を見るならビジョナリアム」という日本語オリジナルのギャグを盛り込んだ。

2002年9月2日にクローズ。
跡地にバズ・ライトイヤーのアストロブラスターがオープン。

マジック・キングダム

1994年11月21日*2トゥモローランドのアトラクションとしてパークと同時オープン。
アメリカン・ジャーニー:サークルビジョン360の跡地にオープンした。
名称は『タイムキーパー (The Timekeeper)』。

テーマソングが変更された他、新婚さんが乗っている気球のシーンが消去されて新たにニューヨークの夜景のシーンが追加された。

2001年4月29日に通常運転を終え、2006年2月26日までは期間限定の運営を続けていた*2。最終公演は2005年12月31日*2
跡地にはモンスターズ・インク・ラフフロアがオープンした。
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注釈

*1 Visionarium, Le - D23 (英語)、D23、2021年12月10日閲覧。

*2 Timekeeper, The - D23 (英語)、D23、2021年12月10日閲覧。