■ なぜ「積み立てる仕組み」がリピートにつながるの?
人は「続けたもの・貯めたもの・積み上げたもの」をムダにしたくない心理があります(これをサンクコスト効果といいます)。
だから「積み立て」をすると、自然とまた来たくなる・買いたくなるのです。
だから「積み立て」をすると、自然とまた来たくなる・買いたくなるのです。
■ 具体的な方法
① ポイントカード
10回買うと1回無料、など(美容室・カフェでよく見る)
10回買うと1回無料、など(美容室・カフェでよく見る)
② 前払いつみたて
月々1,000円ずつ払って、半年後に◯円分のサービスが受けられる
月々1,000円ずつ払って、半年後に◯円分のサービスが受けられる
③ 来店回数による特典
来るたびにスタンプを押して、●回で特典をプレゼント
来るたびにスタンプを押して、●回で特典をプレゼント
④ 学習の進捗記録
講座や塾で「到達レベル表」を見せて、次のステップを示す
講座や塾で「到達レベル表」を見せて、次のステップを示す
⑤ シリーズ購入特典
3回連続購入で特別アイテムプレゼント(例:化粧品セット)
3回連続購入で特別アイテムプレゼント(例:化粧品セット)
■ メリットとデメリット
メリット
- お客さんが「続けたくなる」しくみができる
- 次回の利用を考えるきっかけになる
- 「貯まったら嬉しい」があるため感情的なつながりが強くなる
デメリット
- 管理コスト(記録や特典の用意)が増える
- 積み立て途中でやめられるとガッカリ感が出ることも
- ごまかし感のある特典だと逆効果になる
■ 成功させるために気をつけること
① 続けやすさ
難しくなく、誰でも簡単にできる積み立てが理想(例:1回来店=1ポイント)
難しくなく、誰でも簡単にできる積み立てが理想(例:1回来店=1ポイント)
② ゴールが明確
「10回で1回無料」「5回来たら○○をプレゼント」など、わかりやすく
「10回で1回無料」「5回来たら○○をプレゼント」など、わかりやすく
③ 忘れさせない仕組み
LINEで残数を知らせる、カードを渡す、アプリ連携するなど
LINEで残数を知らせる、カードを渡す、アプリ連携するなど
④ ワクワク感を作る
ゴールに“想定外の特典”があると感動されやすい(例:手書きのメッセージ)
ゴールに“想定外の特典”があると感動されやすい(例:手書きのメッセージ)
⑤ 記録はちゃんと管理
ミスや漏れがあると信頼を失うので、手間はかかっても丁寧に扱うこと
ミスや漏れがあると信頼を失うので、手間はかかっても丁寧に扱うこと
■ まとめ
「スタンプ5個で1杯無料」のカフェ、あと1回のためにわざわざ行ったことはありませんか?
「あとちょっとで貯まるから、また行こう」→ これが“積み立て効果”です。
「あとちょっとで貯まるから、また行こう」→ これが“積み立て効果”です。
人は積み重ねたものを回収したくなるもの。
購入や来店のたびに「一歩ずつゴールに近づく体験」を作る、
長期的な関係を自然に築けるしくみ、
お得さ+感情+継続性 をミックスさせるのがコツ!
長期的な関係を自然に築けるしくみ、
お得さ+感情+継続性 をミックスさせるのがコツ!