・何かを貸与する - 独自化道場：5ステップの打ち手@wiki | 独自化打ち手

■ なぜ「貸すこと」がリピートにつながるのか？

人は、借りているものがあると「返さなきゃいけない」と思います。
この「関係が続く理由」をつくるのがポイント。
つまり、接点を保ちつづける仕掛けになります。

■ 具体的な方法

・ 貸し出しアイテム
美容室が「ヘアケア用アイロン貸出」や整体院が「腰痛ベルト貸出」など

・ 限定ツールの貸与
コンサル業で「特製ノート」「実践シート」など実物を貸す

・ 実物付き会員制度
教室が「会員証＋教材ツール」を貸与し続ける

・ 貸出→来店で回収
「3週間で返却」→来店の理由づけになる

・ スターターキット形式
まず貸す → よければ購入・継続につながる

■ メリットとデメリット

メリット

• お客様との接点が生まれる（返却などで再来店）
• 「つながっている感覚」が続きやすい
• 商品やサービスを思い出してもらえる
• 「信用している」という印象で関係性UP

デメリット

• 紛失や破損リスクがある
• 管理コストや手間がかかる
• 相手にプレッシャーがかかる場合もある
• 高額な物の貸出には注意が必要

■ 成功させるために気をつけること

① 貸す目的を明確に
「〇〇に役立つから、使ってくださいね」と伝える

② 返却期限やルールを軽く設定
「1週間以内に持ってきてくれるとうれしいです！」などやわらかく

③ 壊れてもOKな範囲で考える
高価すぎるものは貸出に不向き

④ 返却＝接点再来を活用する
返却タイミングで「新商品のお知らせ」や「次の予約」など提案を

■ まとめ

本を借りたら、ちゃんと返さなきゃと思いますよね。
家電のレンタルサービスの期限が来たら、「返すついでにまた何か見てみようかな」となる。
講師が資料を貸してくれたら、
また会って資料についての話をしたくなる。授業の続きを受けたくなる。

「“貸す”ことでお客様との“つながり”を保つ」
貸与は「関係を続ける理由」を自然に作る方法です。

成功には管理の仕組みと信頼関係がカギ！
返却のタイミングを「再来・再購入のチャンス」に変えよう！